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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

活弁・朴勝俊さんで視聴するドイツ映画『エネルギーシフトを生きる』(付・セミナー「脱原発で地元経済は破綻しない」)

環境 社会
 本日(2014年1月26日)配信した「メルマガ金原No.1618」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 

 

活弁・朴勝俊さんで視聴するドイツ映画『エネルギーシフトを生きる』(付・セミナー脱原発で地元経済は破綻しない」)
 
 関西学院大学総合政策学部の朴勝俊(パク・スンジュン)准教授について私のメルマガで取り上げたのは2012年9月のことでした。
 
「朴勝俊氏の2003年の業績『原子力発電所の過酷事故に伴う被害額の試算』(大原発3号機をめぐって)」
 
 朴さんが前任校の京都産業大学経済学部講師であった2003年、「原子力発電の過酷事故に伴う被害額の試算」という論文において、関西電力大飯原発号機チェルノブイリ並みの過酷事故が起こったと想定した被害試算を行い公表したところ、発推進派専門家からの批判や立地自治体からの抗議にさらされたことをご紹介したものです。
 
 今回ご紹介しようとする朴准教授の業績は、学術論文ではなく、「活動写真(映画)弁士」という意表を突くものです。
 朴准教授自ら、2013年12月23日に YouTube にアップしておられました。その説明文にはこうあります。
 
(引用開始)
ドイツ映画『エネルギーシフトを生きる』by フランク・ファランスキー監督
Leben mit der Energiewende, von Frank Faranski
活動弁士:朴勝俊、翻訳:ハンスペーター・リーダーバッハ&内藤文子
※未完成のお試し版です、映画の内容と雰囲気をつかんで下さい。
(引用終わり)
 
ドイツ映画『エネルギーシフトを生きる』前半
ドイツ映画『エネルギーシフトを生きる』後半
 
 この『エネルギーシフトを生きる』(約90分)は、電力分野におけるエネルギーシフト先進国と目されるドイツにおいて、政治やメディアの世界で繰り広げられる「エネルギーシフトは高くつく」などのネガティブ・キャンペーン実態を暴き、市民にエネルギーシフトの背景にある事実についての正しい認識を持ってもらいたいという意図で製作された作品です。
 内容から考えて、2012年に作られたのではないかと思います。
 
 なお、私にはさっぱり理解できませんが、オリジナルのドイツ語版がフリーソースで公開されています。
 しかも、いくつものヴァージョンがあるようです。
 
2012年12月20日公開(1時間32分)
Leben mit der Energiewende - Der ganze Kinofilm - Version 1.1
2013年2月12日公開(1時間35分)
Leben mit der Energiewende - Der ganze Kinofilm - Version 1.2
2013年3月10日公開(1時間32分)
Leben mit der Energiewende - Der Film - Version 1.3 Bayern
2013年3月18日公開(1時間49分)
Leben mit der Energiewende - Der Kinofilm - Version 1.4
2013年6月10日公開(1時間31分)
Leben mit der Energiewende - Der Kinofilm - Version 1.5
 
 朴先生が“活弁”を務められたのはVersion 1.5でしょう。
 おそらく、日本語吹替版や字幕版を作るだけの時間(やお金?)がなかったので、関西弁を自在に操る“活動弁士・朴勝俊”のデビューとなったのではないかと推測されます。
 この日本語活弁版は、2013年12月22日に京都市で行われたライブ上映会の実況録音をそのままアップしたようです。
 それにしても、朴先生の達者な弁士ぶりには舌を巻きますね。
 
 再生可能エネルギー普及のテンポでは我が国のずっと先を行くドイツにおいても、様々な抵抗や障害と闘っているという実情を知るためにも、是非視聴されることをお勧めします。 
 
 それと、映画『エネルギーシフトを生きる』を動画サイトで調べていて、以下のような非常に興味深い映像を発見しました。これも是非視聴をお勧めしたいと思います。
 
暮らしの中の放射能<関西版>第1回セミナー
原発地元の未来の産業・経済~脱原発で­地元経済は破綻しない~」
■講師:朴勝俊さん(ぱく・すんじゅん 関西学院大学准教授・環境経済学
■司会:吉野太郎さん(よしの・たろう 『科学・社会・人間』編集人)
 原発を抱え、原発に依存してきた地方自治体では、安全性への危惧と同時に、
原発がなく­なれば生きていけないのではないかという不安があります。しかし、脱原発すれば、本当­に生き残れないのでしょうか?気鋭の環境経済学者が、脱原発しても地方自治体がゆたかに生きていける道があることを­事例とともに語ります。
収録日時:2013年6月13日
場所:関西学院大学神戸三田キャンパス
制作:関西­学院大学山中速人研究室+映像発信てれれ
●朴勝俊さんプロフィール:関西学院大学総合政策学部准教授。経済学博士。専
門は環境­経済学、環境政策。著書に『脱原発で地元経済は破綻しない』など多数。1974年大阪­生まれ。
 
映像1/4(10分)
映像2/4(11分)
映像3/4(11分)
映像4/4(11分)
 
 最後に、上記セミナーの少し前に朴准教授が愛媛県西条市で講演された際の映像もご紹介しておきます。
 
2013年6月2日 愛媛県西条市西条市民会館)での講演(1時間40分)
廃炉から始まるこれからの町づくり~原発に経済性はない~」