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緊急要請「大阪試験焼却前後の土壌を測定しませんか?」

 今晩(11月26日)配信したばかりの「メルマガ金原No.1180」を転載します。

緊急要請「大阪試験焼却前後の土壌を測定しませんか?」
 
 大阪市は、本日(11月26日)、岩手県から搬入した災害廃棄物(がれき)の試験焼却を、来る11月29日(木)・30日(金)に実施すると発表しました。
(引用開始)
東日本大震災により生じた廃棄物の試験焼却を11月29・30日に行います
 大阪市は、東日本大震災により生じた廃棄物の試験焼却を平成24年11月29日
(木)、30日(金)の2日間(予定)で行います。
1 試験焼却日程
  平成24年11月29日(木)から30日(金)
2 場所
  大阪市環境局舞洲工場 大阪市此花区北港白津1‐2‐48
3 内容
  東日本大震災により生じた廃棄物の試験焼却を行い、試験焼却時の放射性質濃度や空間線量率を測定し、測定結果を速やかに環境局のホームページに掲載します。
東日本大震災により生じた廃棄物の広域処理に係る大阪市の状況
 東日本大震災の被災地の早期復興を支援するため、被災地で処理しきれない
棄物の受入れを6月20日の戦略会議において決定し、6月26日の府市統合本部会議においても、被災地の廃棄物を受入れることについて確認されました。
 岩手県内の木くず等の廃棄物(放射能濃度が不検出または微量)を、高度な排
ス処理施設を有する舞洲工場で焼却し、焼却灰は最も安全性の高いゼオライトを使用する工法で北港処分地に埋め立てます。
 受入予定量及び受入工場については、平成24年度受入予定量を、試験焼却
100トン分を含む、約6,100トン、平成25年度は約30,000トンを受け入れる予定です。
スケジュール(予定)
 平成24年
  11月29日・30日 試験処理
 平成25年
  1月頃 試験処理結果公表、本格受入れ説明会
  2月頃 本格受入れ
試験処理で受け入れる廃棄物の放射性セシウム濃度などの測定結果について
 試験処理で受け入れる廃棄物の放射性セシウム濃度などの測定結果につい
てはこちらをご覧ください。(大阪府のホームページ)
(引用終わり)
 
 災害廃棄物(がれき)の広域処理については、必要性、妥当性、合理性が、そして何よりも正当性が当初から強く疑われており、関西で唯一受け入れを表明していた大阪市におけるがれき焼却を阻止しようと、様々な団体や個人が献身的な活動をされてきました。
 また、11月7日には、「汚染がれき受け入れNO!近隣7府県一斉アクション」が大阪市に対する要請書を提出するという動きもありました。
 参加報告(放射能から命を守りたい集いin和歌山)
 しかし、大阪市はあらゆる抗議や警告を無視し、上記のとおり、29日・30日の試却に踏み切ろうとしています。
 
 この事態をうけて、「放射能から命を守りたい集いin和歌山」の湯浅友美さんから、以下の呼びかけをメルマガ読者にも広く知らせて欲しいという緊急要請がありました。
 「放射能から命を守りたい集いin和歌山」ブログからの呼びかけを引用します。
(引用開始)
大阪試験焼却前後の土壌を測定しませんか? 2012.11.23 *Fri
 大阪市試験焼却前の土壌を測定、比較しませんか?
 橋下大阪市長は大阪市で放射能に汚染された瓦礫を焼却しようとしています。
ーーーーー
 がれきを積んだ貨物船が22日朝、同市此花区の埋め立て地・夢洲(ゆめしま)
の岸壁に到着した。月内に試験焼却して放射線量を測定し、安全性が確認されれば来年2月にも本格受け入れを始める。
 木くずなど約100トンをコンテナ10基に密封し、岩手県宮古市から5日かけて運搬。放射線量を計測した後、クレーンで次々に船から下ろされた。
 24日以降に市舞洲(まいしま)工場で焼却し、放射性セシウムなどの濃度を測定する。来年度までに約3万6000トンを処理し、夢洲地区内に埋め立てる予定。
ーーーーー
 焼却は24日以降とされています。
 此花区の焼却場から和歌山までは最短直線距離40km足らずです。
 どれだけの影響があるかは分かりませんが、半径200km以内は警戒が必要とも言われています。

 すぐに測定に出せなくても構いません。
 とにかく、焼却前の時点での土を採っておきませんか?2000mlあれば測定できる
ようです。

 焼却前後の数値をまとめて公表したいと考えております。

 測定にかかる費用などは各自でご負担頂きますようお願いいたします。

 ご協力頂ける方、採取場所、測定結果などトップ画面右側のメールフォーム、もしくは savealivingthing@gmail.com までお知らせ下さい。

● 検査機関は 理研分析センターで統一したいと思います。

  ゲルマニウム半導体γ線スペクトロメトリーによる
  ヨウ素-131、セシウム-134及びセシウム-137などの低濃度放射能分析

  試料体積:2000ml(比重1前後)の場合
    1.0 Bq/kg 以下         15,000円

 尚、検査についての問い合わせ等は各自にてお願い致します。

理研分析センター

★ 和歌山以外の府県の御協力もぜひよろしくお願い致します。
(引用終わり)
 
 最後に、今晩、湯浅友美さんから私宛に届いたメールの一部をご紹介します。
 ご協力いただける方は、至急、上記メールアドレス宛にご連絡をお願いします。
 
(引用開始)
 大阪の試験焼却の日程が発表されてしまいましたね…
 悔しさと不安でいっぱいですが、本焼却は絶対に止めなければと周りとも色
々話
し合っているところです。
 試験焼却を控えて、焼却前の土壌の採取、測定、そして焼却後に再度土壌測
定をし、比較したものをまとめて公表しようと思っています。
 今のところ和歌山市、海南市の何箇所かと此花の焼却場付近、京都の土壌は
協力頂いているのですが、出来るだけ多くのデータが欲しいと思っています。
 できれば特に加太方面の土壌を。
 もちろん加太にこだわらずに広く御協力頂きたいですが。
(引用終わり)