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あなたも「安倍談話」が書ける!~誰でも分かる安倍晋三氏の「歴史認識」入門

 今晩(2015年1月26日)配信した「メルマガ金原No.1982」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
あなたも「安倍談話」が書ける!~誰でも分かる安倍晋三氏の「歴史認識」入門

 いまや私のメルマガ(ブログ)でシリーズ化しつつある「安倍晋三内閣総理大臣歴史認識を問う」の最新版を書かざるを得なくなりました。
 安倍首相は、1月5日に伊勢神宮(内宮)内の神宮司庁で行ったに年頭記者会見において、戦後70年を機に新たな内閣総理大臣談話(安倍談話)を出すことを明言していましたので、どんな談話になるのか、これまでの安倍首相の言動を振り返りつつ推測する記事を書かねば、とは思っていました。
 
安倍晋三氏発言録その1】
2015年1月5日、伊勢神宮・神宮司庁での年頭記者会見において、毎日新聞記者の質問に答えて

(引用開始)
 従来から申し上げておりますように、安倍内閣としては、村山談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいます。そしてまた、引き継いでまいります。
 戦後70年の間に、日本は自由で、そして民主的で、人権を守り、法の支配を尊重する国を創り、平和国家としての歩みを進め、そしてアジア太平洋地域や世界の平和・発展・民主化などに大きな貢献をしてまいりました。
 戦後70年の節目を迎えるに当たりまして、安倍政権として、先の大戦への反省、そして戦後の平和国家としての歩み、そして今後、日本としてアジア太平洋地域や世界のために、さらにどのような貢献を果たしていくのか。世界に発信できるようなものを、英知を結集して考え、新たな談話に書き込んでいく考えであります。
(引用終わり)
 
 この記者会見での短い発言を読むだけでも、その新たな「安倍談話」が、心ある人にとっては到底容認できないような内容になるだろうことは容易に推測されたことでしょう。
 実際、この記者会見での言い回しは、基本的に元旦に公表された年頭所感と同じものであり、首相年頭所感に対して私が加えた批判はそのまま当てはまります。
 
安倍晋三氏発言録その2】
2015年1月1日に公表した「平成27年 年頭所感」から

(引用開始)
 今年は、戦後70年の節目であります。
 日本は、先の大戦の深い反省のもとに、戦後、自由で民主的な国家として、ひたすら平和国家としての道を歩み、世界の平和と繁栄に貢献してまいりました。その来し方を振り返りながら、次なる80年、90年、さらには100年に向けて、日本が、どういう国を目指し、世界にどのような貢献をしていくのか。
 私たちが目指す国の姿を、この機会に、世界に向けて発信し、新たな国づくりへの力強いスタートを切る。そんな一年にしたいと考えています。
(引用終わり)
 
 この年頭所感に対する私の意見は以下のようなものです。
内閣総理大臣の年頭所感で、その点(金原注:戦争の歴史をどう学び今後の日本のあり方をどう考えたかということ)についてどう触れられているかというと、「日本は、先の大戦の深い反省のもとに」・・・これだけです。誰が、どういう風に反省し、その結果、教訓として何を学び得たか、という最も肝心な内容に一切触れず、ただ単に「反省」という言葉を使えば反省したことになるとでも言わんばかりの「言葉の重みの無さ」こそ、彼及び彼らの通有性だと私が考えるものです。」
 この批判は、そっくり1月5日記者会見での発言にも妥当するはずです。
 
 ところが、その年頭記者会見からわずか20日後の昨日(1月25日)、NHK総合TVの番組「日曜討論」に出演した安倍晋三氏は、新たな「安倍談話」についての質問に対し、次のように述べたそうです。
 
