今晩(2013年6月24日)配信した「メルマガ金原No.1397」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
予告6/29「なぜ今、憲法を変えなくちゃならないの?」(in和歌山県田辺市龍神村)
今年の2月以降、龍神で9箇所目となりますが、いずれの会場においても、これまでにない熱気を感じるのは、皆さん「本当に憲法が危ない」という危機感を共有されているからだろうと思います。
7月の参議院選挙で全てが決まる訳では決してありませんが、とはいえ、今後の憲法「改正」問題の帰趨に重大な影響を与える分岐点になることは間違いありません。
昨日の東京都議会議員選挙の
自民党、公明党 全員当選
民主党、維新の会 惨敗
共産党、みんなの等 躍進
投票率 10ポイント超減少
のうちのどれに着目するかですが、私はやはり「投票率」ですね。
参議院選挙でも、この「投票率」の如何が結果をかなり左右しそうな予感がしています。
ということで、以前書いた記事「今さらながらですが『選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由』(駒崎弘樹氏)をご紹介します」を想起し、何とか少しでも投票率アップに努めたいものです。
なぜ今、憲法を変えなくちゃならないの?
日時 2013年6月29日(土)午後2時~
場所 龍神市民センター
講師 金原徹雄氏
主催 輝け9条龍神の会
(講師プロフィール)
1954年 和歌山市出身
大阪市立大学法学部卒業
1989年 和歌山弁護士会入会
2006年~2011年 「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」事務局長
現在「守ろう9条 紀の川 市民の会」運営委員
「子どもたちの未来と被ばくを考える会」世話人など
「3.11」をきっかけに「メルマガ金原」を配信開始
「弁護士・金原徹雄のブログ」他でも情報発信中
(講師からのメッセージ)
私たちが空気のように「あるのが当たり前」だと思っていたものが、知らないうちになくなってしまいかねない状況になっています。それは、「平和」だったり「表現の自由」だったり、「幸福追求権」だったり、「国民主権」だったりします。しかし、それらの「憲法的価値」は、憲法が改悪されてしまう前に、既に危機に瀕しています。集団的自衛権行使容認、消費税増税、生活保護基準切下、TPP参加、反動的教育行政などの「反国民的」政策が次々と強行されようとしており、その総仕上げが「改憲」です。
私たちは危機の本質を見極めるとともに、次の世代のために全力をつくす責任があります。そのためにも学習は欠かせません。1人でも多くの方とともに憲法をめぐる状況について学びたいと念願しています。
私たちは危機の本質を見極めるとともに、次の世代のために全力をつくす責任があります。そのためにも学習は欠かせません。1人でも多くの方とともに憲法をめぐる状況について学びたいと念願しています。