wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

「原発がこわい女たちの会ニュース」第90号が届きました

今晩(14年8月12日)配信した「メルマガ金原No.1815」を転載します。

なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
原発がこわい女たちの会ニュース」第90号が届きました
 
 先週、「原発がこわい女たちの会」の松浦雅代さんから、同会ニュース第90号をお送りしただきながら、台風の余波で(?)という訳でもありませんが、どたばたしていてご紹介が遅くなりました。
 ニュースにも掲載されていますが、前号(第89号)発行以降、5月21日に福井地裁による大飯原発3、4号機運転差止判決が言い渡され、7月31日(議決は23日付)には、東京第五検察審査会が、勝俣恒久元会長ら3人の元東電役員に対し起訴相当の議決を行ったことが公表されるなど、原発をめぐる大きな司法的判断がありました。
 他方、政治の世界では、何事もなかったかのように、たんたんと川内原発鹿児島県)の再稼働が進められようとしています。
 原発にしても、集団的自衛権にしても、沖縄の基地問題にしても、TPPにしても、消費税にしても、民意など「見なければ無いのも同じ」という政権の態度は見事に一貫しています。その意味で言えば、たしかに「ぶれない政治」に違いありません。
 私たちは、このような「ぶれない政治」をどうすれば変えていけるのだろうか?と、ニュース第90号を読みながら、しばし考えに耽りました。
 

原発がこわい女たちの会ニュース NO90号・2014年8月6日発行
事務局 〒640-0112 和歌山市西庄1024-15 Tel・fax073/451/5960 松浦雅代方
原発がこわい女たちの会ブログ 
http://blog.zaq.ne.jp/g-kowai-wakayama/
 
     2014年8月6日ヒロシマに原爆が投下されてから69年
    
            何故再稼働を許せるのか
    
川内原発再稼働へ      
 7月16日、原子力規制委員会は、九州電力鹿児島県川内(せんだい)原発1、2号機について、新規制基準を満たすとの審査書案を出した。
 
 ただし、ここがややこしいところだが、田中俊一委員長は、「安全だということは、私は申しげません」「避難対策は自治体が主体」と記者会見で述べた。新規制基準には適合しているけれど、それで安全が担保されたとは言わない。ゼロリスクではないから。さらに防災避難の策定は委員会の役割ではない、というのだ。
 基準は基準であって、適合しているからといって絶対安全などと言えないことは、まったくもっ
てそのとおり。田中委員長は正直ですね。…オリンピック招致の演説で「フクシマの汚染水はコントロールされている」など大ウソをついた日本の首相よりも。
 さらに、原発が重大事故を起こした場合、周辺住民をどう安全に避難させるのか、審査書
案にはまったく反映されていない。避難先の確保、スクリーニング実施、要援護者の避難等など、防災避難計画の策定は30キロ圏自治体に丸投げされ、実効性ある計画は何も立てられてないのが実状だ。
 規制委員会というところはあくまで、原子炉や原発施設が新規制基準に照らして合格して
いるかどうかをチェックするところだということらしい。
 これに対して、政府は「規制委が基準に適合すると認めた原発は再稼働を進める」という方
針であり、菅官房長官はこの日の会見で「原発の安全性は規制委に委ねている。個々の再稼働は事業者(電力会社)の判断で決めること」と述べたという。
 政府は原発の安全性は規制委員会で判断するといい、規制委員会は規制基準に適合し
てもリスクはゼロではないから安全とは言わない。電力会社(と立地自治体)は、再稼働のお墨付きを与えられたとして、嬉々として「判断」する。
 これでは安全の責任の所在がさっぱりわからない。というより福島原発事故東京電力は倒
産することもなく、電力会社も国も誰も責任をとっていない。
 
 福島の事故やそれ以上の事故が起こった場合でも、どこも責任を取らなくてもよい仕組みと
して、結局私たち国民が健康のリスクを負い、私たち国民が事故費用の大半を負担するというのが、福島原発事故の実態である。
 責任の追及はあいまいなまま、政府は原発輸出や再稼働を画策する。福島の教訓は生か
されることなく、再び安全神話の復活だ。
 それとも、もう一度大惨事が起こっても「許した私たちみんなが悪かったのよね~」てなことにな
るのだろうか?冗談ではありません。
 
 事故から3年半たった今も、汚染水問題一つ見ても事故の収束とはほど遠く、深刻な作業
員の被ばく、海や大地での環境汚染が続いている。
 膨大な数の福島及び近隣住民は、被ばくに怯えなければならない生活だ。福島を離れ全
国に避難した住民も心身の負担を強いられている。
 福島の現実を置き去りにしたまま、防災避難対策も確立されないまま、再稼働なんてありえ
ない、と思うのだが。
 
