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映画『レジスタンスなう』制作協力感謝試写会(9/22@京都市)での川口真由美さんの歌声を聴いて元気を貰う

 今晩(2016年9月24日)配信した「メルマガ金原No.2579」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
映画『レジスタンスなう』制作協力感謝試写会(9/22@京都市)での川口真由美さんの歌声を聴いて元気を貰う

 ドキュメンタリー映画『レジスタンスなう!』といっても、観た人はほとんどいないはずです。一昨日(9月22日)、京都市の「ひと・まち交流館京都」2F大会議室で「制作協力感謝試写会」が開かれたばかりですし、ネット検索しても、映画製作委員会の公式サイトも、映画自体の予告編も見当たりませんから。
 実は、上記「制作協力感謝試写会」における監督の原田圭輔氏による挨拶や、この映画の中心を担って出演している(と推測される)シンガーソングライターの川口真由美さんによる挨拶と演奏が、IWJ京都によって中継され、その動画アーカイブが視聴できることに気がつき、私も初めてこのような映画が作られたことを知ったのです。
 何しろ、予告編すら観ていないのですから、映画の評価を云々することは全く不可能ですが、私としては、こういう映画が作られたということ自体、心にとどめるべきという直感が働き、今日のメルマガ(ブログ)に取り上げることにしたものです。
 
 まず、一昨日の「『レジスタンスなう』制作協力感謝試写会」のFacebookイベントページから、この映画の成り立ちや概要を説明した部分を引用してみます。

(引用開始)
レジスタンスなう】
「この歌は届きますか?」
 2014年夏、沖縄・辺野古を訪ねたシンガーソングライター川口真由美は、その美しい自然、基地建設反対を貫き座り込む人々の深い心に出会い感動。以来、ほぼ毎月辺野古を訪ね、人々を歌で励まし「絆」を深めてきた。―
 その中で、辺野古の基地建設反対運動のリーダー・山城博治さんとの出会いは彼女にとっての大きな転機だった。
 2014年12月、京都府経ヶ岬(きょうがみさき)で地元住民の反対を押し切り新たな米軍のXバンドレーダー基地が建設された。防衛相は安心安全を謳うが、住民たちは十分な説明もないままに標的にされるかもしれない恐怖や見えない電磁波の影響などに怯えながら暮らしている。抗いながら立ち向かう人々がいる。
 この映画は川口真由美と彼女を取り巻く彼ら彼女らの平和への想い、叫び、歌声に焦点をあて「レジスタンスなう!」とまさに今権力に立ち向かっている人々の姿を映し出す事で、沖縄辺野古基地問題、また、世間にあまり知られていない京丹後Xバンドレーダー基地問題を浮き彫りにする。
 さらに、彼女達の等身大の日常を生き生きと描くことで、平和への運動が特別な事ではなく、この国に住むすべての人々に平等に与えられた権利であり、自分たちの生活に密接する大きな問題であることを視聴者に問う。この映画の製作・上映運動が、全国の平和を求めて闘う人々の連帯の輪を広め、強くすることを願って―
長編ドキュメンタリー映画(70分)
原田圭輔初監督作品
レジスタンスなう』(『炎の歌姫』改題)
(引用終わり)
 
 そういえば、IWJは、【京丹後「Xバンドレーダー」配備問題】について、継続して追跡取材を積み重ねていましたからね。今回の「『レジスタンスなう』制作協力感謝試写会」中継も、その流れの一環なのかもしれません。
 以下に、IWJの中継動画アーカイブをご紹介します。
 
「レジスタンスなう!」制作協力感謝試写会における原田圭輔監督挨拶、川口真由美氏(シンガソングライター)挨拶・演奏 2016.9.22
2分~ 「レジスタンスなう!」映画製作実行委員会代表挨拶 大湾宗則氏
7分~ 監督挨拶 原田圭輔氏
(試写会/これは中継されません、もちろん)
14分~49分 挨拶・演奏 川口真由美氏(シンガソングライター)
 18分~『美しき五月のパリ』
 23分~『悲しみから生まれた平和への道』(オリジナル)
 28分~『ケサラ』
 33分~『安里屋ユンタ
 39分~『戦争は絶対にしない』(?オリジナル)
 45分~『翼をください
 
 5曲目の曲名は正直「聞き取れた」という自信がありません。ちなみに、2曲目については、YouTubeに『悲しみから生まれた平和の道』と表記された録画がアップされたりしていますが、どう考えても『平和への道』の方が適切だろうと思います(私は作者ではありませんが)。
 YouTubeには、川口真由美さんの様々な演奏がアップされていますが、ここでは2つだけご紹介します。
 1つは、2014年8月22日の夜、キャンプ・シュワブゲート前での「ナイトライブ」です。
 
キャンプ・シュワブゲート前ナイトライブ(一部手話あり) (2014年8月22日 沖縄県名護市辺野古)(12分47秒)

 
冒頭~ 翼をください
 3分57秒~ ケサラ
 7分30秒~ 故郷
 9分34秒~ 美童しまうた
 
 最後にもう1曲。フランスの抵抗歌として名高い『オラシャヤーン』の日本語版(というのがあったんだ!)を川口真由美さんが歌っています。これはいいですね。
 
オラシャヤーン! 日本語歌詞 On lache rien, version japonaise/ 歌:川口真由美
 

 第1部が映画『レジスタンスなう』上映、第2部が川口真由美さんコンサートという企画、どこか考えてみませんか?
 

(付録)
『HK & Les Saltimbanks "On lâche rien" (Japanese subtitles) あきらめないぞ』