読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

子どもたちは絶対に守る!~ママは立ち上がる、いずれ日本中で

 今晩(2014年8月3日)配信した「メルマガ金原No.1806」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
子どもたちは絶対に守る!~ママは立ち上がる、いずれ日本中で
 
 まず、朝日新聞和歌山総局の宋潤敏(そん・ゆんみん)記者が書かれた2本の記事をお読みいただきたいと思います(全文が読めない時は「朝日新聞デジタル無料会員登録へ)。
 
朝日新聞(和歌山) 2013年5月3日
子連れで学び、守る9条 和歌山の母親、つどい
(抜粋引用開始)
 日頃は子育てや仕事に忙しいお母さんたちが、憲法を身近なテーマとして考えようと和歌山市の楠見地区を中心に、集いを続けている。その名も「楠見子連れ9条の会」。集まりは子ども同伴OKで、参加も自由。月1回程度、憲法を取りあげたメールマガジンを発行するなど活動スタイルもお母さんならでは。メンバーは「子育てなどで忙しくても憲法のことが気になっているお母さんも多いと思う。憲法でつながる輪を広げたい」と話している。
(略)
 会ができたのは2007年6月。仲良しの母親5人で出かけたジャーナリスト堤未果さんの講演会で、貧困を理由に若者が次々と兵士になり、戦場に送られていくアメリカの実情を聴いた。その夜、居酒屋に入り5人で感想を話し合うなかで、「子どもを戦地へ送らないためには、平和憲法を守ることが必要」と意見が一致した。
 「お母さんだって憲法について話したいことはいっぱいある」と馬場さん。でも、その場が見つか
らない。机にパイプ椅子が並んでいる会場には子どもを連れて行きにくい。ならば、自分たちのスタイルで活動しようと決めた。
(略)
 「憲法について勉強するお母さんの背中をみて子どもも何か感じてくれるはず」と馬場さん。「国と国とがけんかしてしまったときも武器や爆弾を使わずに、話し合いで仲直りします」(小学1年生バージョン)など、子どもにも分かる言葉で書いた憲法9条の説明をメルマガに盛り込むなどしている。
(略)
(引用終わり)  
 
(引用開始)
 子どもを二度と戦地に送らないようにと、母親たちの間で憲法9条を守る取り組みが広まっている。田辺市ではこの春、新たな9条ネットが結成され、和歌山市でも同様に活動が続く。集団的自衛権の行使を可能にする政府の閣議決定が7月にあったばかり。子どもたちが安心して暮らせる平和な未来をつくろうと、ママたちの思いは熱い。
 田辺市中万呂の万呂公民館で7月13日昼、「9条ママnet(ネット)キュッと」の結成記念おはなし会が開かれた。同市内で助産所を営む坂本フジエさん(90)が、「平和でこその命」と題して講演。自身の戦争体験をもとに「300万人の犠牲のうえに、やっと手に入れた平和を守るために声を上げ続けてほしい」と語った。集まった約50人のママが聴き入った。
 この「9条ママnetキュッと」は、2歳になる女の子を持つ田辺市の小池佳世さん(金原注:「2歳になる男の子」の間違いでは?)が中心となって今年3月末に設立。友人の子どものアイデアで、母親が子どもをきゅっと抱く様子と、憲法条の「9」をかけて名付けたという。
 いまの会員は、子育て真っ最中の20~40代の母親8人だ。「お母さんだって憲法について話したいことはいっぱいある」と小池さん。でも、その場がなかなか見つからなかった。色んな講演会に出かけたが、出席者はいつも同じ顔ぶれ。同じ境遇のお母さんに出会うことはなかった。
 それなら、と思い立ったのが、この会を結成するきっかけだった。仲良しのお母さんにも声をかけた。仲間の1人、真砂麻里さんは会で「閣議決定があってもすぐに状況は変わらないと思うが、10年後、20年後はどうなるか分からない。その時になって戦争に行くのはいまの子どもたち。ひとごとではいられない」と訴えた。
 イベントには、和歌山市に2007年6月にできた「楠見子連れ9条の会」のメンバーの姿もあった。馬場潔子さんは、あちこちから子どもの歓声や泣き声が響くにぎやかな会に「小さな子を持つお母さんが頑張っている。多くのお母さんが参加している様子に元気をもらいました」。
 (楠見子連れ)9条の会は「ピースカフェ」と名付けた喫茶店での勉強会を月1回程度続けているという。母親たちの会らしく、子育てやパートに忙しいので連絡は全てメールで済ませる。会費はなしで、活動資金はバザーなどの収益金で賄う。今年5月には安倍首相に、集団的自衛権行使容認への「反対」を表明するアピールも送った。
 田辺市の小池さんも「紀南地方にもやっとママたちの集まりが出来た。これからは和歌山のお母さんとも協力して、9条を守る活動を続けていきたい」と話す。(宋潤敏)
(引用終わり)
 