*************************************
あなたもパブコメを出しましよう。
 川内原発1、2号機についての原子力規制委員会の審査書案について、意見募集(パブ
リックコメント)がおこなわれています。8月15日締め切り。この後に正式に決定となります。
 わざわざタイトルにまで「科学的・技術的意見の募集」などとあげられているのには、恐れ入
りますが、フツーの市民の感覚で応募しようと思っています。
 
 原子力規制を監視する市民の会からの川内原発審査書案への「パブコメのタネ」と原子力
規制委員会宛の用紙も一緒に同封していますので御利用下さい。FAXで送られる方は裏表を送って下さい。(sora)
 
(参考サイト)
パブコメのタネ」
電子政府パブリックコメント:意見募集中詳細案内」
 

報告6月22日
大島堅一氏(立命館大学国際関係学部教授)の講演  
                 主催「脱原発わかやま」―田辺市にて
原発は安い!?~原発のコストはいったいいくらなのか~」
 
 福島県原発事故後、社会の見方が変わって、原発を即時停止の人が35%位。将来的
には無くして行きたい人は50%位。合わせると、85%との圧倒的多数の国民が原発を無くした方が良いとの世論に今はなっている。
 事故が起こってしまったことをふまえてどんなコスト問題があるのか。原発事故は金銭で表せな
いことが圧倒的に大きいとはいえ。
 福島の人たちが今だに3万人仮設に放置されていること。故郷を無くし、家を無くし生活その
ものがなくなり、お金では換算できないものが圧倒的に多い。ぜったい元には戻らない、そこが本質なのですけど、と。できるところだけでも、最低限いくらかと云う事を表すだけでも非常に大切な大きな事ですね、と話された。

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最初にエネルギ―基本計画について
 自民党は2014年4月11日に「エネルギ―基本計画」を閣議決定しましたが、電源構成が示
せないで、原子力の扱いは事故前の2010年と全く同じ。準国産エネルギ―の「準」は、まやかしである。等、原子力の位置づけと現実に問題が多いと大島さんの指摘がありました。
 
原発事故関連費用と負担について、大半が国民負担になっている。
 原子力発電所事故の費用の負担。誰が支払うのか、を明らかにするのに大変時間がかった、
と話されました。水俣の公害は損害賠償額約1000億円。福島の原発事故は損害賠償額5兆円。下表は、大島さん等が作成した「事故費用はいくらか」です。合計金額は11兆円を越えています。
 

         事故費用はいくらか
     項 目             金 額(億円)
損害賠償費用  要賠償額         49,088(東電は出し渋る。値切る。打ち切る。)
            賠償対応費用       777
原状回復費用  除染費用          24,800
           中間貯蔵施設     10,600
事故収束・廃止費用             21,675
行政による事故対応費用(除染を除く)   3878 
  合 計                   110,819
出所:大島・除本(2014)「福島原発事故のコストを誰が負担するのか―再稼働の動きのもと
で進行する責任の曖昧化と東電救済―」『環境と公害』7月号
注:追加的安全対策費用は含まない。

 
東電と国の責任を明確にする必要について
東電の責任>

東京電力は国の資金援助無しには存立しえない状況(一般企業であれば破綻状態)
★原賠法第1条「原子力事業の健全な発達」~国会事故調報告書では、事業者が規制
者を「虜」にしてきた実態が明らかに。
★未曾有の事故を起こしたにもかかわらず、かえって経営が強化されることになっている。(「絶
対に破綻しない会社」化)
★賠償に関する大規模訴訟が複数堤起されているが、「不十分で不誠実な賠償」→モラル
ハザード「健全な発達とは正反対」
★事故発生責任→破綻処理が適当
<国の責任>
1、原発事故を防ぎ得なかった
―規制者が規制される側の「虜」となってきた。(国会事故調報告書)
2、開発一辺倒の原子力政策
 ◎事故を引き起こした「責任」が国にはある。
 ◎このことに対する「真摯な反省」に基づき、賠償と廃炉の双方を行う体制を築く。
 上記のように、大島さんは東電と国の責任の明確さを述べられました。福島原発事故は誰も責任をとっていません。事故の費用は巨額(しかもこれで終わりではない)。その大半が国民負担になっています。
 
 東電を事故発生責任者として、破綻させ、資産処理をし、国民の負担を低減させるべきだと思う。事故を起こす事で絶対に破綻しない会社になるのですから、電力会社は再稼働で事故が起きても責任も取らずに破綻も心配することはない。こんないい話はない。だから東電新潟の柏崎刈羽原発を再稼働させようとしている、と大島さんは言われました。
 電力会社も政府も、反省もせずに再稼働にやっきになっています。そして嫌でも私たち国民
がお金を出して東電を救済し、電気料金から、原発の負担金を徴収させられていることに変わりはありません。
 
