今晩(2014年3月7日)配信した「メルマガ金原No.1658」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
“Most Shocking Second a Day Video”~初心を思い出してシンプルに~
「メルマガ金原」の読者の中には、「最近、何だかだらだらと文章が長いな」と思い、メールが着信しても読まずに放置している人が多いのかもしれないと思うことがあります。このところ、読者からの反応もほとんどないですからね。
ということで、たまには短い記事をお送りすることにしました(今晩は、長い記事を書いている時間がない、という事情もあります)。
一昨日(2014年3月5日)公開されてからわずか2日間で1000万回以上再生されている動画があります(ケタを間違えている訳ではありません)。
ちなみに、同じビデオが“Save the Children USA”からは、“This Is What War Does To A Child - #WithSyria”というタイトルで公開されています。
“Save the Children Japan”公式サイトに掲載された解説を引用します。
(引用開始)
【シリア危機3年】紛争が子供に与える影響のビデオ映像「Most Shocking Second a Day Video」を公開(2014.03.05)
~今、世界のどこかで起きていること~
セーブ・ザ・チルドレンは、3月15日のシリア紛争勃発から3年にあわせ、93秒の衝撃的なビデオ映像「Most Shocking Second a Day Video」を公開しました。平和な日常を送る一人の女の子の生活が、一秒ごとに悲劇に代わってしまいます。これは、映像の舞台となったイギリスや、この日本では起こり得ないことでしょうか?今シリアで起きていることがもし自分が住んでいるところで起きたとしたら?紛争が子どもに与える影響をご覧ください。
JUST BECAUSE IT ISN'T HAPPENING HERE
DOESN'T MEAN IT ISN'T HAPPENING
ここで起きていないことかもしれないけれど
どこかで起きていないわけではありません
(引用終わり)
ところで、「初心を思い出してシンプルに」というのは、バックナンバーを振り返ってみて、「メルマガ金原」発足当初は、短いなりに訴えたいことを凝縮してお伝えしていたな、と感じたことを指しています。
その見本として、2011年3月29日(創刊号配信の翌日)にお送りしたNo.2「石橋克彦神戸大学教授(当時)公述結果」(2005年2月23日)を再録します。
「石橋克彦神戸大学教授(当時)公述結果」(2005年2月23日)
メルマガ金原No.2(2011年3月29日当時の読者数37名)
No.1をお送りしたところ、多くの方から励ましのメールを頂戴し、感激しております。
あまり無理をせぬ範囲で、出来るだけお役に立つ情報提供ができればと思っています。
さて、既に多くのサイトで紹介されていますし、全国紙で紹介されたりもするようになってきましたから、お読みになった方もおられると思いますが、石橋克彦氏(神戸大学名誉教授)が、2005年2月23日、衆議院予算委員会が開いた公聴会で公述した記録(会議録)をご紹介します。
まさに、誠実な学者の仕事とはこういうものだと感嘆します。
読み進むうちに空恐ろしくなるほど6年後に起きた事態をまざまざと予言されています。
全国民必読と言わねばなりません。
(参考サイト)
「石橋克彦の歴史地震研究のページ」
このサイトの中に、今回の地震発生後、緊急に「2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について」というコーナーが設けられ、これまでに石橋教授が発表してこられた重要な論考がPDFファイルで読めるようになっています。