安倍晋三氏発言録その3】
2015年1月25日、NHK総合TVの番組「日曜討論」において中川緑アナウンサー、島田敏男解説委員からの質問に答えて
(引用開始)
中川緑アナウンサー 戦後50年のときに発表された村山談話戦後60年のときの小泉談話とともにですね、(テロップで画面に)赤く示した文字のところですが、「植民地支配と侵略」、「痛切な反省」、「心からのお詫び」。こういった同じ文言が盛り込まれております。新たな総理大臣談話でも、こうした文言を引き継いでいくお考えでしょうか?
安倍晋三氏 あのー、50年によって村山談話。そして、えー、60年の小泉談話ですね。えー、安倍政権として、ま、歴代の、こうした談話を全体として受け継いでいく考えについては既に何回も申し上げているとおりであります。
 えー、そして今回、70年を迎えるに当ってですね、今示して頂いた色んな、えー、今まで重ねてきた文言を使うかどうかということではなくて、安倍政権安倍政権として、えー、この70年を迎えて、どう考えているんだ、という観点からですね、えー、談話を出したい。
 えー、それは先の大戦に対する痛切な反省、と同時に戦後70年、我々は自由と民主主義を守り、えー、人権を尊重し、法を尊ぶ国をつくってきました。
 そしてアジアを始め世界の発展にも大きな貢献をしてきた、この日本の70年の歩み、更には日本はこれから世界に対してどのような貢献をしていくのか、どのような地域をつくっていこうとしているのか、どのような世界をつくっていこうとしているのか、日本の未来に対する意思をですね、しっかりと書き込んでいきたいと思っています。
 ですから、今までのスタイルをそのまま、えー、下敷きとしておきながら書いていくという考えはですね、今まで使った言葉を使わなかった、あるいは新しい言葉が入った、という、ま、そういう、ま、細々とした、あー、議論になっていくわけでありますが、えー、そうした議論とならないように、むしろ、えー、今までのもちろん、閣議決定は全体として私たちは継承していくということははっきりと申し上げております。
 その上において、70年の談話は70年の談話として新たに出したいと、そのように思っています。

島田敏男解説委員 必ずしも先程のようなキーワードを同じように使うことはないと?
安倍晋三氏 それはそういうことではございません。
(引用終わり)
※金原注 私が昨日この番組を見始めたのは、岡田克也民主党代表へのインタビューの終わり頃であり、その次の維新の党の江田憲司代表への島田解説委員の質問によって、安倍氏が「とんでも発言」をしたらしいということがようやく分かった次第です。ということで、番組録画はしておらず、動画サイトでも見当たらないため、あるサイトに掲載されていた文字起こしを(文字使いを一部修正の上)引用させてもらいました。実際の発言と照らし合わせて訂正を要する箇所があれば、後日修正するかもしれません。
 
 この発言について、NHK自身はこのように伝えています。
 
NHK NEWS WEB 2015年1月25日12時16分
首相談話は政権の考えの観点で

(引用開始)
 安倍総理大臣はNHKの「日曜討論」で、戦後70年となることし発表するとしている「総理大臣談話」について、歴代政権の談話を全体として引き継ぐ考えを示す一方、「今まで重ねてきた文言を使うかどうかではなく、安倍政権としてどう考えているのかという観点から出したい」と述べました。
 この中で、安倍総理大臣は、戦後70年となることし発表するとしている「総理大臣談話」について、「安倍政権として歴代の談話を全体として受け継いでいく」と述べました。
一方で、安倍総理大臣は「70年を迎えるにあたって、今まで重ねてきた文言を使うかどうかではなく、安倍政権としてどう考えているのかという観点から談話を出したい。『今まで使ったことばを使わなかった』、あるいは『新しいことばが入った』というこまごまとした議論にならないよう、70年の談話は70年の談話として新たに出したい」と述べました。
(引用終わり)
 
 NHK「日曜討論」では画面上に分かりやすく表示されていたようですが、20年前の村山談話と10年前の、小泉談話の両者において、完全に同じ言葉が使われている部分が、島田解説委員の言う「キーワード」です。
 そのキーワードを含む部分のみ、両談話を抜粋して引用します。
 
村山富市内閣総理大臣談話 1995年(平成7年)8月15日
戦後50周年の終戦記念日にあたって(いわゆる村山談話)

(引用開始)
 いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。
 わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。
(引用終わり)
 
小泉純一郎内閣総理大臣談話 2005年(平成17年)8月15日
(引用開始)
 また、我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省心からのお詫びの気持ちを表明するとともに、先の大戦における内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表します。悲惨な戦争の教訓を風化させず、二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していく決意です。
(引用終わり)
 
 出来ればこの両談話は以上の抜粋だけではなく、それぞれ全文を読んでいただきたいと思います。そうすれば、この10年の間の変化、それは村山首相と小泉首相の政策の違い、個性の違いもあるでしょうが、それを超えた時代の空気というものを感ぜざるを得ません。
 ただし、それにもかかわらずと言うべきでしょう。変えてはならない言葉というものがあるということを、靖国神社への参拝を繰り返したあの小泉首相ですら理解していたのです。
 