今後については
☆エネルギー政策(特に電力システム改革)が具体化する中で、原子力のための新たな補
助制度が構築される可能性がある。と指摘されました。
 頭のいい原子力官僚が原発を温存させるために2016年に向けて電力自由化を進める中
でどんな手を打って来るのか。電力自由化を喜んではいられない。怖いですね。それから、福原発事故で、原発のコストは私たちにとってはとてつもなく高くつくことをあらためて認識しました。  
                                           松浦雅代     
 
(追記)2011年2月27日、大島堅一氏に「原発がこわい女たちの会」で、「ほんとうのこと 知ろう 『原子力のはなし』 原子力発電は本当に安いのか」と題して講演して頂きました。
 その12日後に東京電力福島原発事故が起きました。
 大島堅一著「再生可能エネルギーの政治経済学」定価3800円の高くて難しい本を買っ
て頂きました。この本はその後(環境経済・政策学会奨励賞)を受賞しています。
(金原注:私も松浦さんからこの「高くて難しい本」を買わされました。もちろん、3.11前のことです)

 

 

再生可能エネルギーの政治経済学

再生可能エネルギーの政治経済学

 

 

 

 福島事故後に出された岩波新書の「原発のコスト」は大佛次郎論壇賞を受賞。

 

原発のコスト――エネルギー転換への視点 (岩波新書)

原発のコスト――エネルギー転換への視点 (岩波新書)

 

 

 読みやすいのは「原発はやっぱり割に合わない」東洋経済新報社1600円がお勧めです。

 

原発はやっぱり割に合わない―国民から見た本当のコスト

原発はやっぱり割に合わない―国民から見た本当のコスト

 

 


 現在は「原発ゼロ社会への道」原子力市民委員会のメンバーとして活動されています。 
 

               二度目の福島へ                  
                                        古田伊公子
 
 「福島へは行ってみたいけど手がかりがないと……」と云う私の昔なじみの2人(2人は初
対面)を誘って7月14、15、16日の日程で、又々昨年お世話になった方々に遠路終日お付き合い願って南相馬へ、浪江町へ、行って来ました。
 田んぼ、請戸港、被災住宅、希望の牧場と何とも欲張りなかけ足ながらもそれぞれに濃
い1日を過ごさせて頂く。
 太平洋沿いの常磐線がいまだに、永久(?)に不通の為、内陸の東北本線で福島に入
る、浜通り南相馬、浪江へは車で移動となる。福島(東北本線、新幹線とも同じ駅構内)から南相馬の原町への定期バスが1日4本位、所要時間2時間というのがあることを知る。帰路はこれを利用した。
 なかなか快適でした。
 2泊とも農業民宿(二本松・南相馬)を紹介して頂き、初体験。アットホームで民宿の御
夫婦も一緒に食卓を囲み同じものを頂き、初対面なのに里帰りして来た家族をむかえるような雰囲気で、つもる(?)話をして下さる。
 村をあげて頑張ってきた有機農業の村(旧東和町)の震災後、悩んだ末やっぱり皆で頑
張ろうと歩み続けている姿や、道の駅やあじさいロード(あじさい寺も)、ハーフマラソンする距離、見事につづくあじさいを夕方遅く案内して下さる。(下の写真)

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 放射線量は一律という訳ではないので、皆さんそれぞれに気にしながら収穫物は全て測
定所に持ち込み測定した上で食べ、分け、販売しているそうです。
 南相馬のお百姓さんも希望の牧場の牧場主さんも、稲が立派に育っても、牛(300頭)
に毎日毎日大量のエサ(牧草ロール一日10ロール)をあげて生命をつないでも、一粒たりとも、一切れたりとも食べることができない状態です。それでもなお、稲作を後世に引き継ぐ為(自分の生きがいだから、やめられないとおっしゃってはいるが)、また生命あるもの政府の
いうように殺処分出来ず、栃木、宮城の汚染された牧草をもらって(運送費だけでもバカにならない)大量に積み上げました。原発から14㎞全部で30町あるという牧場のうちの一番北の端(原発から遠い方)で現在放牧中。牛さんたちの表情のやわらかなこと、目のやさしいこと、とってもいとおしく申し訳ない思いでした。お百姓さんと牧場主さんの固い握手、目に焼き付いています。
                         
