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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

川内原発再稼働を「非」とする倫理的根拠~真宗大谷派(東本願寺)宗務総長声明

 今晩(2015年8月11日)配信した「メルマガ金原No.2179」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
川内原発再稼働を「非」とする倫理的根拠~真宗大谷派東本願寺)宗務総長声明

 関西電力大飯原子力発電所4号機が定期検査に入った2013年9月15日以来、1機の原発も動いていない「原発ゼロ」の記録は、九州電力川内原子力発電所1号機が再起動(再稼働)した今日(2015年8月11日)、約1年11ヶ月ぶりにストップしてしまいました。
 
 そもそも即時全原発廃炉が当然と考える者にとっては、あらゆる原発の稼働が許しがたいことになるの
ですが、その中でもこの川内原発がとりわけ危険であると考える論拠を明らかにした抗議声明を原子力資料情報室が発表しています。
 
2015年8月11日 NPO法人 原子力資料情報室
川内原発は再稼働するべきではない

(項目のみ引用)
1.市民の原発再稼働反対・脱原発志向の高まり
2.老朽化問題
3.住民避難問題
4.火山問題
 4-1 巨大噴火のモニタリングによる発生予測の問題点
 4-2 巨大噴火の発生間隔予測に用いた噴火の恣意的な選択
5.基準地震動策定の問題
6.おわりに
 
 もう1つ、発表は昨日(8月10日)ですが、かねて脱原発の旗を掲げてきた真宗大谷派東本願寺が、以下のような宗務総長声明を発表しています。
 原発再稼働を「非」とする科学的論拠は、原子力資料情報室の声明をお読みいただくとして、その倫理的根拠を短い文章の中に凝縮したのが真宗大谷派の宗務総長声明です。
 是非熟読玩味の上、多くの人に読んでいただけるように拡散にご協力ください。
 
2015年8月10日
宗務総長による宗派声明
九州電力川内原子力発電所の再稼動に関する声明
―いのちは生きる場所を失っては生きられない―

(引用開始)
 私たち真宗大谷派東本願寺)は、今、まさに行われようとしている九州電力川内原子力発電所の再稼
動に対して強く遺憾の意を表明いたします。
 福島第一原子力発電所事故の教訓を軽視し、他者の犠牲の上に成り立つ豊かさを享受する社会は、人間
の罪への無自覚が露呈しているものといわざるをえません。
 いのちは生きる場所を失っては生きられません。原子力発電に依存し続けることは、人の関係性に分断をもたらし、いのちを支える大地を根こそぎ奪い取られてしまう危険の上に絶えず生活することを意味し
ます。
 人のいのちが育まれる大地とは、人と人が共に生きあえる社会であります。むしろ、いま願われることは、被災された人々の悲しみに寄り添い、引き裂かれた関係性を回復していくことではないでしょうか。
 私たちは、原子力発電に依存し続けようとする人間の愚かさや核利用をめぐる無責任なあり方を、あらためて直視しなければなりません。
 真宗大谷派は、仏の真実の智慧にわが身とこの世のあり方を聞きひらく教団として、現在のみならず未来のいのちをも脅かすエネルギー政策を問い直し、一人ひとりが原子力発電に依存しない社会の実現に向
けた真摯な対話を重ねていくことを強く提唱いたします。
  2015年8月10日
  真宗大谷派東本願寺)宗務総長 里雄康意
(引用終わり)
 
 一々引用はしませんが、同派が過去に発表してきた原子力発電に関する声明、決議等を振り返っておきます。
 
 
 
 
 
(わかやま10,000人アクション参加大募集!)
 憲法9条を守る和歌山弁護士の会が、「『安保法案』反対!わかやま10,000人アクション」を呼びかけています。是非、一緒に声を上げましょう!(下の画像は、イメージキャラクターの「不動(ふどう)くん」です。
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