2014年世界人権デーに向けて~「このままで良いのか ヘイト・スピーチ」(ヒューマンライツ・ナウ 12/8東京&12/13大阪)
今晩(2014年12月2日)配信した「メルマガ金原No.1927」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
2014年世界人権デーに向けて~「このままで良いのか ヘイト・スピーチ」(ヒューマンライツ・ナウ 12/8東京&12/13大阪)
一昨日(11月30日)、ヒューマンライツ・ナウが発表した『在日コリアンに対するヘイト・スピーチ被害実態調査報告書』をご紹介する記事を配信したところ、同報告書を作成した関西グループ内ヘイト・スピーチ調査プロジェクトチームのメンバーである中島宏治弁護士(大阪弁護士会)から、「12月13日(土)に CANVAS(キャンバス)谷町で、今回の報告の関連企画を開催します」というお知らせをいただきましたので、あらためてその企画をご紹介することとしました。
ヘイトスピーチによる被害の実態や国際人権条約が求めるヘイト・スピーチ規制の内容について学べる得がたい機会と思われますので、ご都合のつく方は是非ご参加ください。
以下に、ヒューマンライツ・ナウWEBサイトに掲載された行事案内を引用します。
一昨日(11月30日)、ヒューマンライツ・ナウが発表した『在日コリアンに対するヘイト・スピーチ被害実態調査報告書』をご紹介する記事を配信したところ、同報告書を作成した関西グループ内ヘイト・スピーチ調査プロジェクトチームのメンバーである中島宏治弁護士(大阪弁護士会)から、「12月13日(土)に CANVAS(キャンバス)谷町で、今回の報告の関連企画を開催します」というお知らせをいただきましたので、あらためてその企画をご紹介することとしました。
ヘイトスピーチによる被害の実態や国際人権条約が求めるヘイト・スピーチ規制の内容について学べる得がたい機会と思われますので、ご都合のつく方は是非ご参加ください。
以下に、ヒューマンライツ・ナウWEBサイトに掲載された行事案内を引用します。
【被害実態調査報告&在日コリアン若者の声】
○デモを見て自分たちの存在が否定されたと思い、身体が震えてドキドキした。
○面と向かって憎悪感情を投げかけてくることに対し恐怖を感じた。
○「殺せ、殺せ、朝鮮人」と言われ、殺されるんじゃないかという恐怖が襲ってきた。
○自分でどうしようもできないことを理由に、「死ね、殺せ」と言われることの不条理。
○デモを見て自分たちの存在が否定されたと思い、身体が震えてドキドキした。
○面と向かって憎悪感情を投げかけてくることに対し恐怖を感じた。
○「殺せ、殺せ、朝鮮人」と言われ、殺されるんじゃないかという恐怖が襲ってきた。
○自分でどうしようもできないことを理由に、「死ね、殺せ」と言われることの不条理。
「穏健な表現」なら良いのか? 国連の要請する規制とは?
日本には差別を禁止する法律も、在日コリアンや被差別部落の人々といった不特定多数の人々に対する差別、侮辱、憎悪の表明やその煽動を規制する法律もありません。「対象が多数なら、一人ひとりのこうむる被害は少ない」というのがその理由の一つとして挙げられていますが、ヒューマンライツ・ナウ関西グループが行った在日コリアンへの聴き取り調査は、それが事実でないことを明らかにしました。
国連は、ヘイト・スピーチが野放しになっている日本の現状を憂慮し、法律による規制を含め、「毅然として対処すること」を強く勧告しています。
国連は、ヘイト・スピーチが野放しになっている日本の現状を憂慮し、法律による規制を含め、「毅然として対処すること」を強く勧告しています。
イベントでは、ヒューマンライツ・ナウ関西グループが調査結果を報告し、日本社会に生きる在日コリアンの若者たちが受けてきた差別やそれに関する思いなどについて、在日コリアン青年連合(KEY)のメンバーにもお話しいただきます。
日時:2014年12月13日(土) 17時~19時(16時30分受付開始)
会場:市民活動スクエア「CANVAS(キャンバス)谷町」大会議室
大阪市中央区谷町2-2-20 大手前類第1ビル2F
参加費:500円(資料代を含む)
主催:認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
会場:市民活動スクエア「CANVAS(キャンバス)谷町」大会議室
大阪市中央区谷町2-2-20 大手前類第1ビル2F
参加費:500円(資料代を含む)
主催:認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
<ヘイト・スピーチ被害調査報告>
三輪 晃義(みわ・あきよし)さん(弁護士)
<在日コリアン青年差別実態調査報告>
梁 英聖(りゃん・よんそん)さん(在日コリアン青年連合)
<国際人権条約が義務付けるヘイト・スピーチ規制>
元 百合子(もと・ゆりこ)さん(元大阪女学院大学教授、大阪経済法科大学客員研究員)
三輪 晃義(みわ・あきよし)さん(弁護士)
<在日コリアン青年差別実態調査報告>
梁 英聖(りゃん・よんそん)さん(在日コリアン青年連合)
<国際人権条約が義務付けるヘイト・スピーチ規制>
元 百合子(もと・ゆりこ)さん(元大阪女学院大学教授、大阪経済法科大学客員研究員)
【お申し込み・お問い合わせ】
参加を希望される方は、お名前、ご所属を明記の上、メールで下記宛にお申し込み下さい。
hrn_kansai@yahoo.co.jp
