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安倍晋三という男の“闇”~広島・長崎「連続コピペ事件」から映画監督・想田和弘氏が考察する

 

 本日(2014年8月10日)配信した「メルマガ金原・臨時増刊号」を転載します。
 
安倍晋三という男の“闇”~広島・長崎「連続コピペ事件」から映画監督・想田和弘が考察する
 
 3日前の8月6日、広島市で行われた平和記念式典での安倍晋三首相の来賓あいさつが、昨年のものとそっくりではないか?使い回しではないか?ということが話題となりました。
 
 
 ところが、そのわずか3日後に行われた長崎市での平和祈念式典での首相「あいさつ」が、またしても「コピペ」だったのです。
 
 
 この「居直り」をどう捉えたら良いのでしょうか。
 この問題について、今のところ最も鋭い考察を加えたのが、映画監督の想田和弘さんでした。一読、非常に「怖く」なりました。想田さんの Facebook から引用します。是非ご一読ください。
 
(引用開始) 
 ええええっ?!マジですか。そこまでいっちゃってるのか、安倍さんって。現実とは思えない。
 安倍氏が広島で批判されたにもかかわらず、長崎でもコピペしたことは、彼が過ちを犯したと
き、それを認め訂正することで自らの無謬性を損なうくらいなら、もう一度過ちを繰り返して居直ることを選ぶ人間であることを示している。国家の最高権力者として、これほど危険な人物
はいない。
 なぜ安倍氏が危険であるかといえば、例えば安倍氏が日本を破滅に追いやるような戦争を
始めたとする。そのとき彼は「しまった」と後悔したとしても、たぶん戦争はやめない。やめないどころか、別の戦争を新たに起こすだろう。そのようにして自らの無謬性を担保しようとするのが安
倍という男である。
 広島と長崎で続いて起きたコピペ事件は、そのような安倍晋三という男の本質を曝け出した
重大事件ではないだろうか。コピペしたこと自体はたわいもない怠慢な失策にも思えるが、その失策をどのように挽回しようとしたかという点にこそ、安倍氏の闇の深さが窺えるのである。
(引用終わり)