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写真レポートで振り返る“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2015”

 今晩(2015年5月12日)配信した「メルマガ金原No.2088」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
写真レポートで振り返る“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2015”

 5月3日に和歌山城西の丸広場で開催された“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2015”。
 当日の私のメルマガ(ブログ)では、全体を振り返るような余裕は、時間的にも体力的にもとてもなかったので、1つの印象的なエピソードに絞り、「右翼の街宣車を圧倒した高校生たちの演奏の力~“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2015”から」を書きました。
 上の記事にも書いたように、当日撮影した多くの写真とともに、企画全体を振り返るレポートをFacebookに連載することは当初から考えており、5月5日と9日の両日、全16回に分けた写真レポートをタイムラインにアップしたのでした。
 そして、このままでは、折角書いたレポートが埋もれてしまうので、メルマガとブログにまとめておくことにします。
 ただし、写真については、オリジナルのFacebookでは3枚ずつのアルバムにしてアップしたのですが、ブログでは1枚ずつの掲載としましたので、残りはリンク先のFacebookでご覧になってください(各レポートのタイトル部分をクリックすればFacebookのリンク先が見られます)。
 以下にも書きましたが、ステージ企画に比較してブース企画について甚だ手薄になっているなど、まことに不十分なものですが、“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2015”を振り返るための参考資料として活用していただければ幸いです。
 
いよいよ開会 写真レポート第1弾は、午前10時の開催挨拶から。実行委員会委員長の藤井幹雄弁護士と司会の坂口親宏さんです(お2人は高校の同級生とか)。昨年に引き続き司会を引き受けてくださった坂口さんは、元テレビ和歌山アナウンサーとして培った力量を全面的に発揮し、最初から最後まで出ずっぱりで司会を務めてくださいました。まことにお疲れ様でした。しかも、写真は取り損なっていますが、今年はステージの上からだけではなく、会場内の各所に出没してインタビューを試みるなど、獅子奮迅の活躍でした。ちなみに、坂口さんは、憲法記念日の1週間前(4月26日)に行われた橋本市議会議員選挙で見事再選を果たされ、現在、2期目の橋本市議会議員です。今後も地域のために頑張っていただきたいと思います。
 なお、Facebookには、ステージ企画最初の粉河高校軽音楽部の皆さんを紹介する坂口さんの司会ぶりを紹介する写真もアップしています(軽音楽部顧問の先生と「五色団子」の女性リードボーカルに対してインタビューする坂口さん)。
 
五色団子2 写真レポート第2弾は、10時半からスタートしたステージ企画のトップ、粉河高校軽音楽部所属の3つのバンド「ヴォイスリッド」「ショットガン マリッジ」「五色団子」の皆さんです。この3バンドと右翼街宣車との(音の)「遭遇」については、既に当日(5月3日)の私のメルマガ(ブログ)でレポートしていますので、お読みいただいた方も多いと思います。実際、このブログには多くの人がアクセスしてくれています。
 今回の写真レポートでは、上記ブログで使用しなかったショットをお送りします。なお、Facebookには各バンドの写真を1枚ずつアップしていますが、ブログでは「五色団子」の写真を掲載します。その趣旨は、ボーカルが女性だから・・・ではなく、メンバー全員が9条特製風船を持ってステージに上がってくれたからです。ステージ下の応援に来てくれた皆さんも含め、高校生に風船が大人気とは意外でした。来年はもっとたくさんの風船を仕入れておかなければ(実際、今年は途中で品切れになってスタッフが買いに走ったとか)。
 ところで、風船はともかく、高校生の皆さんに(応援の人を含めて)たくさん来てもらえるのは嬉しいことなので、来年は和歌山市内の高校にも声をかけたらどうか?という声も上がっているようです。
 いずれにせよ、今年もイベントを盛り上げてくれた粉河高校軽音楽部の皆さんに心から感謝します。
 
みかんこ2 写真レポート第3弾は「祈りの歌の会 みかんこ」の皆さんです。昨年のデビューステージとなった「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山3.9アクション」(西の丸広場)以降、私が「みかんこ」の演奏に接するのはこの日が4回目でしたが、いまや和歌山各地で開かれる様々なイベントになくてはならない存在になりつつある「みかんこ」。それぞれ多忙な人たちばかりなので、「そんなに引き受けて大丈夫なのか?」と心配になることもあります(そういう私自身、昨年秋の「守ろう9条 紀の川 市民の会」の憲法フェスタへの出演をお願いした張本人なのですが)。
 ちなみに、かなり知られてきたとはいえ、いまだに「紀州みかん」から付けられたユニット名と誤解している人がいるかもしれないので、以前メンバーの宮崎りえ子さんから教えていただいたグループ名のゆかりをご紹介しておきます。
「『みかんこ』は漢字で『御巫』または『御神子』と書きます。巫女や巫(かんなぎ)と同じ意味で、歌や舞や言葉で、神と人、人と人とを繋ぎます。平和・平安を願って歌います。皆さんと共に祈りの歌を届け
られますように(宮崎りえ子さん)」
 なお、今回のステージで歌われた曲は、
1 花まつり
2 コシシケレリアフリカ
3 いつも何度でも
4 ダニーボーイ
5 ヘッドライト・テールライト
の5曲でした。
 
