映画『祝福(いのり)の海』(東条雅之監督)田辺上映会に行ってきました
今晩(2015年7月25日)配信した「メルマガ金原No.2162」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
映画『祝福(いのり)の海』(東条雅之監督)田辺上映会に行ってきました
一昨日(7月24日)、映画『祝福(いのり)の海』(東条雅之監督)についてご紹介する第5回目の記事をアップし、「とりあえず今日が最終回となります」と書いておきながら、わずか2日後に前言を翻すのですからいい加減なものですが、今日(7月25日)、東条監督の地元中の地元、和歌山県田辺市での上映会に、矢も楯もたまらず、和歌山市から車を飛ばして参加してきました。
明日(26日)になればいやでも和歌山市で上映会が行われるのですから、1日だけ待てば良いようなものですが、やはり1日も早く観たい!という思いには勝てませんでした。
他にも、明日の和歌山市上映会での「主催者あいさつ」の参考になる材料が仕入れられるのではないかとか、明日は裏方に徹する以上、落ち着いた気持ちでじっくりと映画の世界に没頭できるのは田辺上映会の方だろうと考えたということもあります。
一昨日(7月24日)、映画『祝福(いのり)の海』(東条雅之監督)についてご紹介する第5回目の記事をアップし、「とりあえず今日が最終回となります」と書いておきながら、わずか2日後に前言を翻すのですからいい加減なものですが、今日(7月25日)、東条監督の地元中の地元、和歌山県田辺市での上映会に、矢も楯もたまらず、和歌山市から車を飛ばして参加してきました。
明日(26日)になればいやでも和歌山市で上映会が行われるのですから、1日だけ待てば良いようなものですが、やはり1日も早く観たい!という思いには勝てませんでした。
他にも、明日の和歌山市上映会での「主催者あいさつ」の参考になる材料が仕入れられるのではないかとか、明日は裏方に徹する以上、落ち着いた気持ちでじっくりと映画の世界に没頭できるのは田辺上映会の方だろうと考えたということもあります。
ところで、私は他の和歌山市上映実行委員会のメンバーとともに、5月1日に試写会用暫定ヴァージョン(2時間10分余り)を観ていますが、今日観た「一先ず(ひとまず)の完成」ヴァージョン(2時間ちょうど)は、完全に面目を一新し、素晴らしいものでした。
試写会用ヴァージョンを観た印象は、全体として感銘深く観たものの、正直冗長な印象を受ける部分もあり、音楽やナレーションにもさらに詰めが必要ではないかというものでしたが、今日の完成版は、試写会で不満に思った部分がほぼ解消され、格段に完成度が上がっていました。
トレーラー(予告編)を作る時間も惜しんで(?)完成版の編集に没頭していただけのことはあったと思いました。
(余談)私の見落としの可能性も十分にあるのですが、佐藤美菜さんのお母さん(佐藤幸子さん)への手紙をナレーション(あれ亜希子さん?)で紹介する場面ですが、美菜さんが幸子さんの娘さん(二女)だということは(そのシーンもしくはその前に)説明されていましたっけ?
試写会用ヴァージョンを観た印象は、全体として感銘深く観たものの、正直冗長な印象を受ける部分もあり、音楽やナレーションにもさらに詰めが必要ではないかというものでしたが、今日の完成版は、試写会で不満に思った部分がほぼ解消され、格段に完成度が上がっていました。
トレーラー(予告編)を作る時間も惜しんで(?)完成版の編集に没頭していただけのことはあったと思いました。
(余談)私の見落としの可能性も十分にあるのですが、佐藤美菜さんのお母さん(佐藤幸子さん)への手紙をナレーション(あれ亜希子さん?)で紹介する場面ですが、美菜さんが幸子さんの娘さん(二女)だということは(そのシーンもしくはその前に)説明されていましたっけ?
上映後の座談会には、映画に出演された笠松美奈さん、佐藤幸子さん、佐藤美菜さんが登壇し、東条監督と語り合いました。他に、笠松美奈さんの旦那様に抱かれて、映画の冒頭で美奈さんのお腹から生まれてきた優生(ゆうき)くんが1歳半になった元気な姿で登場してくれました。
佐藤幸子さんの自然農についてのお話ももっと聞きたいと思いましたし、ダブルみなちゃん(美奈さん&美菜さん)のお話も心に染みるものでした。司会役は東条監督自身が務めており、佐藤さん親娘にあえて原発事故のことを直接尋ねることをしなかったのは、もしかしたら東条さんの配慮かもしれない、などと終わってから思いました(時間がなくて聞けなかった可能性もありますが)。
あからさまに尋ねなくても、原発事故によってどれだけ大きなものを佐藤さん親娘が喪ったかは、映画を観た人には一々説明するまでもなく伝わっているはずですからね。
佐藤幸子さんの自然農についてのお話ももっと聞きたいと思いましたし、ダブルみなちゃん(美奈さん&美菜さん)のお話も心に染みるものでした。司会役は東条監督自身が務めており、佐藤さん親娘にあえて原発事故のことを直接尋ねることをしなかったのは、もしかしたら東条さんの配慮かもしれない、などと終わってから思いました(時間がなくて聞けなかった可能性もありますが)。
あからさまに尋ねなくても、原発事故によってどれだけ大きなものを佐藤さん親娘が喪ったかは、映画を観た人には一々説明するまでもなく伝わっているはずですからね。
『祝福(いのり)の海』は、ネタバレを心配しなければならない種類の映画ではありませんが、それでも明日(26日)の和歌山市(あいあいセンター)での上映会を楽しみにしてくださっている方も多いと思いますので(特にこのメルマガやブログを読んでくださっている方の中には)、これ以上先入観を植え付けることは避けるのが礼儀だろうと思います。
そこで、最後に印象的な字幕を1つだけご紹介します。
この字幕が試写会用ヴァージョンの時から付いていたのかどうか記憶にないのですが、映画の最後の方、日本山妙法寺の佐藤達馬上人や同慶寺(南相馬市)の田中徳雲住職らによる「命の行進2014」の途中、多分、浪江町請戸の海岸で祈りを捧げる一行の映像に、こういう字幕が付けられていました。
そこで、最後に印象的な字幕を1つだけご紹介します。
この字幕が試写会用ヴァージョンの時から付いていたのかどうか記憶にないのですが、映画の最後の方、日本山妙法寺の佐藤達馬上人や同慶寺(南相馬市)の田中徳雲住職らによる「命の行進2014」の途中、多分、浪江町請戸の海岸で祈りを捧げる一行の映像に、こういう字幕が付けられていました。
福島第一原発にも祈る
平和を祈り歩く「命の行進」 2014(スナメリチャンネルより)
平和を祈り歩く「命の行進」 2014(スナメリチャンネルより)
※浪江町請戸での祈りは9分~10分。