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今年こそ「九条連」に結集を!(8/1)~10回目の紀州おどり出場

 今晩(2015年7月22日)配信した「メルマガ金原No.2159」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
今年こそ「九条連」に結集を!(8/1)~10回目の紀州おどり出場

 和歌山市の市制80周年を記念して作られた【ぶんだら節】に合わせて踊る【紀州おどり】が始まった
のが昭和44年(1969年)。回を重ねて今年が第47回となります。第34回(2002年)からは、【正調ぶんだら節】に加え、アップテンポの【ぶんだら21】部門も加わっています。
 最近、動員力では【紀州よさこい祭り おどるんや】に圧倒されており、【紀州おどり】【紀州よさこい祭り】の一部門(と言うよりは添え物)になってしまったような気がしないこともないのですが、【紀州おどり】、特に【正調ぶんだら節】には、懐かしい伝統の盆踊りの気配が濃厚に残っており、こちらの方に愛着を持つ人も少なくないのではと思います。
 
常連の皆さん ところで、「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」が呼びかけて「九条連」を結成し、【紀州おどり】【正調ぶんだら節】の部に初出場を果たしたのは、同会結成からわずか2ヶ月余り後の2005年8月6日のことでした。
 以後、毎年8月の第一土曜日には「九条連」の姿が必ず【紀州おどり】の中にありました。
 そして、昨年(2014年)の第46回で、記念すべき「九条連」連続10回出場のはずだったのです
が、残念なことに、荒天のために中止となり、10回目の出場は今年に持ち越しとなりました。
 
 さて、今年も私たちは「九条連」を結成します。
 初出場から10年。過去これほど日本国憲法が危機に陥った時はありませんでした。
 危機はまだまだ続いています。
 何とかしたい、何かをしたいと考えている多くの人に訴えます。
 「九条連」に結集してください。参加が無理でも沿道で応援してください。
 憲法9条を、平和な未来を、かけがえのない大事なものとして子どもたちに伝えたいと願っている人々がこんな
にたくさんいるのだということを形で示してください。

 以下に、憲法9条を守る和歌山弁護士の会から県下の「9条の会」に明日発送する予定の呼びかけ文
引用します。是非周囲の方々に声をかけ、連れ立ってご参加ください。

※掲載した写真は2013年(第45回)の【紀州おどり】に出場した「九条連」のスナップです。

憲法9条を守る和歌山弁護士の会から県下「9条の会」宛要請書から引用開始)
 
                                     2015年7月23日

     「九条連」(第47回 紀州おどり 正調ぶんだら節の部)
              への参加のお願い
 
和歌山県下 各「9条の会」の皆様へ
(遠隔地の9条の会にもお送りしています)
     
                        憲法9条を守る和歌山弁護士の会
                
 和歌山県下の「9条の会」の皆さまには、“戦争法案”の廃案を目指し、日夜奮闘されていることと拝
察します。
 去る7月12日には、和歌山弁護士会が主催する「憲法違反の「安保法制」に反対する7・12和歌山大集会&パレード」に、県下各地から2500人もの市民が結集し、私たちの意思を広くアピールすることができました。
 “戦争法案”は衆議院強行採決されましたが、平和を守るための闘いはこれからが正念場です。あら
ゆる機会をとらえて“戦争法案”を許さないという国民の意思をアピールしましょう。
 時あたかも、従来から私たちが連続して出演している和歌山市の夏の風物詩「紀州おどり」の季節がめ
ぐってきました。
 当会が呼びかけて、「紀州おどり」(正調ぶんだら節の部)に「九条連」を結成して初参加したのが2
005年8月のことで、それから毎年欠かさず出演を重ね、昨年の第46回が記念すべき10回目の参加のはずだったのですが、あいにく荒天のために中止となり、今年が仕切り直しの10回目の出演となります。
 当会会員の弁護士のみならず、多くの市民の皆様が「九条ネットわかやま」と染め抜いた揃いの法被に身を包み、沿道の観客に「憲法9条」の大切さをアピールしてきました。
 しかしながら、残念なことに、近年徐々に参加者の数が先細りする傾向にあったことも事実です。日本
憲法が最大の危機を迎えている今年こそ、1人でも多くの方々に「九条連」にご参加いただき、これだけ多くの市民が「9条」を大事に思っているのだということを広くアピールしたいと思います(テレビ和歌山による録画中継もあります)。
 正調ぶんだら節は少しも難しくありません。本番直前に集合場所(和歌山弁護士会館4F講堂)で行われる練習に参加するだけで十分踊れます。あるいは、どうしても踊りは苦手という方には、「平和」や「9条」をアピールする幟を持って歩いていただくという役割もあります。何卒ふるってご参加くださいますよう、よろしくお願いします。
 なお、言うまでもありませんが、「九条連」は志を共有する市民に開かれた「連」であり、どこの「9
条の会」に所属していなくても大歓迎です。
 
