秘密保護法は廃止するしかない!「Stop! 秘密保護法」昼休みパレードをやりました(in和歌山市)
今晩(2014年1月24日)配信した「メルマガ金原No.1616」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
秘密保護法は廃止するしかない!「Stop! 秘密保護法」昼休みパレードをやりました(in和歌山市)
去る1月19日配信のメルマガ(ブログ)「1/24『秘密保護法』廃止!全国一斉アクション(付・1/24『Stop!秘密保護法 昼休みパレードin和歌山市』)」で予告しましたとおり、昨年(2013年)12月6日に成立してしまった特定秘密保護法の廃止を目指す和歌山での行動がようやく動き出すことになり、本日(1月24日)12時15分から、和歌山市役所前から京橋プロムナードまでの昼休みデモが実施されました。
呼びかけは、昨年11月27日から12月6日にかけて、3度の緊急パレードを主催した「Stop!秘密保護法 わかやま共同行動」からで、掛け値なしの実数約150名の市民が参加しました。
最年少参加者は昨年4月に生まれた女の子、ママに連れられて4回連続の皆勤賞!(だったかな?)。
昨夜ふと自宅の窓の外を見ると雨が降っており、「どうなることか」と心配しましたが、好天に恵まれて寒さもゆるみ、絶好のデモ日和となったのは幸いでした。
さてそこで、です。
しかし、正直言って、昨年3回実施した緊急パレードと同じような顔ぶれがまた集まりましたね、という印象は拭えません。
まあ、同じ団体が呼びかけ、同じような曜日・時間帯にやっているのだから、同じ人たちが集まってくるのは、ある意味「必然」ではあるのですが、どうすればより広がりを持った運動に進化させることができるのか。参加者1人1人がしっかりと考えなければならないな、と思いました。
まずは私の足下の弁護士会についてです。
全国的に見ても、弁護士会が主催してデモを実施するというのは珍しいとは思いますが、やろうと思えばやれるのですからね。
※IWJによる中継映像が視聴できます。
また、今日の和歌山での昼休みデモに参加した弁護士で、自由法曹団の団員でなかったのは私だけだったように思います。その私も、青年法律家協会の会員ではあるのですから、結局、「Stop!秘密保護法 わかやま共同行動」構成団体と関係のない弁護士は1人もいなかったということになります。
その原因ははっきりしています。自由法曹団とも青年法律家協会とも関係のない和歌山の弁護士は、多分今日のデモのことを「知らなかった」のだと思います(私のメルマガやブログを読んでいるごく一握りの弁護士を除く)。
これは、私を含めたデモ参加弁護士の怠慢ですね。弁護士会の会員用レターケースに参加を呼びかける文書を配布する手間さえかけなかったのだから(自由法曹団和歌山支部の事務局長が配付してくれていたのならご免なさい。少なくとも私は見ていないので)。
もちろん、参加要請の文書を配っただけでは、誰も来てくれないという可能性は十分ある(というか、その可能性は非常に高い)のですが、まずは出来るだけの努力をしなければね。
このようなことは、弁護士の世界だけのことではないと思います。「どうせ声をかけても来てくれそうもないし」と決めつけて、少しの努力を惜しんでいませんか?
そのような努力の結果として、「労働組合や民主団体の幟と一緒に歩くのは抵抗がある」という人の声が多く集まれば、諸団体においても配慮してくれるでしょう(・・・多分)。
まずは、自分の周りから声をかけていきましょう、というのが私の意見なのですが、どうでしょう?
なお、「Stop!秘密保護法 わかやま共同行動」呼びかけによる次の企画は、2月14日(金)18:30から「あいあいセンター」(和歌山市小人町29番地)6階で開催する「学習集会」です。
中身はまだこれから考えるということでしたが、出来れば今から日程をご予定ください。
(IWJによる1月24日一斉行動中継映像)
【愛知】秘密法を廃止に!大デモin名古屋