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OurPlanet-TVで始まった「ふくしまの声」(第1回は「渡利の子どもたちは今」)

 今晩(2013年2月9日)配信した「メルマガ金原No.1259」を転載します。
 
OurPlanet-TVで始まった「ふくしまの声」(第1回は「渡利の子どもたちは今」)
 
 OurPlanet-TVといえば、優れた番組をインターネットで提供し続けてくれている、私たちにとってかけがえのないメディアの一つですが、そのOurPlanet-TVが、定期的に福島から生中継で配信する「ふくしまの声」が始まりました。
 第1回は、2013年2月8日(金)午後8時から配信された「渡利の子どもたちは今」した。
 番組案内を引用します。
(引用開始)
配信時間:2月8日(金)夜8時~9時(オンデマンド配信もあります)
第1回 渡利の子どもたちは今
ゲスト:菅野吉弘さん(セーブ渡利キッズ)
聞き手:白石草(OurPlanetTV)

 東京電力福島第一原発事故から間もなく2年。地震や津波、そして原発事故のニ
ュースは次第に減り、人々の記憶からも徐々に薄れつつある。徐々に震災の風化が進む中、今、原発被災地域で何が起きているのかー、また、被災者は何を考えているのかー。OurPlanetTVでは、2月より、福島駅前にあるNGO恊働スペースをスタジオに、定期的に「ふくしまの声」を伝えるライブ番組をスタートする。
 第1回目は、「渡利の子どもたちは今」 福島市内でも比較的、放射線量が高く、特定避難勧奨地点の検討も行われた渡
利地区。ここで、一昨年2011年の5月から、子どもたちを守る活動に取り組んでいる、セーブ渡利キッズの菅野吉弘さんにお話を伺う。
※この番組は、様々な方からのご質問やご意見をお待ちしています。また出演者の自
薦、他薦も受け付けています。次回の放送は3月1日(金)夜8時から。福島駅前にあるNGO恊働スペースからお送りします。
(引用終わり)
 
 菅野さんのお話の中で、2人のお子さん(中1の娘さんと小4の息子さん)が、普段は全く普通の生活をしているのだけれど、やはり「放射能に対するトラウマはあるのかな」と感じたとして紹介された2つのエピソードには胸が詰まりました(33分以降)。
 2ヵ月ほど前に娘さんから「私は福島県外には行かないから安心してね」と言われたそうですが、その理由というのが、「県外の人にはお嫁さんにもらってもらえないから」ということだったそうです。
 また、いつもは部屋の真ん中で寝ている息子さんが、事情があって窓際で寝ようとして、「パパ、ここ放射線、大丈夫?」と訊いてきたということでした。