今晩(2014年9月9日)配信した「メルマガ金原No.1843」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
映画『A2-B-C』和歌山市上映会(10/26)へのお誘い
2013年に製作された映画『A2-B-C』については、東京での上映が始まった今年の5月、和歌山でも上映できることに期待しつつ、メルマガ(ブログ)で取り上げました。
2014年5月26日
ドキュメンタリー映画『A2-B-C』順次公開中
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/38327464.html
ドキュメンタリー映画『A2-B-C』順次公開中
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/38327464.html
予告編(英語字幕版)
https://www.youtube.com/watch?v=ZD9yGONdEUY
https://www.youtube.com/watch?v=ZD9yGONdEUY
その『A2-B-C』の和歌山市での上映会開催が決定し、チラシやチケットも刷り上がってきましたので、ご案内することとしました。
上映会の概要は以下のとおりです。
上映会の概要は以下のとおりです。
開催日 2014年10月26日(日) 2回上映
第1回上映 開場:午前10時00分 開演:午前10時30分
第2回上映 開場:午後 1時30分 開演:午後 2時00分
※上映時間71分。いずれも上映終了後、イアン・トーマス・アッシュ監督とのディスカッション・タイムがあります。
会 場 男女共生推進センター6Fホール(あいあいセンター内)
和歌山市小人町29番地
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/bunka-sisetu/danjo/index.html
※同じフロア(6F)に「子ども室」もあります。
上映協力券 500円(前売・当日とも)
主 催 「A2-B-C」上映和歌山実行委員会
共 催 にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山
連絡先
上映実行委員会代表 花田惠子
073-444-6870
上映実行委員会事務局 西郷章
090-5465-3105
にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山
080-2449-5300
第1回上映 開場:午前10時00分 開演:午前10時30分
第2回上映 開場:午後 1時30分 開演:午後 2時00分
※上映時間71分。いずれも上映終了後、イアン・トーマス・アッシュ監督とのディスカッション・タイムがあります。
会 場 男女共生推進センター6Fホール(あいあいセンター内)
和歌山市小人町29番地
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/bunka-sisetu/danjo/index.html
※同じフロア(6F)に「子ども室」もあります。
上映協力券 500円(前売・当日とも)
主 催 「A2-B-C」上映和歌山実行委員会
共 催 にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山
連絡先
上映実行委員会代表 花田惠子
073-444-6870
上映実行委員会事務局 西郷章
090-5465-3105
にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山
080-2449-5300
上映実行委員会代表の花田惠子さんから皆さまへのご協力のお願いの文章をご紹介します。
(引用開始)
初秋の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
本作は、日本在住のアメリカ人監督イアン・トーマス・アッシュが福島原発事故以降の福島の子どもたちを追ったドキュメンタリーです。
―2011年3月11日東日本大震災による福島原発事故発生。その11日後、日本在住のドキュメンタリー監督イアン・トーマス・アッシュは、福島の取材を決意する。
今福島で、一体何が起きているのか?
その事実を知りたいという一心でアッシュは福島へ向かった。
福島を訪れたアッシュはカメラを片手に町の様子、人々の様子を撮り続けた。その子どもたちに、ある異変が起きていることを知る。
まるで家族のポートレイトを撮るかのように愛情をもって、原発事故以降の福島を撮り続けるアッシュ。
テレビでは報道されない福島の厳しい現実と、福島に住む人々の切実な訴えが、カメラを通して静かに映し出される-。
果たして、子どもたちの未来は安全なのか?―
初秋の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
本作は、日本在住のアメリカ人監督イアン・トーマス・アッシュが福島原発事故以降の福島の子どもたちを追ったドキュメンタリーです。
―2011年3月11日東日本大震災による福島原発事故発生。その11日後、日本在住のドキュメンタリー監督イアン・トーマス・アッシュは、福島の取材を決意する。
今福島で、一体何が起きているのか?
