今晩(2014年7月29日)配信した「メルマガ金原No.1801」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
国民安保法制懇、名古屋で始動する(7/27)
去る5月28日に設立記者会見を開いた「国民安保法制懇」については、その後、「閣議決定」直前の6月30日に緊急記者会見を開き、「集団的自衛権の行使を認める閣議決定の断念を求める声明」を発表しましたが、その後、どのような活動を行うのかが注目されていました。
ここで、「国民安保法制懇」に結集した12人の識者を再確認しておきましょう。
阪田雅裕 (元第61代内閣法制局長官)
大森政輔 (元第58代内閣法制局長官)
樋口陽一 (東京大学名誉教授・憲法)
小林 節 (慶應義塾大学名誉教授・憲法)
長谷部恭男 (早稲田大学教授・憲法)
最上敏樹 (早稲田大学教授・国際法)
柳澤協二 (元防衛省防衛研究所長、元内閣官房副長官補)
孫崎 享 (元防衛大学校教授、元外務省情報局長)
伊勢崎賢治(東京外国語大学教授・平和構築/紛争予防)
愛敬浩二 (名古屋大学教授・憲法)
青井未帆 (学習院大学教授・憲法)
伊藤 真 (法学館憲法研究所所長、弁護士)
そして、一昨日(7月27日)、名古屋市において、愛知県弁護士会及び日本弁護士連合会との共催により、「国民安保法制懇 緊急集会」が開催され、本格的に始動することとなりました。
大森政輔 (元第58代内閣法制局長官)
樋口陽一 (東京大学名誉教授・憲法)
小林 節 (慶應義塾大学名誉教授・憲法)
長谷部恭男 (早稲田大学教授・憲法)
最上敏樹 (早稲田大学教授・国際法)
柳澤協二 (元防衛省防衛研究所長、元内閣官房副長官補)
孫崎 享 (元防衛大学校教授、元外務省情報局長)
伊勢崎賢治(東京外国語大学教授・平和構築/紛争予防)
愛敬浩二 (名古屋大学教授・憲法)
青井未帆 (学習院大学教授・憲法)
伊藤 真 (法学館憲法研究所所長、弁護士)
そして、一昨日(7月27日)、名古屋市において、愛知県弁護士会及び日本弁護士連合会との共催により、「国民安保法制懇 緊急集会」が開催され、本格的に始動することとなりました。
チラシに記載されたところによれば、「安倍政権の立憲主義破壊の歴史的暴挙に抗うべく国民の立場から12人の知性が結集して作った『国民安保法制懇』のメンバーは、この閣議決定に反対し、全国で『講演集会』を行うことを決定しました。その第一弾が下記の通り名古屋で行われます!」とのことなので、今後、全国で「国民安保法制懇」設立委員の講
演に接する機会が増えるでしょうね。
その「緊急集会」の模様がIWJによって中継され、アーカイブ映像が視聴できます。
映像は4本に別れています。
1/4 花井増實愛知県弁護士会会長 開会挨拶
2/4 第1部 講師トーク
伊藤 真 氏 法学館憲法研究所所長 弁護士
柳澤協二 氏 元防衛省防衛研究所所長 元内閣官房副長官補
愛敬浩二 氏 名古屋大学教授
小林 節 氏 慶応大学名誉教授 弁護士
3/4、4/4 第2部 鼎談
伊藤氏、柳澤氏、小林氏に川口創弁護士(愛知県弁護士会)が聞く
私も、本格的にはこれから視聴しようと思っているのですが、 最近、私の書くメルマガ(ブログ)の記事は、結論があやふやなことが多く、書いている私自身、はなはだすっきりしない気分が続いていますので、4人の識者の「明快な」お話を聞いて、少しでも疑問点についての理解を深められればと期待しています。
これは、安保法制懇の上記集会に限ったことではありませんが、ただ単に自分と考えが近そうな人の話を聴いてそれを「鵜呑み」にしても、あまり役に立つことはなく、それよりも、安全保障、集団的自衛権、立憲主義、閣議決定等々、様々なテーマについて自分なりに考えた上で当然出てくる疑問点を洗い出し、「何が知りたいのか」ということを自覚した上で、識者の話に耳を傾けることによってこそ、本当に自らの血肉とすることができるものです。
なかなか理想通りにはいきませんが、私自身、可能な限りそのような態度でいたいと願っています。
2/4 第1部 講師トーク
伊藤 真 氏 法学館憲法研究所所長 弁護士
柳澤協二 氏 元防衛省防衛研究所所長 元内閣官房副長官補
愛敬浩二 氏 名古屋大学教授
小林 節 氏 慶応大学名誉教授 弁護士
3/4、4/4 第2部 鼎談
伊藤氏、柳澤氏、小林氏に川口創弁護士(愛知県弁護士会)が聞く
私も、本格的にはこれから視聴しようと思っているのですが、 最近、私の書くメルマガ(ブログ)の記事は、結論があやふやなことが多く、書いている私自身、はなはだすっきりしない気分が続いていますので、4人の識者の「明快な」お話を聞いて、少しでも疑問点についての理解を深められればと期待しています。
これは、安保法制懇の上記集会に限ったことではありませんが、ただ単に自分と考えが近そうな人の話を聴いてそれを「鵜呑み」にしても、あまり役に立つことはなく、それよりも、安全保障、集団的自衛権、立憲主義、閣議決定等々、様々なテーマについて自分なりに考えた上で当然出てくる疑問点を洗い出し、「何が知りたいのか」ということを自覚した上で、識者の話に耳を傾けることによってこそ、本当に自らの血肉とすることができるものです。
なかなか理想通りにはいきませんが、私自身、可能な限りそのような態度でいたいと願っています。