素和歌1 写真レポート第4弾は、素和歌(そわか)のお2人、上前喜彦さんと加納実理さんです。ライブでの実績を積み重ねてこられた実力派ながら、かけ違って、私にとっては初めてのステージでしたが、息の合った素晴らしい演奏をありがとうございます。『翼をください』も楽しく一緒に歌わせていただき、アンコールもありがとうございました。
 ちなみに、本番が終わった後、お2人とはFacebook友達となったのですが、そこで飛び込んできた情報によると、なにやら婚約ケーキ(?)らしき手作りケーキにお2人で入刀する写真が・・・。おめでとうございます。
 なお、Facebookアルバムの中にあるリード付きの猫は、素和歌さんとは何の関係もないのですが、お2人の演奏中、私のすぐそばを通りかかり、思わずカメラを向けたところ、少しもポーズをとろうとせず、全速力で私のかたわらを通り過ぎようとする一瞬をとらえたショットです。
 ところで、YouTubeを探してみたところ、西の丸広場でも歌われた『翼をください』を演奏するお2人の動画が見つかりましたのでご紹介します。

トンカラポンガ1の1 実は、私が“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2015”の会場で撮影した写真を整理し、3枚ずつのアルバムにしてFacebookに写真レポートをぼちぼち投稿し始めたのが、本番から2日経った5月5日のことなのですが、第4弾まで投稿したところでふと気がつくと、“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2015”公式Facebookが、いつの間にか私がアップするアルバムを次々とシェアしており、それまで個人の趣味でやっていた作業が、何やら半ば公式記録員になったような心境となり、出来るだけ急いでアップしないと、翌日以降はアルバムをアップする時間が作れない可能性が高く(ブログを書くのに忙しいので)、結局、せっかくの休みが少しも休養にならない・・・などと愚痴をこぼしたりしながらアップを続けたものでした。
 ということで(?)、写真レポート第5弾は、昼休み中に西の丸広場の中を練り歩き、ネパール大震災への募金を呼びかけたトンカラポンガの皆さんです。
 ステージ上の演奏はお馴染みであったものの、チンドン屋さんとしての練り歩きは初めて見ましたが、実に堂に入ったもので感心してしまいました。
 なお、トンカラポンガの名前の由来は、【写真レポート10】でご紹介します。
 
紀州熊五郎1 写真レポート第6弾は、いよいよ午後のプログラムに入ります。まずは紀州熊五郎さんによる「どじょうすくい」。昨年は大きなステージの上で演じたものの、元来が座敷芸として発展してきたものなので、「観客の間近でやらねば」という演者の意向により、今年はステージ前の土間に降り、子ども達の目の前で演じられました。
 それから、昨年からの改善点がもう1つありました。それは、出演者のステージネームが、昨年は「西郷章」という、何だか「署名、お願いします」と言われそうな堅い名前であったものが、演し物にふさわしい「紀州熊五郎」という名前での出演になったことです。
 なお、熊五郎さんとしては、今年はできれば和歌山県龍神村出身の安来節の名手「ナツオさん」との2人踊りを披露したいと切望していたのですが、彼女が2人目のお子さんを妊娠というおめでたのため、再び1人で踊らざるを得なくなりました。2人踊りは来年の楽しみにとっておきましょう。
 ところで、紀州熊五郎というステージネームがいつ頃から使われているのか、残念ながらまだご本人に確認したことはないのですが、少なくとも私が初めてこの名前に接したのは、“どじょうすくい”演者のステージネームとしてではなく、関電和歌山支店前・脱原発アクションのレポート執筆者のペンネームとしてでした。2012年8月27日に配信したメルマガ金原No.1079「関電和歌山支店前・脱原発アクションのご報告(紀州熊五郎さん)」がそれです。
 今後も、様々なところで紀州熊五郎さんの活躍が見られることを期待しましょう。
 