その事実を知りたいという一心でアッシュは福島へ向かった。
福島を訪れたアッシュはカメラを片手に町の様子、人々の様子を撮り続けた。その子どもたちに、ある異変が起きていることを知る。
まるで家族のポートレイトを撮るかのように愛情をもって、原発事故以降の福島を撮り続けるアッシュ。
テレビでは報道されない福島の厳しい現実と、福島に住む人々の切実な訴えが、カメラを通して静かに映し出される-。
果たして、子どもたちの未来は安全なのか?―
この映画の上映を通じ、福島の子どもたちに今何が起きているのかを考える機会になるのではと考えています。
つきましては、本映画をひとりでも多くの方々に観ていただくために、お力をお貸しいただきますようお願い申し上げます。
(引用終わり)
この映画のチラシもご覧ください。
つきましては、本映画をひとりでも多くの方々に観ていただくために、お力をお貸しいただきますようお願い申し上げます。
(引用終わり)
この映画のチラシもご覧ください。
映画『A2-B-C』チラシ
http://web2.nazca.co.jp/nwkv89851/A2BCchirashi.pdf
http://web2.nazca.co.jp/nwkv89851/A2BCchirashi.pdf
なお、この映画の上映協力券は、以下の呼びかけ人が預かっていますので(もしくはこれから預かるはず/私は今日花田惠子さんから預かりました)、お知り合いの呼びかけ人に声をかけていただくか、もしくは上記「連絡先」3カ所のいずれかにお問い合わせ願います。
映画『A2-B-C』上映会 呼びかけ人 五十音順(敬称略)
岩下舞衣、岩根シゲ&Cathy、内海洋一、遠藤朝子、小野澄義、尾和弘一、貴志公一、金原徹雄、国重あゆみ、越野章史、西郷章、里崎正、芝野絢子、田村悠紀栄、道本みどり、中里佳世、西出いづみ、花田惠子、富士原史香、松浦攸吉、和田雄輝&Karly Burch
岩下舞衣、岩根シゲ&Cathy、内海洋一、遠藤朝子、小野澄義、尾和弘一、貴志公一、金原徹雄、国重あゆみ、越野章史、西郷章、里崎正、芝野絢子、田村悠紀栄、道本みどり、中里佳世、西出いづみ、花田惠子、富士原史香、松浦攸吉、和田雄輝&Karly Burch
イアン・トーマス・アッシュ監督が、この映画についてトークしている映像はいくつかアップされていますが、比較的よくまとまっており、音声もクリアなもの(しかも、『フタバから遠く離れて』の舩橋淳監督の姿も見える)映像をご紹介します。
2014年7月5日 第27回月1映画祭/交流カフェ
https://www.youtube.com/watch?v=JyoDxZx9SOM
私自身、予告編(今日は少し長めの英語字幕版予告編をご紹介しましたが)を観ただけなのですが、冒頭の山下俊一教授に対するインタビューはやはり衝撃的ですね。以下に文字起こししてみます。
https://www.youtube.com/watch?v=JyoDxZx9SOM
私自身、予告編(今日は少し長めの英語字幕版予告編をご紹介しましたが)を観ただけなのですが、冒頭の山下俊一教授に対するインタビューはやはり衝撃的ですね。以下に文字起こししてみます。
アッシュ 私は『ガンになりません』というのは保証できますか?
山下 ごめんなさい。
アッシュ 「ごめんなさい」では足りない。はっきり言ってください。
山下 言えない。確率論だから。「絶対」ということは誰も言えない。「絶対安心」ということは誰も言えない。しかし、「安心してください」とお願いできる。ここが大事です。命令もできなければ、100%という科学はありません。必ずエラーが起こります。
山下 ごめんなさい。
アッシュ 「ごめんなさい」では足りない。はっきり言ってください。
山下 言えない。確率論だから。「絶対」ということは誰も言えない。「絶対安心」ということは誰も言えない。しかし、「安心してください」とお願いできる。ここが大事です。命令もできなければ、100%という科学はありません。必ずエラーが起こります。
この撮影の時に他のジャーナリストもいたのかどうか、映像を観ただけではよく分かりませんが、本来これは全ての日本人ジャーナリストも発すべき質問ですよね。
もっとも、日本人ジャーナリストが同じ質問をしたとして、山下氏が、アッシュ監督に対して答えたのと同じことを言ったかには疑問もありますけどね。山下氏という人は、海外の学会での発表では、比較的まともな見解を表明したりすることもあるようなので、アッシュ氏だからこそ、気を許して(?)本音を発したのかもしれないという気もします。
もっとも、日本人ジャーナリストが同じ質問をしたとして、山下氏が、アッシュ監督に対して答えたのと同じことを言ったかには疑問もありますけどね。山下氏という人は、海外の学会での発表では、比較的まともな見解を表明したりすることもあるようなので、アッシュ氏だからこそ、気を許して(?)本音を発したのかもしれないという気もします。
この3分少々のトレイラーを観るだけでも、静かに住民や子どもたちの姿を凝視し、その発言に耳を傾けるシーンと、山下氏に詰め寄ったり、取材拒否する学校関係者と議論する場面との間の「緩急の妙」を感じ、おそらくこれは優れた作品に違いない、という直感が働いているのです。
あまり期待値を上げ過ぎて、がっかりしても困りますが。
あまり期待値を上げ過ぎて、がっかりしても困りますが。
私の手元にも入場協力券がありますので、是非お買い求めの上、10月26日の上映会に足をお運びいただければと思います。
なお、10月26日の和歌山市に先立ち、今週末の9月13日(土)と14日(日)に紀南地方の3カ所で上映会が開催されます(監督のトークはありません)。
9月14日(日)
田辺市民総合センター 2階交流ホール
第1回上映 午後2時00分~
第2回上映 午後7時00分~
※ 上映後、座談会(自由参加)
資料代 500円(中・高生無料)
主催 「A2-B-C」紀南上映実行委員会
共催 つゆくさと大地の会
連絡先
090-7490-5032(木川田)
080-5315-5586(寺井)
※田辺上映会チラシはこちら
http://www.aikis.or.jp/~cacenter/pdf/hukusima%20gakusyuukai001.pdf
田辺市民総合センター 2階交流ホール
第1回上映 午後2時00分~
第2回上映 午後7時00分~
※ 上映後、座談会(自由参加)
資料代 500円(中・高生無料)
主催 「A2-B-C」紀南上映実行委員会
共催 つゆくさと大地の会
連絡先
090-7490-5032(木川田)
080-5315-5586(寺井)
※田辺上映会チラシはこちら
http://www.aikis.or.jp/~cacenter/pdf/hukusima%20gakusyuukai001.pdf