(ヒューマンライツ・ナウ関西グループ、当日午前中まで連絡可)
参加を希望される方は、お名前、ご所属を明記の上、メールで下記宛にお申し込み下さい。
hrn_kansai@yahoo.co.jp
(ヒューマンライツ・ナウ関西グループ、当日午前中まで連絡可)
※チラシはこちらです。会場の地図もご覧いただけます。
(引用終わり)
(引用終わり)
(抜粋引用開始)
ヒューマンライツ・ナウ 人権デーイベント
このままで良いのか ヘイト・スピーチ
「明らかになった被害の実態」~聴き取り調査から見えてきたもの~
ヒューマンライツ・ナウ 人権デーイベント
このままで良いのか ヘイト・スピーチ
「明らかになった被害の実態」~聴き取り調査から見えてきたもの~
日 時/2014年12月8日(月) 19時~21時 (開場:18時30分)
会 場/青山学院大学 青山キャンパス2号館 2階221号室 (150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25)
JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面出口より徒歩約10分
地下鉄各線「表参道駅」B1出口より徒歩5分
資料代/1,000円
スピーカー/
三輪 晃義 さん(弁護士)
梁 英聖(りゃん・よんそん)さん(在日コリアン青年連合)
師岡 康子 さん(弁護士)
安田 浩一 さん(ジャーナリスト)
主 催/認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
〒110-0005 東京都台東区上野5-3-4クリエイティブOne秋葉原ビル7F
電話:03-3835-2110 FAX:03-3834-1025
会 場/青山学院大学 青山キャンパス2号館 2階221号室 (150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25)
JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面出口より徒歩約10分
地下鉄各線「表参道駅」B1出口より徒歩5分
資料代/1,000円
スピーカー/
三輪 晃義 さん(弁護士)
梁 英聖(りゃん・よんそん)さん(在日コリアン青年連合)
師岡 康子 さん(弁護士)
安田 浩一 さん(ジャーナリスト)
主 催/認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
〒110-0005 東京都台東区上野5-3-4クリエイティブOne秋葉原ビル7F
電話:03-3835-2110 FAX:03-3834-1025
【スピーカー紹介】
三輪 晃義 さん (弁護士)
2012年1月大阪弁護士会登録。HRNヘイト・スピーチ調査プロジェクトチーム。
梁 英聖(りゃん・よんそん)さん (在日コリアン青年連合)
在日コリアン青年連合(KEY)常勤スタッフ。KEYで行ったヘイトスピーチなどに関する、在日コリアン青年の差別実態アンケート調査報告書のとりまとめを担当。
師岡 康子 さん (弁護士)
2003~07年日本弁護士連合会人権擁護委員会委嘱委員、
枝川朝鮮学校取壊し裁判弁護団、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員、外国人人権法連絡会運営委員等。
共著書に『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか』(前田朗編著、三一書房)、『外国人・民族的マイノリティ人権白書2010』(外国人人権法連絡会編、明石書店)ほか。
安田 浩一 さん (ジャーナリスト)
1964年、静岡県生まれ。『ネットと愛国ー在特会の「闇」を追いかけて』(講談社)でJCJ賞および第34回講談社ノンフィクション賞受賞。
他の著書に、『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)など。
三輪 晃義 さん (弁護士)
2012年1月大阪弁護士会登録。HRNヘイト・スピーチ調査プロジェクトチーム。
梁 英聖(りゃん・よんそん)さん (在日コリアン青年連合)
在日コリアン青年連合(KEY)常勤スタッフ。KEYで行ったヘイトスピーチなどに関する、在日コリアン青年の差別実態アンケート調査報告書のとりまとめを担当。
師岡 康子 さん (弁護士)
2003~07年日本弁護士連合会人権擁護委員会委嘱委員、
枝川朝鮮学校取壊し裁判弁護団、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員、外国人人権法連絡会運営委員等。
共著書に『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか』(前田朗編著、三一書房)、『外国人・民族的マイノリティ人権白書2010』(外国人人権法連絡会編、明石書店)ほか。
安田 浩一 さん (ジャーナリスト)
1964年、静岡県生まれ。『ネットと愛国ー在特会の「闇」を追いかけて』(講談社)でJCJ賞および第34回講談社ノンフィクション賞受賞。
他の著書に、『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)など。
(引用開始)
「#ゆるさないヘイトスピーチ・フォトアクションキャンペーン」実施!
