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11/3開催予告「第9回 憲法フェスタ(守ろう9条 紀の川 市民の会)」

 10月17日に配信した「メルマガ金原No. 1140」を転載します。

 

11/3開催予告「第9回 憲法フェスタ(守ろう9条 紀の川 市民の会)」
 
 「憲法9条の危機」が顕在化してきた2004年6月10日、9人の著名な識者(井上ひさし、梅原猛大江健三郎、奥平康弘、小田実加藤周一澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子各氏)が、「日本国憲法は、いま、大きな試練にさらされています」という言葉で始まる「九条の会」アピールを発表しました。
 その後、このアピールに応えて全国各地の地域、職域等で様々な「9条の会」が結成されていきました。
 私自身の大ざっぱな記憶では、2005年から2006年にかけて、急速に多くの会が立ち上げられたように思います。
 私の地元、和歌山市北部(紀の川北岸)の市民によって結成された「守ろう9条 紀の川 市民の会」は、2005年1月24日に設立総会を開いていますので、和歌山県の「9条の会」の中では、比較的早い時期に活動をスタートした団体であったといます。
 もう何年も更新されていない同会ホームページによると、私は設立当初から運営委員に名前を連ねていたようですが、最初のうちはそのような自覚もなく、ただ名前だけの役員であったものの、その後、心を入れ替えて(?)、他の「9条の会」役員を降りた今でも、この会の運営委員は続けています。
 「守ろう9条 紀の川 市民の会」では、毎年、おおむね春に総会(と記念講演)、秋に「憲法フェスタ」を開催してきました。そして、今年も「憲法フェスタ」の季節が近づいてきました。
 回を重ねて9回目となる今年(11月3日)のメイン企画は、関西大学法学部教授(憲法担当)で、「九条の会・おおさか」の事務局長でもある吉田栄司先生による演「改憲派は憲法を変えて日本をどんな国にしようとしているのか」を予定しています。
 フェスタ実行委員会で企画を考えた何ヶ月か前にも、憲法をめぐる情勢は相当にしいもので、そのような状況を踏まえて決定した企画でしたが、このメルマガでも折触れてお伝えしてきたように、準備を進めている間にも状況はいよいよ悪化の一途たどっており、「九条の会」アピール以後、最大の危機を迎えていると言っても過言ではないと思います。
 会員でなくてもどなたでもご参加いただけます。 
 是非、一人でも多くの方においでいただき、「改憲勢力」に対抗する戦線の再構築を目
指したいと思います。
 
 以下、「九条の会・わかやま」HPに掲載されているチラシをご紹介します。
 
(引用開始)
第9回憲法フェスタ
――9条をまんなかに えがこう平和への道――
開催日:2012年11月3日(土・祝)
会  場:河北コミュニティセンター
       (和歌山市市小路192-3)
入場無料、予約不要
会員でなくてもどなたでもご参加いただけます!

メイン会場(2F多目的ホール)
開始:午後1時30分(4時頃終了予定)
第1部 こどもたちの歌
     紀の川スナメリ合唱団
第2部 講演 「改憲派は憲法を変えて日本をどんな国にしようとしているのか」
     講師  吉田栄司さん
           関西大学法学部教授・憲法担当
           「九条の会・おおさか」事務局長
 憲法審査会では現行憲法の章毎の審査が行われています。特に、憲法審査会が
始動して以降、改憲各派から堰を切ったように、改憲案が発表・提出され、明文改憲・解釈改憲の動きが慌しくなっています。自民党の「憲法改正草案」は、前文を全面的に改悪し、国防軍の創設など9条の全面的改悪、緊急事態条項の創設、立憲主義の否定など、極めて問題の多い改憲案です。また、東日本大震災や北東アジアの軍事的緊張(北朝鮮や中国との)が改憲の口実に利用されています。改憲派は日本をどのような国にしようとしているのか、それは、私たちが求める平和な国家像と
どんなに違うのか、そのような国になってしまったら私たちの生命や暮らしはどのようになってしまうのか。今、憲法をめぐる動きを明らかにし、私たちの課題を話していただきます。

映像の部屋(2F活動室小)
上映スケジュール:10:00~11:30
辺野古不合意~名護の14年とその未来へ~」(DVD)を上映。
 普天間基地辺野古移設に反対する名護市民・沖縄県民の14年間の闘いを
描くドキュメンタリー。

展示の部屋(2F活動室大1)
10:00~13:00、15:30~16:30
 地域のみなさんの文化作品、絵・書・写真・絵手紙・リフォーム・手芸・陶芸などの
展示と、交流・おしゃべりの場です。

リサイクルひろば・キッズの部屋(1F和室)
10:15~12:00
 今年も「リサイクルひろば」やります。着なくなった服や雑貨などを、袋持参でもらい
にきてください。 (申し込み不要) 譲ってくださる方も募集しています。お子さん連れも大歓迎!

主催:守ろう9条 紀の川 市民の会   お問合せ先:073-455-6144 萩田

出演者紹介
☆楠見子連れ9条の会を中心とするみなさん(紀の川スナメリ合唱団)
 昨年の「第8回憲法フェスタ」にも出演。「楠見子連れ9条の会」のお母さんと子ど
もたちが登場します。みんなでいっしょに歌いましょう。

☆講師:吉田栄司(よしだ・えいじ)さん
 1979年      京都大学法学部 卒業
 1984年      京都大学大学院 博士課程 法学研究科 修了
 1996年 4月1日 関西大学法学部 法学政治学科教授
 2005年 4月   「九条の会・おおさか」事務局長
 2008年10月1日 関西大学法学部長、関西大学法学研究科長(2012年9月まで)

<河北コミュニティセンターへのアクセス>
所在:和歌山市市小路192-3 TEL:073-480-3610 (駐車場あり)
南海本線 紀ノ川駅下車徒歩5分(改札を出て左折し50m、左折し踏切を越え
100m、右側) ●和歌山バス 六十谷線(川永団地⇔南海和歌山市駅)梶取東バス停下車すぐ

「第9回憲法フェスタ」参加のお願い
守ろう9条 紀の川 市民の会 代表 原通範
 私たちの憲法フェスタも、回を重ねて9回目を迎えることとなりました。『9条をまんな
かに~えがこう平和への道~』を合言葉に、広く平和の問題を考えるとともに、みんなで交流と親睦を深める恒例の行事として定着してきました。
 今年のメイン会場での企画は、関西大学法学部長・吉田栄司さんをお迎えし、「改
憲派は憲法を変えて日本をどんな国にしようとしているのか」と題して講演していただきます。
 東日本大震災の後、それを口実にして、改憲各派から改憲案が発表されるなど、改
憲の動きがあわただしくなっています。改憲派の狙いは何なのか、それを許したら日本はどのような国になるのか、それをくい止めるために私たちは何をしなければならないのか。最近の憲法をめぐる動きを明らかにし、私たちの課題を話していただきます。
 「戦争をしない国・日本」を守るために、1人でも多くの皆様にご参加いただき、ともに
この問題を考える機会としていただければ幸いです。
(引用終わり)