ハワイアンフラ1 紀州熊五郎さんに続き、やはりステージ下で演じていただいたのは、福井奈央子先生が指導されるハラウ ウイラニ(ハワイアンフラ)の皆さん。昨年に続いての出演ですが、今回は、「NPO法人いこらクラブかつらぎ ハワイアンフラチーム」「ハワイアンクラブねごろ」「パルポート太田 フラチーム」の3チーム合同での出演という豪華さ!出演者も多いので、Facebookではアルバムを2つに分けてご紹介しました。
 なお、開会前、何人かのスタッフで、フラが踊られる場所にブルーシートを敷く前に、目立った石をを取りのける作業をしたのですが、石以外に古ネジ1本と画びょう(!)2本も発見しました。やはり、やるべきことは手抜きせずにやらなければいけないということを痛感しました。
 楽しく華麗なハワイアンフラは、紀の国わかやま国体2015のイメージソング「明日へと」に合わせて、3チーム合同メンバー全員と、このイベントの応援に来てくれていた国体マスコットキャラクター「きいちゃん」が一緒に踊ってフィナーレを迎えました。「きいちゃん」はこれで出番を終えて会場をあとにしたのでした。「きいちゃん」お疲れ様でした。なお、「明日へと」の動画を視聴したい人はこちらのページから(坂本冬美ヴァージョンもあります)。
 
 
【写真レポート8 ナツオ】
ナツオ2 今年も西の丸広場のステージに戻ってきてくれたナツオさん。昨年との違いは、お腹の中に2人目の赤ちゃんがいること。既に安定期に入ってライブを次々とこなす活躍ぶり。紀州熊五郎さんとの安来節2人踊りだけは自重したものの、来年に向けて期待が高まります。
 なお、期待が高まると言えば、今年は当初「シマダ・ファミリー」での出演という情報が流れてきており、夫婦協演だけではなく、いよいよあのリズム感抜群の虹子(にこ)ちゃんのステージデビューの姿が見られると多くの人が期待していたのですが・・・。残念。いずれ、親子4人でのステージが実現することを期待しましょう。
 最後に、4年前の映像ですが、今年のステージでも歌われた「ひかりの輪」を田辺市のオレンチでナツオさんが弾き語りで歌っている動画ありましたのでご紹介します。今や「ウクレレ弾き語りのナツオ」がすっかり定着していますが、この動画では何と「ギター弾き語りのナツオ」が視聴できます。

 
M&N1 ステージ企画の「トリ」の1つ前はm&nの「皆さん」というのか何というのか。もともと昨年のこのステージで私たちが初めてその存在を知ったm&nは、烏野政輝(からすの・まさき)さん、えなさんの親娘ユニットだったのですが、そこに今年は「ゲスト」としてれなん君がパーカッションで出演し、実質は親子トリオではないか、という気もします。さらに、昨年に続き、チャッチャラーのあゆみさんも三線でゲスト出演という顔ぶれでした。ストレートに平和を希求する姿勢がさらにパワーアップし、多くの人に感銘を与えてくれました。自分たちの集会で歌って欲しいという要請があいつぐかもしれませんね。
 なお、昨年に続き、今年の演奏も全曲YouTubeにアップされています。
 以下に、アップされている2年分の演奏を全てご紹介しておきます。
(2014年)
『Teardrops on My Guitar』
『島唄』
『この島~憲法9条のうた』
(2015年)
『Imagine』
『Redemption Song』
『If I Die Young』
『島人ぬ宝』
『この島~憲法9条のうた』
トンカラポンガ2-1 2015年のステージ企画の「トリ」はトンカラポンガの皆さんでした。昼休みのチンドン募金に続き、楽しい演奏で会場の雰囲気を大いに盛り上げてくれました。盛り上げすぎて、ややフライング気味のお菓子蒔きで観衆がステージ前に殺到し出したため、「最前列は子ども専用ゾーンにしよう」「子どもが大人に押し倒されないように、両者の間に実行委員が割って入った方がいいだろうか?」「ブルーシートのおもりの石は危険だから演奏が終わったらすぐに撤去しよう」などと相談していた本部の実行委員をやや慌てさせましたが、何とか大過なくフィナーレの餅まきにつなぐことができました。お客さんたちは、事前に打ち合わせ済みのパフォーマンスと思ったかもしれませんね。
 いずれにしても、“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama”にはなくてはならない存在のトンカラポンガです。この集会が続く限り(正直相当費用がかかるのでその負担に耐えられるか?)よろしくお願いします。
 なお、ステージでも司会の坂口親宏さんが「トンカラポンガ」というユニット名のいわれを説明していましたが、昨年の3月、「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山3.9アクション」に出演した直後、Facebook上のコメントで奥野亮平さんから直接教えてもらった内容を以下に引用します。
「名前の説明、ここでしておきます。ややこしいですが。(略)僕ら夫婦の名前は、まず、普段の制作活動してる時は『ポングリ』、演奏する時は二人の場合『モモンガポンガ』、バンド編成、と言うか僕ら二人以上になる時は『トンカラポンガ』になります。(略)でも、今は特に名前にこだわりがないので、これからは『トンカラポンガ』に統一しようかな?と思ってます。ちなみに、『トンカラ』はスワヒリ語で段ボールで『ポンガ』はポンコツ楽団みたいな意味です。『段ボールってゴミっぽいイメージやけど、引越しの時とか役にたつよね~!ポンコツ楽団!』みたいな意味です(笑)必要な所にちゃんと行けたらいいなと思ってます。長々とすいません!(奥野亮平さん)」
 
