wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

集おう!第2回ふじと台デモへ(6/17 和歌山市)~地域デモで市民は声をあげる

 今晩(2015年6月9日)配信した「メルマガ金原No.2116」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
集おう!第2回ふじと台デモへ(6/17 和歌山市)~地域デモで市民は声をあげる

 戦争法案(政府は「平和安全法制整備法」及び「国際平和支援法」と呼称)が衆議院に提出された当日、和歌山市では、「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」のが呼びかけで、第11回「憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ」が行われました(ちなみに、明後日6月11日には第12回のランチTIMEデ
モがあります)。
 そして、私は、「これから私たちに何が出来るかを考える足がかりとして、資金力のない一般市民でも十分になし得る「デモ」を素材として考えてみ」ようと、以下のようなメルマガ(ブログ)を書きました。
 
 
 そこに書いた内の特に【今こそ地域でデモをやろう】は是非もう一度しっかり読んでいただけたらと思います。私は、そこで、
●2014年7月29日 集団的自衛権を行使させないためのデモ行進(通称:ふじと台デモ)
●2014年10月31日 楠見でもデモ(楠見子連れ9条の会)
の2つを例にあげた上で、
第1回ふじと台デモ(出発)「個人が1人でやるのは大変でしょう。でも「一緒にやろう」という仲間が最低2人集まれば、企画は動き出すという実践例があるということには勇気づけられます。今からでも6月、7月のデモは十分間に合います。(略)他団体が主催するデモに参加するのに勇気がいるのなら、いっそ、自分たちで手作りデモをやってみたらどうですか?自分たちの考えを平和的にアピールするというのは民主主義の担い手として当然の行動なのですから。特に、「子どもや孫を戦地に送ってなるものか」というママ、パパ、おばあさん、おじいさんたちのデモに子どもたちも参加すれば、親子の絆もより一層深まると思いますよ。」
と、やや他力本願的ではあるものの、地域デモの開催を呼びかけたのでした。
 
 そしていよいよ、上にご紹介した「ふじと台デモ」の第2弾をやります!というお知らせが届きました。今回も「「一緒にやろう」という仲間が最低2人集まれば、企画は動き出す」ということで実現にこぎつけたようです。
 その内のお1人の方から昨晩お送りいただいた開催趣旨と実施要領をまとめた文章をそのまま以下に貼
り付けます。
 なお、「第2回ふじと台デモ」というのは、私を含めて多くの者が使っている通称であることをお断りします。
 
【戦争への道を開かせないデモ行進(第2回ふじと台デモ)】

大戦は、自国と他国の膨大な人々に、想像を絶する惨禍を与えました。
日本国民はこれを深く反省し、政府に再び同じ過ちを犯させないことを決意し、
武力によって国際紛争を解決することをやめました。
戦後一度も武力行使をせず、「戦争をしない国」として諸国からの信頼を得てきました。
ところが今、日本は、戦後70年かけて築き上げた信頼を打ち砕き、
地球上のどこへでも戦争に出かける国になろうとしています。
これは日本をテロの標的にする事に他なりません。
これまで専守防衛に徹し、様々な救助活動を行ってきた自衛隊は、
世界各地で人を殺し、殺されることになってしまいます。
今こそ私達は声をあげ、意見や立場の小さな違いをのり越えて、
憲法違反の危険な戦争法案を、世論の力で廃案にしましょう。
私達はこの事を訴えるため、下記のデモ行進を行います。
1人でも多くの方がご参加下さることを心から願っています。
私達国民が今、歴史をつくるのです。

          
記(実施要領)
「戦争への道を開かせないデモ行進
日時:2015年6月17日(水)17:40-18:40 
場所:イオンモール和歌山 西側大階段前出発
 →ふじと台メインストリート(バス通り)を通って
 →和歌山バス学門前停留所 先で解散。
主催:戦争への道を開かせない会(日本の現状を憂う市民による会です)
備考:雨天決行。荒天時中止。途中参加歓迎。
 
 Facebookなどでは既に「拡散」が始まっていますが、1週間のうちにどれだけ広められるかは、皆さん1人1人からどれだけ協力していただけるかにかかっています。
 もしもご自身の参加は無理であっても、1人でも多くの方にこのような志を持った市民有志によるデモ行進が行われるのだということを是非周りに広めてください。よろしくお願いします。
 
(追記)
 掲載させていただいた写真は、昨年7月29日に行われた第1回ふじと台デモの出発の様子です(柏原卓さん撮影)。