今晩(2013年1月21日)配信した「メルマガ金原No.1240」を転載します。
1/19「放射線から命を守る医師の話を聞く集い」(in大阪市)
2013年1月19日(土)、大阪市中央区のドーンセンターで、「避難者と未来をつくる会」主催による「第2回未来を作るフォーラム 放射線から命を守る医師の話を聞く集い」が開かれました。
自らも避難者である兼高武仁医師と原発労働者の診療に携わってきた阪南中央病院副院長の村田三郎医師による講演が行われました。
集いの内容は以下のとおりです。
1 兼高武仁氏(医師)講演
「我が子を守れるのはあなただけ~あなたの子供が被曝するとき~放射能てんでんこ」
2 アピールタイム
3 村田三郎氏(阪南中央病院副院長 医師)講演
2 アピールタイム
3 村田三郎氏(阪南中央病院副院長 医師)講演
「低線量被曝・内部被曝の危険性と健康影響」
4 質疑応答
4 質疑応答
チラシはこちらです。
IWJによってUSTRAEM中継が行われました。
(IWJ会員登録→ http://iwj.co.jp/join/ )
チラシに記載された呼びかけ文を引用します。
(引用開始)
東日本は非常に広い範囲が放射能汚染されてしまいました。年に1mSv以上の被曝をする場所からは、即時の避難と移住の権利が必要です。そして、奇跡的に汚染を免れた関西は、避難者を受け入れるセーフティゾーンとして機能すべきです。
そのために私たち避難者と未来をつくる会は、大飯原発はただちに停止させ、かつ全住民にヨウ素剤の配備をすることを、2012年8月に大阪府に申し入れました。また、8月31日には米国・ドイツから科学者と医師を招いて「未来をつくるフォーラム」を開催しました。
3.11から2年を間近にした1月19日、被曝から命を守る医師の話を聞く集いを開催します。
原発労働者の被曝治療に携わってこられた村田三郎先生(阪南中央病院)。みずから避難者でありヨウ素剤配備の必要性を説く兼高武仁先生。お二人の経験を、私たちの未来に活かすために、多くの方のご参加を呼びかけます。
そのために私たち避難者と未来をつくる会は、大飯原発はただちに停止させ、かつ全住民にヨウ素剤の配備をすることを、2012年8月に大阪府に申し入れました。また、8月31日には米国・ドイツから科学者と医師を招いて「未来をつくるフォーラム」を開催しました。
3.11から2年を間近にした1月19日、被曝から命を守る医師の話を聞く集いを開催します。
原発労働者の被曝治療に携わってこられた村田三郎先生(阪南中央病院)。みずから避難者でありヨウ素剤配備の必要性を説く兼高武仁先生。お二人の経験を、私たちの未来に活かすために、多くの方のご参加を呼びかけます。
(引用終わり)
これまでも本メルマガにおいて、内部被曝、低線量被曝に関する医師の講演をご紹介したことはありましたが、自ら家族とともに避難された医師のお話を伺ったのは初めてです。
兼高武仁さんは、神戸市出身。灘高校から東大医学部に進み、3.11当時は埼玉県で妻子(子どもは3人の小学生と1歳児)と暮らしながら東京で外科医をされていたとのことです。
その兼高さんが語られた自らの経験に基づくお話は非常に示唆に富み、肯けることが多いと思いました。
ところで、兼高さんが冒頭で話された以下の話題(マクラ?)には笑ってしまいました。