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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

原発 社会
 今晩(2014年3月14日)配信した「メルマガ金原No.1665」を転載しました。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
原発がこわい女たちの会ニュース」第88号が届きました
 
 「原発がこわい女たちの会」の松浦雅代さんから、ニュース第88号をお送りいただました。
 今号では、トップページで「結成27年のつどい」が告知されており、一昨年の「結25年のつどい」に引き続き、京大原子炉実験所の今中哲二さんが講演されるとのことです。今から是非日程をご予定ください。
 また、最終頁に松浦さんが書かれた畑木道子さん追悼記には心をうたれます。日原発反対を貫き通した「6人の阿尾の女の人の写真」に見入る松浦さんの感慨は、たとえ日高の女性たちと一面識もなかった者にとっても、決して無縁なものではいはずです。
 

 
  原発がこわい女たちの会ニュース NO88号・2014年3月11日発行
事務局〒640-0112和歌山市西庄1024-15 ℡・fax073/451/5960松浦雅代方
原発がこわい女たちの会ブログ http://blog.zaq.ne.jp/g-kowai-wakayama/

フクシマから3年・チェルノブイリから28年
―女の会結成27年のつどい―

今中哲二氏(京大原子炉実験所助教)講演会
 
放射能汚染への向き合い方
福島県飯舘村の初期外部被曝調査を終えて~
○4月20日(日)13:30~16:00
○ビック愛9階A会議室 ○参加費 無料
 

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写真は、福島第一原発事故から1年目の2012年3月10日「原発がこわい女たち会結成25年のつどい」での講演後、参加者からの質問に答える今中哲二さん

 
福島事故から3年・私たちは何を学んだのか?
━新たな安全神話にだまされないように━
★政府の非常事態宣言は解除されていません。
★人々の被ばくと放射能汚染は増え続けています。
 メルトダウンした1~3号炉は何がどうなっているか分からない状態です。
 水で冷やし続けるしか手がないのです。
 毎日2億4000万ベクレル放射性物質を環境中に放出し、
 汚染水の海洋放出は止められません。
★事故収束作業に携る被曝労働者のことは詳しく分かりません。
甲状腺がん74人に増加。(8歳~21歳)
 鈴木氏は「『甲状腺検査』の実施状況について」の平成23~25年度の検査数値など、データを列挙した。「対象者33万3409人のうち、26万9354人が受診。甲状腺がんの悪性ないし悪性の疑いは、合計75例(手術34例、良性結節1例、乳頭癌32例、低分化癌疑い1例)、男性28例 女性47例、年齢は8~21歳、震災当時年齢6~18歳、と報告した。(数値は平成25年12月31日現在)
 質疑応答になり、専門的な質問がいくつか寄せられた。ある委員が「被曝実効
量と甲状腺がんとの因果関係がないことがわかった」と述べると、床次委員は「基本調査の実効線量は(セシウムの)外部被曝の数値だが、甲状腺がんは、放射性ヨウ素や内部被曝の相関なので、プルームの移動などと対照すれば、もっと被曝との因果関係を確かめられる」と指摘した。
福島県 県民健康管理調査検討員会(26年2月7日)からの一部です。詳しく知りたい方は検索して下さい。
★この事故で東電も誰も責任を取っていません。
 

 
【映像紹介】
ドイツの公共第2テレビで2月下旬に放映された映像がYouTubeで見れます。
フクシマの嘘 其の弐(隠ぺい・詭弁・脅迫)」29分
安部首相の「みなさんに保証しましょう 事故はコントロールされております」の宣言
がどこまで信用できるのか、われわれは調べることにした。(ヨハネス・ハノ監督)
一見する価値あります。文章だけでも分かります。同封しています。
(この情報は3月10日のメルマガ金原で知りました。)
※金原注 私のメルマガ(ブログ)でこの「ニュース」をお読みの方は、私のブログからご覧(お読み)いただけます。
 

 
報告2014/3/01
風力発電の被害を考える」集まりに出席して
 
3月1日、ボランティアサロン(フォルテ・ワジマ)にて「風力発電の被害を考える会・わかやま」の総会および自作DVDの一般公開が催された。
http://blog.livedoor.jp/windfarm_wakayama/
当日は、被害者を含む会員のほか、一般市民、遠くは北海道や、神戸からの参加もあり、公害とりわけ低周波音問題第一人者の汐見文隆医師も車いすで参加されて、熱気にあふれた集まりであった。
 

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この会は、2012年11月に和歌山で発足した。
被害者の声を聞く会に始まり、低周波音被害についての学習会、当面する地域
の議会傍聴、行政への働きかけなどの活動を行ってきた。この問題は、まだ一般化しているとはいえず、先達の情報を頼りに手探り状態で集めて回るというものだった。
 
