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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

大阪弁護士会「シンポジウム 集団的自衛権について考える」11/16)を視聴する

憲法 政治
 今晩(2013年11月17日)配信した「メルマガ金原No.1546」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
大阪弁護士会「シンポジウム 集団的自衛権について考える」11/16)を視聴する
 
 昨日(2013年11月16日)、大阪弁護士会館で行われた「シンポジウム 集団的自衛権について考える」(主催:大阪弁護士会、共催:日本弁護士連合会)は、是非参加したい企画であったのですが、和歌山での所用が重なり、残念ながら参加できせんでしたが、せめて1人でも多くの方にご参加いただきたいと思い、メルマガ(ブログ)に告知記事を書きました。
 
予告11/16「シンポジウム 集団的自衛権について考える(大阪弁護士会)」開催~阪田雅裕氏・半田滋氏ら登壇予定~
 
 そして、期待通り、IWJ大阪チャンネル2がユーストリーム中継を行い、期間限定で無料視聴できます。
 
 映像は、シンポジウムの構成通り、2本に別れています。
 
映像その1(シンポジウム第1部・講演)
3分~ 開会
4分~ 開会挨拶 針原祥次大阪弁護士会副会長
8分~ 問題提起 次郎大阪弁護士会憲法問題特別委員会委員
28分~1時間17分 講演 阪田雅裕氏(弁護士、元内閣法制局長官)
 
映像その2(シンポジウム第2部・パネルディスカッション)
冒頭~ パネルディスカッション
パネリスト(50音順)
◆山内敏弘氏(一橋大学名誉教授・憲法学者
◆阪田雅裕氏(弁護士、元内閣法制局長官)
◆半田滋氏(東京新聞編集委員)
◆西岡芳樹(日本弁護士連合会憲法委員会副委員長)
コーディネーター
◆笠松健一(大阪弁護士会憲法問題特別委員会副委員長)
 
 第1部では、阪田雅裕さんによる約50分の講演を是非聴いてください。
 お話の構成は以下のとおりでした。
 
内閣法制局はどんな仕事をしているのか
 内閣提出法令の立法(法令)審査を行う(全体の約3/4)
 法令に関わる意見を述べる(1/4)
なぜ内閣の憲法解釈が重要なのか
 国会との関係(重要法令の大半が内閣提出法案)
 裁判所との関係
  裁判所は
   事後救済機関
   抽象的違憲審査権なし
   政治的問題に謙抑的(統治行為論
  いったん法令が施行されてしまえば事実が積み重ねられていくことになる
「9条」をめぐる政府解釈の要点(つきつめれば次の2つ)
 自衛隊は合憲である
 自衛隊は海外で武力行使できない 
 
 非常に分かりやすく、「従来の政府解釈」の法的根拠を説明しておられます。
 阪田さんの主張の眼目は、自衛隊創設(1954年)以来、60年にわたって政府がとってきた憲法解釈が何故間違っているのか、解釈変更ができるという「法的説明」が全くされていない(政策論しか言っていない)ことが何よりも問題であって、絶対に容認できないということであり、「9条」を改憲すべきか否かということとは別の次元の問題(阪田さんとして触れる気はないようです)ということでしょう。
 阪田さんを講師に招きたいという「9条の会」も多いと思いますが、阪田さんのそういう基本的立場をよくのみ込んだ上で交渉すべきでしょうね。
 
 第2部のパネルディスカッションでは、やはり東京新聞の半田滋さんの発言・報告に注目しました。
 特に、1時間06分~1時間21分の約15分間、自衛隊の海外での活動の実態を写真付きで半田さんが解説された箇所は是非視聴されることをお勧めします。
 2時間06分から、パネラーが「最後の一言」を述べるのですが、2時間10分~14分の半田さんの発言の最後の部分はこのようでした。
 
「現場を見ようともしない、隊員の声も聞こうとしない人たちに勝手に憲法解釈を変えるなんてことは言って欲しくないっていう風に、今私は考えています」
 
 全編視聴しようとすると3時間半もかかりますので、上に書いたことなどを参考に、関心のある箇所だけでも是非視聴されることをお勧めします。
 
(付記)
 11月15日の夜、日弁連から会員宛に届いたメール「JFBA通信 No.135(通算No.222)」のトップにはこう書かれていました。
 
「STOP!『秘密保護法』11.21大集会」へご参加ください
 日弁連は、「STOP!『秘密保護法』11.21大集会実行委員会」主催の集会
の後援をしています。奮ってご参加ください。
 日時:11月21日(木)18時30分開会 19時30分国会請願デモ
 会場:日比谷野外音楽堂
 詳細はこちら。
  

 

(付録)
日弁連 テレビCM Aタイプ(54人のマルチ画面)』
※全国の弁護士会から、原則1人ずつ代表を送り出して収録した弁護士会用CMです。ちなみに、和歌山弁護士会(広報委員会)では、自薦・他薦での推薦を公募したものの、収録予定日に撮影に協力できる者が推薦されず、やむく広報委員会の西直哉委員長が「責任をとって(?)」自ら出演しました。今年から、イケメンの若手に委員長を交替しておいて良かった(昨年度は私委員長だった)。