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ヘイトスピーチを考えるためのいくつかの視点(ビデオニュース・ドットコム)

 今晩(2013年7月15日)配信した「メルマガ金原No.1419」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
ヘイトスピーチを考えるためのいくつかの視点(ビデオニュース・ドットコム)
 
 去る7月9日(火)、東京の外国特派員協会において、鈴木邦男氏(「一水会最高顧問)と有田芳生(ありたよしふ)氏(参議院議員)による講演が行われました。
 司会は、神保哲生さん(ビデオニュース・ドットコム)が務めておられましたので、企の段階から神保さんが関わっておられるのかなと思います。
 
日本人もヘイトスピーチと向き合うべき(1時間37分55秒)
 
 中継映像の説明文を引用します。
 
(引用開始)
 一水会最高顧の鈴木邦男氏と参議院議員の有田芳生氏が7月9日、外国特員協会で講演­し、東京の新大久保や大阪の鶴橋界隈で行われている「ヘイトスピーチ(憎悪表現)」デ­モの背景などについて語った。
 国会でヘイトスピーチ問題を取り上げてきた有田氏は、今年2月に大阪の鶴橋
で14歳の­女子中学生が在日韓国・朝鮮人に向けて「鶴橋大虐殺をしますよ」を語ったスピーチの映­像がインターネットを通じて世界中に広がり、「日本は一体どうなっているんだ」という­声が高まっていることと指摘した。
 これに対して鈴木氏も、「日本では、ネットでこの映像を探して見るくらい熱心な
人は少­ないと思うが、それが世界中で再生されている。我々が気づかないうちに日本のイメージ­を変えているものはいっぱいあるということを教えられた」と語り、マスメディアを含め­日本人がより真摯にヘイトスピーチ問題と向き合う必要あるとの考えを示した。
(引用終わり)
 
 「今年2月に大阪の鶴橋で14歳の­女子中学生が在日韓国・朝鮮人に向けて「鶴橋大虐殺をしますよ」を語ったスピーチ」というのは、以下の映像の22分50秒~です。ある程度、心の準備をしてから視聴されますように。
 
 ところで、ビデオニュース・ドットコムのニュースコメンタリー(無料放送/7月11日収録)において、神保哲生さんと宮台真司さん(社会学者・首都大学東京教授)とが、このヘイトスピーチ問題について語り合っておられます。
 話題は、積極的是正措置と特権、「新住民」問題から真性「右翼」の源流、さらに南洲翁(西郷隆盛)と天皇まで、まことに幅広く展開しますが、非常に刺激的であり、自ら考えるためのヒントが豊富にちりばめられています。是非、視聴されることをお勧めします。
 
3・11後の世界の共感を台無しにした日本のヘイトスピーチ(44分38秒)
 

(付録)
『世界』 ヒポポ・フォークゲリラ 作詞作曲:ヒポポ田