武田恵世さんの講演は、論点を整理するのに大変役立った(※ 武田さんの著書・『風力発電不都合な真実』、アットワークス発行も参考になる)。被害者の一人である由良守生議員は由良町議会でこの間5回の一般質問を行い、傍聴させてもらった。その他、県議会傍聴や県知事への申し入れなども行ってきた。また現地で風車の真下に立って、その巨大さと羽根の回転するさまも体感した。
※金原注 武田恵世さん講演会の映像を私のブログでご紹介しています。
 
低周波音はふつう人間の耳には聴き取れないので外部からの訪問者にはわからない。しかし、現地で四六時中暮らさざるをえない人たちにとっては、地獄の苦しみだ。症状は地域住民一様に現れるのではなく個人差があるが、少なくともいったん被害を身体に感知してしまうと、頭痛、耳鳴り、めまい、イライラ、不眠などに悩まされ続け、はては自宅に住むことすら出来なくなってしまう。
 
この症状は、風車設置後に始まり、運転が止まると軽減し、よその土地へ出かけたときにはおさまる。つまり汐見医師も言われるように、外因性であるのは明らかにもかかわらず風車に原因があるとは認知されないで「そんな苦情を言うのはあなただけ」と言われてさらに苦しまねばならない。無辜の民が差別と偏見のもとに長年さらされてきた水俣病と似ている。
 

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この風力発電の被害の実態をもっと多くの人たちに知ってもらいたいと、会ではDVD「風力発電の羽根の下で」を作成した。和歌山県下の風力発電の歴史と現状をたどりながら、近辺の人たちがどのような健康被害に悩まされ、かつどのように闘ってきたか、入念に取材した力作である。とくに被害者がご自身の発症のいきさつや周囲とのあつれきを、当事者として証言しておられる部分は圧巻である。
その一人、松尾孝美さんは、素顔と本名、家庭のことを明かしての出演に抵抗はあったが、「そうすることが多くの人に伝えられる方法なんだと決断した」と上映の後で語られ、その強靭な思いには感じ入った。もちろんお顔を出されない方もあったが、それはそれで、周囲とのあつれきの根深さを認識させるものだった。
一人でも多くの人たちにDVDを観てもらって風力発電の問題に関心が集まること
をねがっている。(DVDは送料と製作カンパ500円です。)
※金原注 申込み方法は、「風力発電の被害を考える会・わかやま」公式ブログをご参照ください。
 
ところで、原発に反対する私たち「女の会」が、原発代替エネルギーとして有力視される風力発電に反対するのはおかしいではないか?!と感じておられる方もあるかもしれない。しかし目の前の被害者の苦しみや全国各地の被害情報、風力発電の「不都合な真実」を知るにつけ、反対しない方がおかしいと思うのだ。私たちはうかつに騙されたくないという、かつて記した立場と基本的に同じである。原発は地球温暖化をふせぐクリーンなエネルギーであると持てはやされ、国民はそれを信じているうちに、こっぴどく痛い目に遭ってしまった。全量買い取り制度の国家プロジェクトとして推進される風力発電についても、刷り込みから脱して、本当のことを知りたい。現に健康被害の問題が顕在しているという実情を踏まえて。
(2012年11月21日「原発がこわい女たちの会」ブログより転載)
 
このたび公表された政府の「エネルギー基本計画(案)」を一読したが、風力発電再生可能エネルギーとして、導入加速に向けた取組を強化する(p.35)とあり、送電網の改革や大型蓄電池の開発、洋上風力発電の導入など技術開発が語られ、「環境アセスメントの迅速化」の文言もある。風力発電による健康被害問題については一片の言及もない。もっとも今後の洋上風力発電が強調されているのは、陸上での被害の存在を示唆するものかも。
この「エネルギー基本計画」は原発推進のスタンスが強調されるだけでなく、全体が
問題だらけ。正月休みに苦労して提出したパブリックコメントの扱いは、どうなったのかな?こんな一方的な作文が安倍内閣のもとで、基本計画として閣議決定されたのでは、たまったものではない。
 
日弁連(日本弁護士連合会)では、2013年12月に低周波音被害について意見を取りまとめ、医学的な調査・研究と規制基準を求める意見書を国に提出した。たいへん参考になると思う。
                                         (sora)
 