今年の人権デーは、「ヘイトスピーチ」の差別被害について取り上げたイベントを東京(12/8)・大阪(12/13)それぞれで開催します。それに伴って、『 #ゆるさないヘイトスピーチ・フォトアクションキャンペーン』を実施することになりました!
「ヘイトスピーチ」には反対という、このキャンペーンにご賛同いただける方は、メッセージを書いた紙やボードと共にご自身・お友達同士で撮影した写真を、ハッシュタグ【 #ゆるさないヘイトスピーチ、#hrn】をつけてご自身のSNS(Facebook, Instagram, Twitter)などにご投稿ください!
投稿された写真は、HRNスタッフで集計し、こちらのイベントページで定期的にアップ、イベント終了後(12月13日)にすべての写真を集めてモザイク画を作成する予定です。
また、このフォトアクションをより広く拡散するために、アイスバケツチャレンジのように、「賛同してくれる知り合いを2名指名して、一緒にフォトアクションに参加してもらう」というルールも作成しました!(※強制ではありません。あくまでたくさんの人に参加してもらう、ということが重要だと考えています)
お友達・お仲間・職場の皆さんとぜひご参加ください!よろしくお願い致します!
「#ゆるさないヘイトスピーチ・フォトアクションキャンペーン」実施!
今年の人権デーは、「ヘイトスピーチ」の差別被害について取り上げたイベントを東京(12/8)・大阪(12/13)それぞれで開催します。それに伴って、『 #ゆるさないヘイトスピーチ・フォトアクションキャンペーン』を実施することになりました!
「ヘイトスピーチ」には反対という、このキャンペーンにご賛同いただける方は、メッセージを書いた紙やボードと共にご自身・お友達同士で撮影した写真を、ハッシュタグ【 #ゆるさないヘイトスピーチ、#hrn】をつけてご自身のSNS(Facebook, Instagram, Twitter)などにご投稿ください!
投稿された写真は、HRNスタッフで集計し、こちらのイベントページで定期的にアップ、イベント終了後(12月13日)にすべての写真を集めてモザイク画を作成する予定です。
また、このフォトアクションをより広く拡散するために、アイスバケツチャレンジのように、「賛同してくれる知り合いを2名指名して、一緒にフォトアクションに参加してもらう」というルールも作成しました!(※強制ではありません。あくまでたくさんの人に参加してもらう、ということが重要だと考えています)
お友達・お仲間・職場の皆さんとぜひご参加ください!よろしくお願い致します!
【追加情報 12月1日】
◆戦場カメラマン/ジャーナリストの志葉 玲さんによる撮影のご案内◆
現在展開中の「#ゆるさないヘイトスピーチ・フォトアクションキャンペーン」に、このたび、ジャーナリストの志葉 玲さんが協力してくださることになりました!!
志葉さんがこのキャンペーンに参加する皆さんを撮影してくれます。
プロの戦場カメラマンに撮影していただけるチャンス!
「人権デー」に参加した記念に、友達や仲間と、お一人で、いかがでしょうか?