 ところが、安倍晋三氏は「小泉純一郎」ではありません。
 その実体を何と評すればよいのか、私も言葉に迷います。
 ただ単に「頭が悪い」し「心も悪い」と罵倒して快をむさぼっても空しいだけですし。
 
 とにかく、安倍晋三氏自ら新たな「安倍談話」がどんなものになるかについて、早々と手の内をあかしてくれたのですから、これで「安倍談話」の内容を推測する作業も非常に容易になりました。
 NHKの島田敏男解説委員が各党党首に確認していたように、「キーワード」を踏襲するか否かが、「安倍談話」についての当面の最大の焦点だったのですが、安倍氏自身があっさりと結論を示してくれたという訳です。
 
 あとは、安倍晋三氏の歴史認識に関する過去の主要な発言を探し出してコラージュすれば良いのですから、「英知を結集」(1月5日記者会見)するために有識者会議を招集するような国費の無駄遣いはせず(どうしても集めたければ安倍氏のポケットマネーで依頼すべきです)、いつも頼んでいるスピーチライター(谷口智彦氏でしたっけ?)にちょいちょいと書いてもらっても結局同じことでしょう。
 その素材のいくつかを私が提供してみましょうか?
 
安倍晋三氏発言録その4】
2013年5月15日、参議院予算委員会において、小川敏夫議員(民主党)からの、日本が中国を「侵略」したという認識を持っているかという質問に答えて

(引用開始)
 私は今まで日本が侵略しなかったと言ったことは一度もないわけでございますが、しかし、言わば歴史認識において私がここで述べることは、まさにそれは外交問題や政治問題に発展をしていくわけでございます。言わば私は行政府の長として、言わば権力を持つ者として歴史に対して謙虚でなければならない、このように考えているわけでありまして、言わばそうした歴史認識に踏み込むことは、これは抑制するべきであろうと、このように考えているわけでございます。つまり、歴史認識については歴史家に任せるべき問題であると、このように思うところでございます。
(略)
 つまり、それは、今委員が議論しようとされていることこそ歴史認識の問題であって、そこに言わば踏み込んでいくべきではないというのが私の見識であります。つまり、ここで議論することによって外交問題あるいは政治問題に発展をしていくわけであります。つまり、歴史家が冷静な目を持って、そしてそれは歴史の中で、まさに長い歴史とそして試練にさらされる中において確定をしていくものでもあるということだろうと思いますが、つまりそれは歴史家に任せたいと、こういうことでございます。
(引用終わり)
 
安倍晋三氏発言録その5】
2013年5月15日、参議院予算委員会において、小川敏夫議員(民主党)からの、日本が韓国を「植民地支配」したという認識を持っているかという質問に答えて
(引用開始)
 韓国あるいは朝鮮半島の人々に対して日本は過去大変な被害を与え、そして苦しみを与え、まさにその痛惜の念、反省の上に立って今日の日本があるわけでございまして、その上に立って、自由で民主主義な、そして基本的人権を尊ぶ、法の支配を守る国としての今日の歩みがあるわけでございます。その中において、まさに我々は、今申し上げましたように、国際社会において大いなる貢献をしてきたところでございます。
 先ほども申し上げましたように、言わば歴史認識にかかわることについては、私がここで様々なことを申し上げることは、これは政治問題、外交問題に発展をしていくわけでございますから、これはまさに歴史家に任せる問題であろうと、このように思います。
(引用終わり)
 
安倍晋三氏発言録その6】
第13回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)における基調講演から 

(引用開始)
 国際社会の平和、安定に、多くを負う国ならばこそ、日本は、もっと積極的に世界の平和に力を尽くしたい、「積極的平和主義」のバナーを掲げたいと、そう思うからです。
 自由と人権を愛し、法と秩序を重んじて、戦争を憎み、ひたぶるに、ただひたぶるに平和を追求する一本の道を、日本は一度としてぶれることなく、何世代にもわたって歩んできました。これからの、幾世代、変わらず歩んでいきます。
(略)
 新しい日本人は、どんな日本人か。
 昔ながらの良さを、ひとつとして失わない、日本人です。
 貧困を憎み、勤労の喜びに普遍的価値があると信じる日本人は、アジアがまだ貧しさの代名詞であるかに言われていたころから、自分たちにできたことが、アジアの、ほかの国々で、同じようにできないはずはないと信じ、経済の建設に、孜々として協力を続けました。
 新しい日本人は、こうした、無私・無欲の貢献を、おのがじし、喜びとする点で、父、祖父たちと、なんら変わるところはないでしょう。
(引用終わり)
 
