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予告9/8「第2回和歌山県『9条の会』交流集会」が開催されます

 今晩(2013年8月27日)配信した「メルマガ金原No.1464」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
予告9/8「第2回和歌山県『9条の会』交流集会」が開催されます
 
 来る2013年9月8日(日)午後1時半より、和歌山市のプラザホープ4階ホールを会場として、「第2回和歌山県『9条の会』交流集会」が開催されます。
 「第2回」という以上、当然「第1回」の交流集会があった訳で、5年前の2008年7月5日(土)に、同じくプラザホープで開催されています。
 「九条の会・わかやま」ホームページに、(第1回)「和歌山県『9条の会』交流集会」の特集コーナーが設けられています。
 その中に、当日の写真とともに、今回と同様に運営委員会の事務局を担ってくださった「九条の会・わかやま」の柏原卓さんが書かれたレポートが掲載されたページがありますので、記憶を蘇らせるために引用したいと思います。
 
(引用開始)
 2008年7月5日午後1時半から5時まで、和歌山市プラザホープ4階ホールで、和歌山県「9条の会」交流集会が開かれました。
 県内各地で、平和を願い憲法9条を守る活動をしている団体の代表や関連団
体など、56団体(「9条の会」52団体)の218名が参加。21団体が経験発表を行い、時には笑いも交えて熱心に静かに聞き入っていました。
 経験交流に先立つ開会挨拶で金原徹雄弁護士が「排除の論理をとらず、息長く交流しつつ、運動を進める」必要を訴えました。
 次いでスピーチ1人目の藤藪庸一牧師は「若い者の意見」として「日本が軍備を
すてるという犠牲を払って、世界の平和のためになろうとしているところに憲法9条崇高さがある」と説きました。
 2人目の月山桂弁護士は「改憲反対の世論が6割を超えたからと言って改憲が
遠のいたわけではない。地球温暖化が問題化している今こそ、軍事費減らして環境守れという方向で軍備放棄を進めるチャンス」と提起しました。
 開会挨拶とスピーチは感銘を与えるとともに、開会挨拶の「排除の論理をとらない」の趣旨は各会の発言にも現れました。
 「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」の山﨑和友氏が、「どこともくっつき結び
つける接着剤を目指している」として「9条ネットわかやま」結成や「県民署名」「講師派遣」「紀州踊り・9条連」などの活動を紹介し、「9条ネットわかやま」も多彩な活動を紹介、各地の「9条の会」の発言でも「排除の論理」に言及していました。
 また、「九条の会」アピールをうけて結成された団体以外にも、しにせの「第9条の
会わかやま」や「平和と憲法を守りたい市民の声」など幅広い参加と発言がありました。
 子どもから高齢者まで多くの人に届く運動、会組織などの実状やヒントを学びあい、同じ志で活動する人々が会場いっぱいに集まったことに元気づけられた、楽しい集会でした。
 終了後、司会者に「勉強になったよ。ありがとう。」と言って帰る参加者もありました。〔文・写真:柏原卓〕
(引用終わり)
 
 以上のレポートにあるように、実行委員会のお手伝いなど何もしていなかった私が、なぜか開催挨拶に立ち、しかも、場合によっては「上から目線」と受け取られても仕方のない発言をしていたことを思い出しました(それなりの問題意識をもってえて発言したのですが)。
 集会の中身の方は、オープニングの「和歌山うたごえ九条の会」の合唱以外は、ひたすら各地の「9条の会」からの報告が続き、中には歌や読み聞かせをとりまぜてくれたところもあったものの、やや単調と感じた人が多かったかもしれません(私は退屈しませんでしたが)。
 しかしその分、「交流集会」としての実は上がったのではないかと思います。
 
 そして、「第2回」です。
 なぜ、今年(2013年)、「第2回」の「交流集会」を企画することになったのかについては、運営委員会事務局長の柏原卓さん(九条の会・わかやま)から県下各地の「9条の会」に送られた参加招請書の一部をご紹介することで代えたいと思います。
 
(抜粋引用開始)
 憲法9条を守るための日頃のご奮闘ご苦労様です。
 さて、先般の参院選では改憲勢力が3分の2の議席には達しなかったとはい
え、自民党の「大勝」によって、憲法の危機は一層進んでおり、県下の「9条の会」は急いで活動を強化する必要があります。講演を聴いて情勢と私たちの課題を明らかにし、お互いの経験に学びあい、励ましあって、「9条の会」の輪をもっともっと大きくし、ゆるぎない改憲反対の多数派を形成するために、標記の交流集会を下記の通り開催いたします。
 日数の余裕がないご案内で申し訳ありませんが、ご検討の上、是非ふるって
数のご参加をいただきますよう、ご案内申しあげます。
(引用終わり)
 
 開催概要は以下のとおりです。

日   時:2013年9月8日(日) 午後1時開場 1時半開会 4時半閉

会   場:和歌山県勤労福祉会館プラザホープ 4Fホール
        和歌山市北出島1丁目5-47
集会名称:第2回和歌山県「9条の会」交流集会
主   催:和歌山県「9条の会」交流集会運営委員会
集会目的:憲法9条を守るという一点で一致して活動する県下の「9条の会」
が集まり、現在の憲法情勢と課題を明らかにし、お互いに活動を交流し、学びあい、励ましあってさらに発展を期する場を提供する。
プログラム:
第一部 講演 小沢隆一氏(東京慈恵会医科大学教授・憲法学)
        演題 「参院選後の憲法-情勢と私たちの課題-」
第二部 各「9条の会」からの発言・交流
ロビー展示・掲示(各会のニュースの掲示、制作物の展示、活動を紹介する
示など)もあります
参加協力費:500円/人
 
 いわゆる「9条の会」で活動している方でなくても、どなたでもご参加いただけす。小沢隆一氏の講演も是非お聴きいただきたいと思いますので、是非ふるってご参加ください(「参考映像」でご紹介している講演を少しお聴きになれば分かると思いますが、小沢教授のお話は非常に明快で分かりやすいと思いますよ)。
 ちなみに、私は「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」を代表して参加することになっています(第二部で発言するかどうかは未定)。もっとも、「守ろう9条 紀の川 市民の会」、「九条の会・きし」という私が役員をしている2つの会も参加するらしいので、「どの会から参加する」ということに、あまり意味はありません。
 
 本気で「日本国憲法体制」を突き崩そうとかかっている安倍クーデター政権どう闘うのかという緊急の課題を突きつけられている今、お互いの経験を知ることによって、今後の自らの活動の糧とする必要性が今ほど高まっている時はありません。
 9月8日は是非プラザホープに結集しましょう。
 
(参考映像)
2013年2月19日 北海道憲法改悪反対共同センター主催
「憲法が生きる社会へ」 小沢隆東京慈恵会医科大学教授講演会