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放送予告3/16『“自主避難”~原発事故3年・家族の苦悩(毎日放送 映像’14)』を是非視聴しましょう

 今晩(2014年2月26日)配信した「メルマガ金原No.1649」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
放送予告3/16『“自主避難”~原発事故3年・家族の苦悩(毎日放送 映像’14)』を是非視聴しましょう
 
 毎月1回、第3日曜日の深夜に放送される関西ローカルのドキュメンタリー番組「映像’○○」(毎日放送MBSテレビ)は、私にしても常にフォローしている訳ではありませんが、これまでも多くの優れた番組を送り出してきたことで知られています。
 とりわけ、2008年に、京大原子炉実験所のいわゆる「熊取六人組」を追った番組を放送したばっかりに、関西電力から猛抗議を受けた大阪の放送局があるというエピソードが、3.11以降、全国的に有名になりましたが、その問題の番組が放送されたのが「映像’08」なのでした。
 なお、3.11以降、「映像’11」の枠で続編が作られています。
 
映像’08『なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち』
映像’11『放射能汚染の時代~京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち』
 
 その「映像’14」において、3月16日(日)深夜に、皆さまに是非ご覧いただきたい番組が放映されます。
※公式サイト http://www.mbs.jp/eizou/
 
 公式 Facebook から、番組告知を引用します。
 
(引用開始)
毎日放送 映像'14
『“自主避難”~原発事故3年・家族の苦悩』
放送日時:2014年3月16日(日)深夜25時05分~26時05分(予定)
 東日本大震災と、福島第一原発事故から3年。放射能汚染が広がった福島県ら、いまも多くの人が避難しています。郡山市に夫を残し、大阪市に母子避難中の主婦・森松明希子さんは「避難区域外からの自主避難には、被ばくを避ける"人"として当たり前の権利が認められていない」と訴訟の原告になりました。
 一方、福島市に残り、妻子を新潟県に避難させている大学教員・荒木田岳さんは、「被ばくの不安と日々向き合うのは辛い」と訴えています。
 「復興」や「帰還」ばかりが叫ばれる中、被ばくの不安を訴え、声を上げる人たちの3
年を追います。深夜の放送ですが是非ご覧ください!(。。。録画でも結構ですので。。。)
(引用終わり)
 
 森松さんについては、今月(2014年2月)8日、和歌山市のプラザホープでお会いした際のことをはじめ、何度かメルマガ(ブログ)で取り上げてきました。
 
「弁護士・金原徹雄のブログ」から
8/31シンポ「区域外避難者は今 放射能汚染に安全の境はありますか」(大阪弁護士会)に参加して
森松明希子さんが語る原発避難者の思い(12/19大阪市立大学にて)
母子避難者の思いを通して考える「いのち」(「母と女性教職員の会」に参加して)
 
 また、荒木田岳さん(福島大学准教授)については、原子力市民委員会のメンバーとしてご紹介したことがありました。 
 
「弁護士・金原徹雄のブログ」から
原発ゼロ社会への道──新しい公論形成のための中間報告』(原子力市民委員会)について
 
 夫を郡山市に残して大阪に母子避難している森松さん、妻子を新潟に避難させて福島市にとどまっている荒木田さん。それぞれの決断に至った事情、その決断によって失ったもの、それでも決断して守ろうとしたものは何か、私はそのことに注目して視聴したいと思っています。
 皆さまも、是非周りの方に視聴をお勧めの上、ご覧になっていただきたいと思います(関西ローカルなのは残念ですが、スタッフがFBのコメント欄に「全国放送できるよう努力します」書き込んでおられました)。