(付記)昨年の第46回でデビューするはずだったポングリこと奥野亮平さんデザインによる素敵な「九条連横断幕」がいよいよ紀州おどりに登場します(「憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ」などではお馴染みになっていますが)。どうかお楽しみに。
 
【日程・待機地点等】
日程:2015年8月1日(土)
スタート待機地点:和歌山市三木町交差点付近 
スタート時刻:午後7時03分(予定)
※スタートの20分前(6時43分)に待機地点である三木町交差点集合です。和歌山弁護士会館に立ち
寄る時間的余裕のない方は、直接三木町交差点付近にお越しください。「九条ネットわかやま」と染め抜かれた青い法被を着た一団が目印です。
 
【事前集合・練習】
時刻:8月1日(土)午後5時30分~
場所:和歌山弁護士会館4階講堂(和歌山市四番丁5番地)
※裏の駐車場側入口から入館し、エレベーターで4階へお上がりください。法被を配布し(先着順)、直
前練習を行います。お茶とおにぎりも用意します。
 
【お問合せ・連絡先】
あすか綜合法律事務所
 和歌山市六番丁24 ニッセイ和歌山ビル11階 
 電話073-433-3980  
 担当:重藤雅之(しげとうまさゆき)弁護士
 
【備考】
法被、飲食物など準備の都合上、参加を予定される団体は、事前に上記連絡先 まで参加人数をお知らせ
いただけると幸いです。
(引用終わり)
 
 以下でリンクをはっている2年前のブログを読み返していると、以下のような文章を書いていたことを思い出しました。
 
(引用開始)
 最後にエピソードを一つ。「九条連」では、毎年、片面に「平和」、片面に「憲法9条の条文」を印刷
した団扇を購入し、参加者がこれを持って踊るのですが、集合場所である和歌山市勤労者総合センターからスタート地点の三木町交差点に向かう途中、和歌山市役所の裏ですれちがった女子中学生3人組から、「平和団扇が欲しい!」と声をかけられたのです。その口ぶりから、安ければ有料でも買いたい、という意気込みが感じられました。もちろん、3人に1本ずつ進呈しましたが、とても喜んでくれました。
 これまで沿道の人に余った平和団扇を配布したことはありましたが、こんなに喜んでくれたのは(少なくとも私は)初めてでした。
 スタート地点に向かうために急いでいたのでお話する時間がなかったのが残念です。
 彼女たちが、何故「平和団扇」を欲しいと思ったのかは分かりませんが、「ちょっと」ではなく「とっ
ても」いい話でしょう?
(引用終わり)

 最近の駅前での署名活動でも、男子生徒に比べ、圧倒的に女子生徒が積極的に署名に協力してくれるそうです。例年以上に「平和団扇」をたくさん仕入れ、沿道の若い女の子にどんどんプレゼントしてはど
うでしょうか?もっとも、彼女たちの多くは、【紀州よさこい踊り】のステージを見に行ってるかもしれませんけど。
 
(弁護士・金原徹雄のブログから)
2013年7月25日
今年も「九条連」は紀州おどりに参加します!

(付録)
『Don't mind (どんまい)』 
作詞・作曲:ヒポポ大王 演奏:ヒポポフォークゲリラ