志葉さんによる撮影キャンペーンは、ヒューマンライツ・ナウ事務局での撮影は12月9日(火)の正午から18時までの時間となります。
12月8日は獨協大学学内※で行います!(ドイツ語学科大重ゼミコラボ企画)
※このキャンペーンに賛同いただいた大重教授のゼミとのコラボ企画としまして、学内で撮影を行うということになりました。
昼休み(12:15~13:15)はアリーナ前、3限後の休み時間(14:45~15:00)は6棟入口に実行委員が待機しております。それ以外の時間(お昼から16時まで)は、アリーナ前のほか、中庭や学生センターなどでカメラを持って歩いていますので、見つけたら気軽に声をかけてください♪
(雨が降らない限りは外にいることが多いと思いますので、地域の方などもご参加ください。)
趣旨とキャンペーン内容に賛同し、志葉さんによる撮影をご希望の方は、HRN事務局(info@hrn.or.jp )に、住所、氏名、メールアドレス、連絡のとれる携帯番号、希望時間を明記のうえ、お申し込みください。折返し詳細をご連絡いたします。
*志葉さんからのメッセージ*
「フォトアクションに参加される皆さんを、カッコよく、あるいは麗しく、撮りたいと思います」
撮影した写真は、HRNのウェブサイト、FBページ等に掲載させていただくほか、参加者ご本人へ後日メールでお送りいたします。
志葉さんのブログはこちら。 http://reishiva.exblog.jp/
皆さんのキャンペーン参加・ご連絡をお待ちしています♪
(引用終わり)
◆戦場カメラマン/ジャーナリストの志葉 玲さんによる撮影のご案内◆
現在展開中の「#ゆるさないヘイトスピーチ・フォトアクションキャンペーン」に、このたび、ジャーナリストの志葉 玲さんが協力してくださることになりました!!
志葉さんがこのキャンペーンに参加する皆さんを撮影してくれます。
プロの戦場カメラマンに撮影していただけるチャンス!
「人権デー」に参加した記念に、友達や仲間と、お一人で、いかがでしょうか?
志葉さんによる撮影キャンペーンは、ヒューマンライツ・ナウ事務局での撮影は12月9日(火)の正午から18時までの時間となります。
12月8日は獨協大学学内※で行います!(ドイツ語学科大重ゼミコラボ企画)
※このキャンペーンに賛同いただいた大重教授のゼミとのコラボ企画としまして、学内で撮影を行うということになりました。
昼休み(12:15~13:15)はアリーナ前、3限後の休み時間(14:45~15:00)は6棟入口に実行委員が待機しております。それ以外の時間(お昼から16時まで)は、アリーナ前のほか、中庭や学生センターなどでカメラを持って歩いていますので、見つけたら気軽に声をかけてください♪
(雨が降らない限りは外にいることが多いと思いますので、地域の方などもご参加ください。)
趣旨とキャンペーン内容に賛同し、志葉さんによる撮影をご希望の方は、HRN事務局(info@hrn.or.jp )に、住所、氏名、メールアドレス、連絡のとれる携帯番号、希望時間を明記のうえ、お申し込みください。折返し詳細をご連絡いたします。
*志葉さんからのメッセージ*
「フォトアクションに参加される皆さんを、カッコよく、あるいは麗しく、撮りたいと思います」
撮影した写真は、HRNのウェブサイト、FBページ等に掲載させていただくほか、参加者ご本人へ後日メールでお送りいたします。
志葉さんのブログはこちら。 http://reishiva.exblog.jp/
皆さんのキャンペーン参加・ご連絡をお待ちしています♪
(引用終わり)
ところで、今日(12月2日)、ヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子弁護士が、あるMLで上記諸企画(主として12月8日東京)の案内をされていたのですが、その中で、『報告書』を公表し、東京・大阪でのイベントをネットで告知して以来、「各種嫌がらせが続いて」いると書かれており、差別主義者との闘いがいかに精力を消耗するものかを想像して暗澹たる気持ちにならざるを得ませんでした。
しかしながら、このようなことにひるんでいては、彼らをつけあがらせるだけであり、伊藤弁護士も「まともな人権感覚のある方々にたくさんきていただきたいので、拡散いただければと思いますし、また年末でお忙しいとは思いますが、ぜひ、お近くの会場でご参加ください。お申込みをお待ちしております」ということでしたので、是非多数の方にご参加いただければと思います。