動画「Mothers of Fukushima（福島のお母さんたち）」をご紹介します
今晩（2013年4月18日）配信した「メルマガ金原No.1329」を転載します。
動画「Mothers of Fukushima（福島のお母さんたち）」をご紹介します
「レイバーネット日本」サイトで紹介されていた動画「Mothers of Fukushima（福島のお母さんたち）」をご紹介します。
同サイトによれば、「サンフランシスコを拠点にメディア活動をつづける『レイバービデオプロジェクト』（スティーブゼルツアーさん・鳥居和美さん）」が、「2012年11月に来日し、官邸前や福島現地取材したもので、甲状腺に嚢胞をもつ母親の怒りの声などを収録していて、観る人の胸を打つ。政府・マスコミが隠し続けている被ばくの深刻な状況を、あぶりだした貴重な作品。『多くの人に観てほしい』と制作した鳥居和美さんは呼びかけている。（レイバーネット編集部）」というものです。
時間も17分余りと手頃であり、「悩む母親」「闘う母親」に十全な共感をもって制作された映像作品だと思います。
視聴をお薦めします。
動画「Mothers of Fukushima」（17分29秒）
（制作者・鳥居和美さんからのメッセージ・引用開始）
今回の"Mothers of Fukushima" は去年の１１月頃、日本へ行きました時、お母さん達にインタビューをしたものをまとめました。これは、秋田で半日、福島で１日、女川で１日、仙台で１日、そして東京の官邸前でのデモに金曜日の夜、参加したときの映像です。
日本へ行く前から、子供達への甲状腺への影響が大変深刻になっている状況を聞き、是非、お母さん達の心配とそれに対して何とかしようと思われている話を聞きたいと思っていました。
サンフランシスコでは毎月、１１日に日本領事館の前でデモをし、領事に出て来ていただいて、嘆願書や声明文を直接、皆の前で読み上げ、手渡し、確実に日本政府に送っていただくように約束させています。
どんなに小さくてもいいですから、皆さんの怒りの声を続けて発していただきたいと思います。他にもまだ入れたい映像が有りますがそれは後ほど、時間が有る時作り直そうと思っています。（サンフランシスコ・鳥居和美）
（引用終わり）
（英文の動画紹介・引用開始）
Mothers of Fukushima is the first part of a documentary on the mothers in Fukushima and refugees who have left Fukushima to protect their children and families. They are being told by TEPCO and the Japanese government with the support of the US government and the International Atomic Energy
Agency IAEA that they can overcome radiation and that Fukushima can be "decontaminated". They are fighting to save their children and their families. For further video go to "Fukushima, Never Again"
Production Of Labor Video Project
（引用終わり）
なお、福島をはじめとする日本の実情を伝える映像に英語字幕をつけて動画サイトにアップされているものはたくさんありますが、2011年9月19日、東京・明治公園で開催された「さようなら原発5万人集会」における武藤類子さんの感動的なスピーチ映像の英語字幕版をご紹介しておきます（他のヴァージョンもあるかもしれませんが）。
上記スピーチの文字起こしをご紹介した私のブログもよければ読んでください。