餅まき2 フィナーレはお約束の「餅まき」です。和歌山県で行われるイベントになくてはならない(?)餅まき、昨年からの改善点は以下のとおり。
①ステージ前にブルーシートを敷いた「お子様ゾーン」を設けたこと。
②餅まきに先立ち、お子様専用の「お菓子まき」を行ったこと。
③昨年は、1袋に餅を2個入れていたのを、今年は1袋に1個とし、多くの人が拾えるようにしたこと。
④肩に自信のある「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」若手会員を「遠投要員」としてステージに上げたこと。
 ちなみに、以上のレポートをFacebookにアップしたところ、藤井幹雄実行委員会委員長から、「一番の遠投は、若手ではなく、私だと自負しているのですが…」というコメントがすかさず入っていました。私は一々の遠投力を目測はしていませんでしたので、ご本人の申告を信じる他ありません。 
 ところで、5月3日には、和歌山市に隣接する海南市下津町の立神社において、「餅まきの聖地」といわれる和歌山でも特別にビッグな餅まきがあるそうで、餅まき目当ての観客を西の丸広場に動員するにはさらに工夫が必要かもしれませんが、けが人もなく、雨にも降られず、やれやれというところです。皆さん、お疲れ様でした。
 
風船、女子高生に大人気 写真レポートも前回まででステージ企画を終え、あとはブース企画その他なのですが、こちらの方は「公式記録員」という自覚がなかったため、撮影した写真がはなはだ心許ないのです。何とか使えそうなものを整理してお送りします。
 まずは、ブース以外の広場内の光景。
 「きいちゃん」は、午前中に初登場した際のものです。「きいちゃん」の着ぐるみに入っているのが、県の職員なのか、アルバイトなのか、委託先の人なのか知りませんが、重労働ですよね。お疲れ様でした。
 手に手に風船を持ってたむろする女子高生は、ほぼ粉河高校軽音楽部の応援団(中にはメンバー自身も?)のようです。風船が貰えると知ると、我も我もと貰いに来て、その後風船の買い置きがなくなってスタッフがドンキホーテに走る原因になりました。でも、場内が華やいでいいですよね。
 それから、昨年に引き続き、紀州よさこいの旗師さんが登場して手練の技を披露してくれました。これまた大変お疲れ様でした。
(「きいちゃんと子どもたち」「旗師さん登場」はFacebookでご覧ください)
 
ナツオさんと一緒1 場内からのレポート第2弾を何にしようかと考えた結果、「ステージの演奏に酔いしれる人々」にしました。昨年は「はちようび」の演奏に合わせて踊る人々を撮影し、これをFacebookで公開して大好評を博しましたが(?)、今年は「ナツオさんと一緒」に楽しむ人々です。ほんとはナツオさんと一緒にステージに上がって欲しい人たちも写っていますが。
 なお、西郷章さんからは、「熊五郎さんがドジョスクイでない踊りを踊っています。」とのコメントが入っていました。本来なら“どじょうすくい”2人踊りのパートナーとなるはずだったナツオさんの演奏に合わせ、せめてもの1人踊りだったのでしょうか。自分で撮影していて書くのも何ですが、西郷さん、どんな踊りをおどっていましたっけ?
 