安倍晋三氏発言録その7】
2014年8月15日、全国戦没者追悼式で述べた式辞から
(引用開始)
 いとしい我が子や妻を思い、残していく父、母に幸多かれ、ふるさとの山河よ、緑なせと念じつつ、貴い命を捧げられた、あなた方の犠牲の上に、いま、私たちが享受する平和と、繁栄があります。そのことを、片時たりとも忘れません。
 御霊を悼んで平安を祈り、感謝を捧げるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目し、静かに頭を垂れたいと思います。
 戦後わが国は、自由、民主主義を尊び、ひたすらに平和の道を邁進してまいりました。
 今日よりも明日、世界をより良い場に変えるため、戦後間もない頃から、各国・各地域に、支援の手を差し伸べてまいりました。
 内にあっては、経済社会の変化、天変地異がもたらした危機を、幾たびか、互いに助け合い、乗り越えて、今日に至りました。
 私たちは、歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた、国の未来を切り拓いてまいります。世界の恒久平和に、能うる限り貢献し、万人が、心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くしてまいります。
(引用終わり)
 
 最後に引用した昨年8月15日の全国戦没者追悼式式辞は、今年の「安倍談話」を考える上で、非常に示唆的です。
 2012年8月15日の野田佳彦首相まで、村山首相以降の歴代総理大臣は全員がアジア諸国の人々に対する加害と反省の弁を式辞に盛り込んできました。例えば、2006年、小泉首相の式辞では、「我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。国民を代表して、深い反省とともに、犠牲となった方々に謹んで哀悼の意を表します。」と述べられ、他の首相もほぼ同文の式辞を読み上げてきました。ところが、2013年、2014年の両年、安倍晋三氏はこの部分を完全に削除したのです。
 この式辞の延長線上に「安倍談話」があることは当然の流れでしょう。
 
 中国を侵略したと認めず、韓国を植民地支配したとも認めず、アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたとも認めず、「自由と人権を愛し、法と秩序を重んじて、戦争を憎み、ひたぶるに、ただひたぶるに平和を追求する一本の道を、日本は一度としてぶれることなく、何世代にもわたって歩んできました。」と主張する人物が、「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」と認めた上で、「痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明」するなどということがあり得ると考える方がよほどどうかしています。あり得ないでしょう。
 もしもあり得るとすれば、その可能性はただ一つ、アメリカ政府からの抵抗しがたい命令があった場合だけです。
 唯一その場合だけ、心にもない「安倍談話」が発表されることでしょう。
 
 以上の素材をもとに、新たな「安倍談話」の草稿を書き上げて首相官邸に送りつけるのも一興かとは思いますが、さすがにそれだけのひま人は多くない?
 
(弁護士・金原徹雄のブログから)
2013年8月18日
安倍晋三首相の“歴史認識”と加藤陽子氏の“歴史家としての役割の自覚”
2013年10月4日
千鳥ヶ淵戦没者墓苑に献花したケリー、ヘーゲル両長官が意図したこと
2014年1月1日
なぜ総理大臣が靖国神社に参拝してはいけないのか?(基礎的な問題)
2014年1月14日
「日本傷痍軍人会」最後の式典での天皇陛下「おことば」と安倍首相「祝辞」(付・ETV特集『解散・日本傷痍軍人会』2/1放送予告) ※追記あり
2014年8月15日
“コピペ”でなければ良いというものではない~全国戦没者追悼式での安倍晋三首相の式辞を聴いて
2014年8月18日
続 “コピペ”でなければ良いというものではない~“平和と繁栄”はいかにして築かれたのか
2014年8月30日
“平和主義と天皇制”~「戦後レジーム」の本質を復習する
2014年9月14日
安倍晋三氏の“昭和殉難者”追悼メッセージを忘れるな(「朝日たたき」の陰にあるもの)
2014年10月11日
安倍晋三首相の“正気とは思えない”歴史認識と積極的平和主義~第13回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)での基調講演から
2014年11月16日
靖国派は「死文化」した敵国条項(国連憲章)を蘇らせようというのだろうか? 
2014年12月9日
歴史修正主義には正義もなければ未来もない
2015年1月1日
3人の年頭所感を読んで2015年の日本を思う~今上陛下、安倍首相、内田樹氏
2015年1月19日
問題なのは靖国神社参拝だけではない~3年連続で年頭記者会見を伊勢神宮で開いた安倍首相