 
報告 2014/3/9
さよなら原発3.9関西行動に参加して来ました

大阪市北区民センター&扇町公園にて
 北区民センターでは午前中、小出裕章氏の「子どもたちを放射能から守るために」の講演があり、700席は事前に完売していました。私は扇町公園での本集会とその後のデモで一番短いコース「天六・梅田コース」2㌔に参加して来ました。この集会の少し前に2年ぶりに倉田洋子さんから電話が入り、「3.月9日のデモに参加したい」と云う話しでしたので扇町公園で落ち合う事にしました。
倉田さんは和歌山県の湯浅でお住まいの時、夜行バスで経産省前の「原発いらない福島の女たち」の2011年10月27日からの座り込みに参加して「女たちの会」の77号のニュースに報告を書いてくれた人です。しかし2012年2月に倒れて和歌山医大に入院、その後お姉さんと大阪で暮らしていました。リハビリ中と聞いていました。

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上の写真は本集会中の、前で何が話されているか聞きとり難い状態で、同じデモコースの人たちと並んでいるところです。左から倉田洋子さん・松浦雅代・美浜の会の小山英之さん。
このあと、倉田洋子さんはリタイヤせず全コース歩きました。杖を持ちながら。
流れ解散の天六・梅田付近では喫茶店がなく、「すき家」に入りお互いにリタイヤしないで歩けたお祝いをしました。私と松浦は難波5時15分発のサザンで帰って来ました。


 
☆☆☆福井県原発事故が起これば☆☆☆
和歌山県危機管理課との原子力防災についての話し合いがあります。(「脱原発わかやま」として)
2月14日に計画されていたのですが大雪で中止になっていたものです。
○日時 2014年3月20日(木)14:00~
○場所 和歌山県庁南別館「危機管理課」
  一般用の駐車場はありませんので本館の駐車場を利用して下さい。
○集合場所と時間は南別館の1階に13:50分です。
○誰でも参加できます。
                            

 
畑木道子さんが亡くなられました。享年102歳でした。
日高の「原発に反対する女の会」の代表のお一人でした。(もう一人の鈴木静枝さんはお元気です)
私たちが日高原発の経過を教えてもらうために最初にお伺いしたのが阿尾の畑木さんのお宅でした。
畑木さんは阿尾の比井崎漁協に勤めている時に原発の問題が持ち上がりました。私たちがお会いした時は阿尾の女の人たちはとても元気で、年齢など感じさせませんでした。
その当時、阿尾地区約200軒、最後の最後まで、区民総会で原発賛否の決をとらせないように働いた女たち、漁協の廃案総会時、総会会場まで女の会独自で、バスをチャーターしていた(畑木さんに「あんたも乗って行きな」と言われ、私もこのバスに乗った)。総会の休憩時間に推進派理事を取り囲み説得した女たち、日高の漁師の闘いと共に私には忘れられない阿尾の女たちの闘いでした。畑木さんが亡くなったと知らせてくれた浜一己さんと松浦の3人で3月7日阿尾のお寺で行われたお通夜に行って来ました。そして方杭から阿尾に行く道すがら浜さんは、わしも亡くなった事、後から知った人が多い。と、そんな話しになった。日高原発からの長い時間の経過を感じました。家に帰って1986年発行「バラが枯れる時」の私が書いた記事を読み直しました。「建設候補地19年・潮風の中で」6人の阿尾の女の人の写真があります。当時、この人たちは誹謗中傷と、毎日、関電の立地部がウロウロする中、反対を貫き通して来た人たちです。そして、畑木さんが亡くなられて、全員他界されたのだと、6人の写真を見ながら認識せざるを得ませんでした。
私はこの人たちに随分いろんな事を教えられたように思います。
私は阿尾の港で毎年開催されている「クエフェア」に行った時は、直ぐ近くの畑木さんの家を訪ねていました。しかし、この3年間はお会いしていませんでした。
畑木さんは自宅で娘さんと暮らしていて、娘さんと一緒なので喜んでいました。そのことをお通夜の席で娘さんに伝えると「お母さん、娘に世話して貰って結構な事やのう」と言うと、畑木さん「猫灰だらけや」と言ったと聞いて不謹慎を通り越して笑ってしまいました。畑木さんらしいと思いました。
畑木道子さん、田口こいとさん、坂田三四子さん、尾崎幸恵さん、初井美代子、佐々木ハナ子さん、本当にありがとうございました。
6人一緒になってしまいましたが   御冥福をお祈りします。
 


(記)
畑木さんが亡くなられて、年齢を逆算すると、私が初めてお会いした時は70歳を過
ぎていた事に初めて気が付いたのです。テキパキと行動していて、「人の云う事、気にらしてたらあかん」と私の背中を押してくれた人でした。私は今年2月で70歳になりました。自分でも信じられない年になりました。これからどう生きて行こうかと考えている時の畑木さんの訃報でした。
福島県の事故から3年です。                       (松浦雅代)

 

(付録)
『ラブソング・フォー・ユー(Lovesong for You)』 ヒポポフォークゲリラ 作詞作曲:ヒポポ大王