スーパーボールすくい 私は、ブース企画の写真は正直あまり撮影していません。その大きな要因は、ステージ企画がずっと続いていると、そちらの方の演奏や撮影に気を取られ、ついついブース訪問がお留守になってしまうからで、今後はブース専任の「公式記録員」を任命すべきでしょう。
 とはいえ、小さな子どもさん向けの企画をしたブースのいくつかは撮影していました。スーパーボールすくい(憲法9条を守る和歌山弁護士の会/ここでは他に風船プレゼントやおえかきコーナーも)、プラバン作り(和歌山県職員組合)、絵の具でおえかき(子どもたちの未来と被ばくを考える会/他にボール投げなど~私も挑戦しました!)が人気を集めていました。
 この他、四ヶ郷9条の会が、昨年に続いて輪投げブースを自前のテントで開いておられました。
 また、楠見子連れ9条の会もブースを出していたのですが、9条Tシャツ販売とフリーマーケットは知っていたものの、あとでプログラムを見直したら、「みる9せんべい」というのが書いてあったけど、これ何でしたっけ?
 色々なブースを全部訪問して、出展者の皆さんと色々お話したいといつも思うのですが、ステージ企画の「公式記録員」とブース企画の「公式記録員」の両立はまず無理ですね。
 
明るいブース3 これはブース紹介の「公式記録」ではありません。たまたま通りかかったところ、花田惠子さんから「記念写真」撮影のリクエストがあったもので、私は完全な「雇われカメラマン」です。ブースやメンバーの紹介はどなたかコメント欄に書き込んでください。
 ―と書いたところ、花田さんから「金原さま、いつもありがとうございます!『にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山』のブースに集う面々。『虹の音農園』会長の虹音ちゃんもいますよ~♡」というコメントが。
 ということで得意のネット検索をしてみたところ、Facebook「虹のネ農園コミュニティ」というページを発見。基本データに「有田みかんで有名な和歌山県有田市のみかん作りの一等地の段々畑で、農薬を使わず、人と地球にとって安心安全で持続可能なみかん作りをしています。」とありました。
 また、「虹のネ農園は『紀州農レンジャー』オレンジでもあります。紀州農レンジャーは和歌山で同じ志を持って農業している仲間で、野菜ボックスは全国発送しています。虹のネ農園、紀州農レンジャーを今後とも応援よろしくお願いいたします!!」という投稿もありました。
 その記事には、「虹のネ農園の由来は、愛娘 虹音ちゃんの生まれた年にミカン畑が借りれたので、名前を使いましたとの事。」という文章もあり、これで花田さんのコメントも疑問氷解ですね。
 
本部テント “HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2015”の写真レポートもいよいよこれが最後です。
 Facebookでご紹介した写真は3枚。憲法9条を保持している日本国民にノーベル平和賞をという署名をお願いしつつ高野名物「やきもち」を販売している9条ネットわかやまブース。その左隣の本部テント(実質、メンバーは同じようなものですが)でポーズをとる面々。そして、9条ネットわかやま右隣では紀州九条せんべい販売中。つまり、同じようなところでカメラのシャッターを切っていたという次第です。
 ちなみに、本部テントで3人の女性が着ている揃いの法被について簡単にご紹介しておくと、「九条ネットわかやま」と染め抜かれたこの法被、あつらえられたのは2005年のことで、その年の5月に結成総会を開いた「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」が呼びかけて、毎年8月の第1土曜日に開催されている紀州おどり(正調ぶんだら節の部)に出演することになり、当時、同会が中心になって設立準備が進んでいた「9条ネットわかやま」をアピールする意味もあって、「九条ネットわかやま」法被が作られたのであったと記憶しています。ちなみに、法被が漢数字となったのは、単純に縦書きだったからなのか、それ以外に理由があったのか、私は知りません。
 以後、毎年8月の紀州おどりに「九条連」を結成して出場するたびにこの法被が登場する他、昨年から始まった“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama”でも、スタッフの制服(?)として着用が推奨されているのです。 
 

(付録)
「五月のゼッケン」 作詞:松原洋一 作曲:井上高志 演奏:松原洋一、井上高志
 
 今回の歌は、5月15日が近いので、わがらーずの松原洋一さん作詞の「5月のゼッケン」という歌です。1972年5月15日は、沖縄が日本に返還された日です。その日、若き松原青年は、「沖縄の心が泣いている」というゼッケンをつけて、アメリカ軍基地が残されたままの返還反対という意思を表明しながら、一人、大阪で、通勤電車に揺れておられました。あれから43年たったけれど、アメリカ軍の基地は未だ沖縄に集中し、沖縄の人々の民意は無視され、民主主義の崩壊という事態が進行しています。あの日の松原青年のようにわたしたちひとりひとりに何ができるのか、今、問われています。この歌は、松原さんの書いた詩に、私が曲をつけさせてもらいました。下の映像は2014年、11月1日・大阪天六「音太小屋・井上高志ライブ」より、ゲストに出てくださった松原さんと私の競演の模様です。