 「楠見子連れ9条の会」にしても、「9条ママnetキュッと」にしても、私のメルマガ(ブログ)を熱心に読んでくださっていれば、知らないはずはないのですが、いかがでしょうか?
 たとえば、最近では、以下のような記事を書いています。 
 
2014年5月25日
 
2014年7月18日 
 
 余談ながら、引用した両方の記事を書かれた宋記者は、昨年、こういう記事も書いてくださっていました。
 
 「楠見子連れ9条の会」や「9条ママnetキュッと」のようなグループは、おそらく全国各地で設立され、地道な活動を続けているのではないかと思うのですが、必ずしもそのような動きが大きく報じられる機会は多くないように思います。
 その意味からも、朝日新聞和歌山の宋さんのように、県内のママたちの動きを見逃すことなく、適切な記事にしてくれる記者の存在は貴重です。
 そして、このような記事に触発されて、「橋本でも作りたい」とか「新宮(くまの地方)にも欲しい」といううな動きが全県的に、そして日本中に広がってくれればいいなと思っているのです。
 
 日本全国の子育て中のママが、我が国の置かれた危機的状況に目覚め、「子どもたちは絶に守る!」と決意すれば、日本の政治状況は劇的に変わります。
 これまで9条を守る運動の中心を担ってきたのは「高齢者」でした。今年還暦を迎える私もぼちぼちその仲間入りであり、今後も「高齢者」には頑張っていただかねばなりませんが、それだけでは運動は先細りであり、展望が開けません。
 これからの「平和」を守り育てていく主体の中心は、かねてから、子育て世代だろうと考えていました。まだ、今は小さな存在かもしれませんが、「楠見子連れ9条の会」や「9条ママnetキュッと」の仲間たちがどんどん増えていくことを心から願っています。
 
 なお、子育て中のママにばかりスポットライトが当たって、子育て中のパパはどうなのか?という疑問が当然起こるところですよね。でも、「頑張るママ」の後ろには、だいたい「理解あるパパ」がいるようです。
 「子どもを守る」ということは、ママとパパにとって、2人で協力しなければならない最も重要な「責務」なのですから。
 
(付記1 「9条ママnetキュッと」行事のご案内)
日時 2014年8月10日(日)13時30分~
場所 万呂公民館 3F大集会室
     和歌山県田辺市中万呂46-3
憲法の伝道師・伊藤真弁護士の語りおろしDVD『憲法ってなあに?憲法改正ってどういうこと?』を鑑賞します)
「7月に閣議決定された集団的自衛権行使容認は、自国が攻められていないのに他国と戦争ができるという、戦後70年守られてきた日本の平和をおびやかすものです。徴兵制もささやかれていますが、私たちの子や孫が戦場に送り出されるかもしれないことをどう思われますか?でもこの問題、難しい言葉が多くて分かりにくいですよね。そこで憲法とは時の権力を縛り国民の幸せや権利を守るもので、現政権がどのような点で憲法違反なのか、についてとても分かりやすく解説されたDVDを鑑賞します。今何が起こっているのか、何が問題なのかを知って、平和のことを一緒に考えませんか? 託児もありますので、お子様連れでもご安心してお越しください。」
 
(付記2 和歌山弁護士会からのご案内)
 上記のとおり、8月10日に田辺市伊藤真弁護士のDVD上映会が開かれるのですが、そ伊藤真弁護士ご本人が、9月16日(火)に和歌山県民文化会館小ホールに登壇し、集団的自衛権憲法について分かりやすく解説してくださることになりました。チラシが出来たらまた正式にご案内します。以下に開催概要をお知らせします。
 
民集会「集団的自衛権って何ですか?~憲法集団的自衛権を考える~」
第1部 伊藤真氏による講演 
      伊藤塾塾長、弁護士
      日本弁護士連合会憲法問題対策本部副本部長
第2部 「先生、集団的自衛権について質問です!」

 教室形式で生徒から様々な質問を投げかけ、伊藤真氏に回答していただきます。
 出演:伊藤真氏(教師役)、和歌山弁護士会憲法委員会委員(生徒役) 
日時 2014年(平成26年)9月16日(火)
    午後6時00分 開会 (午後5時30分 開場)
場所 和歌山県民文化会館小ホール
     和歌山市松原通り一丁目1番地
主催 和歌山弁護士会
共催 日本弁護士連合会
入場無料 
予約不要
手話通訳がつきます
お問い合わせ先 和歌山弁護士会
 和歌山市四番丁5番地 電話073-422-4580
 

(付録)
『世界』 作詞作曲:ヒポポ田 演奏:ヒポポフォークゲリラ