wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

宇都宮健児さんの意見と人柄を知ってください

 今晩(11月17日)配信した「メルマガ金原No.1171」を転載します。
 
宇都宮健児さんの意見と人柄を知ってください
 
 11月29日に告示、12月16日に衆議院総選挙との同日投票となる東都知事選挙ですが、この選挙を機に、閉塞感しか感じられない日本の政治状況に、一点突破の風穴を開けられるかもしれないという光明が、ようやく差し込もうとしています。
 
 前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏が、去る11月9日に正式に都知への立候補を表明しました。私が弁護士だから言うのではありませんが、現時点における都知事候補者として、宇都宮さんほどの適任者はいないと確信します。
 
 宇都宮さんは、平成22年度・23年度の2年間、日弁連の会長を務め、さらに24年度・25年度の会長選挙にも再出馬したものの、3回にわたる投票の末、現会長の山岸憲司氏に惜敗したのですが、思えば、突然の都知事選挙に宇都宮さんが出馬できるようにとの天の配剤であったのかもしれません。
 
 総選挙との同日投票となったことは、投票率のアップは期待できるものの、都知選挙自体への関心が相対的に低下することは避けがたい(マスメディアへの露出頻度も当然低下)と言われています。
 
 自民、公明、みんな、太陽などが現副知事を推薦する方向と伝えられており、に社民、共産の推薦があったとしても、政党基礎票や組織票勝負になっては、都宮さんに到底勝ち目はないでしょう。
 
 頼みとするところは、自覚した1人、1人の市民の情報発信と情熱です。
 
 「選挙で何が変わるのか?」という疑問は、2009年・政権交代選挙がもたらしたも苦い教訓ですが、だからといって「何もしない」という選択肢は、「悪政に荷担する」という意思表明と同義なのですから、これもあり得ないことです。
 
 私が、ブログのサブタイトルに掲げ続けているとおり、「憲法を大事にし」原発を無くしたいと願う」人々が、これまでにも増して賢明な行動をしなければならない時が近づいています。
 
 ここで、立候補表明以来、「宇都宮けんじ」(選挙用に書きにくい「健児」はひらがな表記になったようです)さんの発言をフォローし続けているブログ「みんな楽しくHappy♡がいい♪」を導きとして(文字書き出しは同ブログをお読みください)、宇都宮さんの意見・人柄をじっくりと視聴され、その上で共感していただくことができれば、その輪をどんどんと広げていっていただきたいと思います。
 
2012年11月9日
「人にやさしい東京をつくる会」(宇都宮けんじ氏都知事選立候補)記者会見
映像 http://www.ustream.tv/channel/kaiken-1109 (79分42秒)
 
2012年11月11日
原発1000000人大占拠・国会正門前での宇都宮けんじ氏スピーチ
(3分17秒)
 
2012年11月14日
「東京を変える キックオフ集会 宇都宮けんじさんとともに」
前半・映像 http://www.ustream.tv/recorded/26988828 (73分04秒)
 ※中山武敏氏、松元ヒロ氏、雨宮処凛氏、宇都宮けんじ氏
 ※鎌田慧氏、落合恵子氏、佐高信氏、海渡雄一氏、山本太郎氏、宇都宮けんじ氏
後半・映像 http://www.ustream.tv/recorded/26990973 (61分31秒) 
 
(おまけ1)
2006年2月7日 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」
「弁護士宇都宮健児の仕事」
(41分12秒)
 
(おまけ2)
2012年11月15日
IWJ・岩上安身氏による宇都宮健児氏インタビュー
映像 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/40377 (134分04秒) 
 
(おまけ3)
2012年11月16日
あおぞら放送「経産省前テントひろばから~」第10回
※59分30秒から歌が一曲。これに続き、1時間2分20秒から宇都宮けんじさんのインタビューです。ちなみに、宇都宮さんの知名度不足をカバーようとしたした冒頭の曲のリフレインをみんなで広めましょう。
♪東京なのに宇都宮!
♪弁護士なのに「けんじ」!
 

(付録)
『豊かな恵みの使い道』 中川五郎
 作詞作曲:サイ・カーン(Si Kahn) 日本語詞:中川五郎
(参考)
原曲“What You Do with What You've Got”
 Eddi Reader &Thomas Doiby
※ この曲についての中川五郎さん自身による文章も是非お読みください。
(抜粋引用開始)
この曲のタイトル「What You Do with What You've Got」を直訳すれば、「自分がっているもので何をするのか」となる。そしてこの曲は、立派なからだや賢い頭、地位や名誉や財産を持っていても、持っているだけではまっ­たく意味がなく、それをどう使うのか、どう役立てるのかが大切だと訴えている。(略)ぼくがこの曲を日本語にして歌いたいと思ったきっかけは、山口県上関町田ノ浦に原発を作ろうとしている中国電力が、それに反対する人たちを工事を妨害していると損害賠償の­訴訟を起こしり、山口地裁が工事を妨害する住民に対して一日500万円を支払うべしという判決を下したことを知ったからだ。電力会社のトップの人間にしても、裁判官にし­ても、子どもの頃から頭がいいと褒めそやされ、神童と呼ばれ、エリート・コースを突き進んだ人が多いはずだ。そんな豊かな恵みを授かった「立派」な人たちが、ひとたび出世­し、金や権力を手に入れると、何が何でも自分たちに反対する弱い者、小さな者を、徹底的に痛めつけようとしている。そしてその時に実戦部隊として駆り出されるのは、やはり­子どもの頃から、腕力がある、逞しいと持ち上げられていた「立派」な人たちだ。これはもちろん上関に限ったことではない。日本のいたるところで同じことが起こっているし、­とりわけ沖縄では顕著なことだと言える。トップに昇りつめた者や、そのもとで動く者など、いくら豊かな恵みを授かっていても、その使い道を誤り、虐げられた人たち、差別さ­れる人たちの痛みや苦しみをまったくわかろうとしない「cripple」な心の持ち主が、どうすれば目を覚ましてくれるのか、そんなことを考えながら、ぼくはこの歌「豊か­な恵みの使い道」を歌い続けている。
(引用終わり)
 
(追記)
 このブログをアップした直後、勝手に宇都宮さんとセットで曲を紹介した中川五郎さんのFacebookに、お詫びと事後承認をお願いするメッセージを書き込んだところ、翌日、中川さんから以下のような嬉しいコメントをいただきましたのでご紹介します。
 
「ぼくは宇都宮けんじさんにぜひ東京都知事になってほしいと強く願っています。宇都宮さんの歌を作ろうと思っています。早くしなければ!!」