 橘柳子さんはお元気でした。今回は橘さんの夫君・毅氏の車で浪江町のお宅まで連れ
て行って頂きました。お家の中は震災当時のまま片付けも出来ず、倒れ散乱した家具や本、書類など3年4カ月も経つとほこりや湿気、毅氏は何かの動物の毛が床に落ちているのを見つけられる。「放射能が入る!」と厳重に戸閉まりされているのですが―。
 お庭の芝生は4.4μシーベルト/h(放射線管理区域で0.6μシーベルト/hが上限な
のに)!
 御夫妻で定年まで勤められて思いを込めて建てられたでしょうお家。お庭の木々も毎年
新緑を、お花を楽しまれていたでしょうに。なんとも酷なこと。かけられる言葉はありません。
 車の中で毅氏は、お父様の従兄弟である鈴木安蔵さんのお話しをして下さり、幼いころ
よく遊んでもらったと聞かされていて、日本国憲法の草案に大きな役割を果たされた従兄弟さんのことを、お父さんは毅氏に、又そのパートナーになられた柳子さんにも語って聞かせておられたそうです。
 社会科の教師となられた毅氏は、生徒たちに誇れる日本国憲法を大切にと教えられて
いたそうです。
 また毅氏は、南相馬のお百姓さんの長男の担任だったとか「あら、まあまあ先生、お久し
ぶりです」と30年振り位の再開に花が咲き、その夜泊めて頂いた民宿では、私と同行者の一人とも旧知である名前が出てきてびっくり仰天。
 
 相変わらず何も変わらずどころか、こわれた原発のガレキ処理が進んで放射能がより一層放出拡散して(7月23日東電も認めニュースになっていましたね)2012年産米は20Bqだったのに2013年産米は100Bqに(南相馬小高)!!
 まだまだ想定外のことが起こってくるのでしょう。廃炉などできるのでしょうか。再稼働など
と、どんな心や頭なら言えるのか庶民にはさっぱりわからないね。
 それでも、とても楽しい旅でした。
 一度会ったらすぐ友達に。二度目会う時は親戚。握手の手を離すことが出来ませんで
した。
 南相馬の試験田の稲刈りに、会津からの私のお米の故郷へ、これからもおこずかい貯
めて行きます。みなさん福島へ御一緒しませんか?

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※古田伊公子さんは大阪豊中から農業をするために有田川町に11年前に引っ越してこ
られた方です。 (上の写真・希望の牧場の牛たち)
 

◎5月21日 福井地裁大飯原発運転差し止判決・司法は生きていた!
 福井地方裁判所において、樋口英明裁判長により大飯原発3、4号機の運転差止を
命じる判決が言い渡されました。歴史的な住民側勝訴判決となりました。
 大飯原発3、4号機運転差止請求事件判決要旨を同封しています。
 少し時間が経っていますが、今後日本全国の原発裁判で影響があると思います。大阪
地裁、京都地裁でも裁判中です。是非、読みやすいので読んで下さい。本判決が指摘する原発の危険性は、いずれも原発が抱える本質的危険性です。
 
(金原注:同判決要旨は以下のサイトでも読むことができます)
 
 5月9日女たちの会前号に載せた却下された大阪高裁での裁判は関西電力相手の運
転差し止仮処分裁判でした。大阪地裁での国相手の裁判は9月12日に大阪地裁202号法廷で行われます。
 
◎7月31日 福島原発事故の責任を問う告訴
 2012年6月に福島県民1324人の第一次告訴に続いて11月には全国的に約15000人
の告訴団になりました。2013年9月9日福島地検から東京地検に移送され、その日のうち東京地検は不起訴判決。「不起訴処分」と決定したことを不服として2013年11月22日東京地裁に、検察審査会第二次申し立て5737人分を提出。今回は罪名を「業務上過失致死傷」だけに絞り、被告発人を東電原子力担当役員6人に絞り、因果関係の立証が難しい人等を除外し、審査員にわかりやすくしたそうです。
 2014年7月31日「11人の市民」による検察審査会が出した議決は、東電元幹部3人の
「起訴相当」でした。東京地検は再捜査を開始し、原則3カ月以内に起訴か不起訴か改めて判断することになりました。(松浦も第二次申立て人になっています)
 
(記)2014年7月1日安倍内閣は集団的自衛権容認を閣議決定した。
 そもそも、閣議で憲法解釈を決めること自体がおかしい。憲法の根幹を切り落とす介錯
と言った人がいた。わたしもそう思います。安倍総理のシナリオが支離滅裂でもより能弁になってきている。危険だ、まくら言葉は国民の健康と安全を守る。私たちを愚弄している。
 私たちが行動することでやっと自由と民主主義が生かされる。私たちが試されているのだ。
一人一人が、行動しましょう。
 
会員の皆さまへ
 会員の交流会を10月25日(土)又26日(日)(原子力の日)どちらかで開催したいと思
います。会場が決まれば連絡します。ゲストは考えておりませんが、会員の皆さんでこんな話が聞きたいとの声を届けて下さい。
                                         松浦雅
 

(付録)
原発ゼンキハイロ』 はちようび