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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

「過労死等防止対策推進シンポジウム(和歌山会場)」(11/24)のご案内

 今晩(2015年11月9日)配信した「メルマガ金原No.2269」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
過労死等防止対策推進シンポジウム(和歌山会場)」(11/24)のご案内

 ここしばらく、私のメルマガ(ブログ)で取り上げる素材に「和歌山ネタ」が多いということに気がつかれている方もいらっしゃるかもしれません。
 実際に、お伝えすべき企画が例年になく多いことも事実であり、その点については、昨日書いたとおり
です(
「第12回 憲法フェスタ」(11/3 守ろう9条 紀の川 市民の会)レポートと11月中の和歌山での取組予定のお知らせ/2015年11月8日)。
 と同時に、日が暮れてから接見に回らなければならない刑事事件を受任した影響で(別に日暮れ前でも良いのですが、往復に時間がかかるもので)、執筆に時間を要する題材は取り上げにくいという事情もあります。
 というような前置きはさておき、今日は弁護士会のレターケースに入っていたチラシで知ったシンポジウムをご紹介しようと思います。テーマは「過労死」であり、いつも私が書いている題材の中にはめったに入って来ないものですが、重要な問題であり、多くの人が関心を持って学ぶべきテーマであることは間違いありません。
 まずは、チラシ掲載情報を転記します。

チラシ文字情報から引用開始)
チラシ表面~
過労死等防止対策推進シンポジウム(和歌山会場)
 
過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ
毎年11月は「過労死等防止啓発月間」です。
 
日時 平成27年11月24日(火)
    14:00~17:00(受付開始 13:30)
会場 和歌山ビッグ愛 大ホール
    (和歌山市手平2丁目1-2)
参加無料[事前申込] 
定員:100名
 
主催:厚生労働省
後援:和歌山県和歌山市
協力:
 過労死等防止対策推進全国センター
 全国過労死を考える家族の会
 過労死弁護団全国連絡会議
 
チラシ裏面~
和歌山会場 過労死等防止対策推進シンポジウムを開催します。
 
プログラム
[基調講演]岩城  穣 氏(弁護士・過労死防止全国センター事務局長)
[行政報告]和歌山労働局
[演劇]演劇集団和歌山
過労死遺族の訴え]過労死を考える家族の会
[パネルディスカッション]
 コーディネーター:
  岩城  穣 氏
 パネリスト:
  奥村 明春 氏(医師 おおみや診療所 所長)
  小池 江利 氏(大阪過労死を考える家族の会 代表)
  堂前  健 氏(連合和歌山 副事務局長)
 
会場のご案内
和歌山ビッグ愛 大ホール
和歌山市手平2丁目1-2)
JR和歌山駅から徒歩 約15分
JR宮前駅から徒歩 約8分
 
参加申込について
参加には事前の申し込みが必要です。(定員以下の場合は、当日参加可能)
以下の参加申込書に必要事項を記入の上、FAXにてお申込みください。
◆申し込み先:FAX 052-915-1523
  株式会社プロセスユニーク 過労死等防止対策推進シンポジウム 受付窓口 行
◆Webからの申込みは、下記ホームページをご覧ください。
(金原注)ホームページからの申込フォームはこちらからお願いします。
参加ご希望の方は、職業/所属団体名、名前(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号を明記し、FAX、または、ホームページからお申し込みください。申し込み締切りは11月19日(木)です。申込み多数の場合、事前に締切る場合がありますのでご了承ください。
 
過労死等防止対策推進シンポジウム 参加申込書 (掲載省略) 
 
※申込みいただいた個人情報は、主催者が適正に管理し、シンポジウムの運営のみに使用いたします。
 
(お問い合わせ先)株式会社プロセスユニーク 電話:052-919-7883
E-mail:
karoushiboushisympo@p-unique.co.jp
(引用終わり)
 
 正直に申し上げて、これまでの弁護士生活の中で過労死事件に直接関わったことは一度もなく(相談だけで終わった、あるいは経験豊富な弁護士を紹介した、ということは別として)、自ら語るなにものも持たず、第一、「毎年11月は「過労死等防止啓発月間」です。」などということも恥ずかしながら初めて知りました。
 そして、厚生労働省が主催する過労死等防止対策推進シンポジウムが全国29箇所で開催され
るということも、ホームページの記載を読んで知った次第です。
 
 調べてみると、昨年成立した過労死等防止対策推進法に以下のような規定があり、これに基づいたシンポジウムの開催なのだということが分かります。
 
過労死等防止対策推進法(平成二十六年六月二十七日法律第百号)
 (過労死等防止啓発月間)
第五条 国民の間に広く過労死等を防止することの重要性について自覚を促し、これに対する関心と理解
を深めるため、過労死等防止啓発月間を設ける。
2 過労死等防止啓発月間は、十一月とする。
3 国及び地方公共団体は、過労死等防止啓発月間の趣旨にふさわしい事業が実施されるよう努めなければならない。
 
 ところで、私がこのシンポジウムをご紹介しようと思い立ったのは、急に過労死問題の重要性に目覚めたから、と言いたいところですが、実は、和歌山会場の登壇者の中にお馴染みの名前を発見したからということでもあるのです。
 演劇集団和歌山による「演劇」がどのようなものか興味がありますし、奥村明春先生からは医師としての貴重なお話が伺えそうです。
 それに、基調講演とコーディネーターという大役を務められる岩城穣(いわき・ゆたか)弁護士(大阪
弁護士会)は、和歌山県那賀郡打田町(現在は紀の川市)のご出身で、私の司法修習生時代の同期の友人のお兄さんでもあります(岩城穣弁護士が私たちの1期先輩。もっとも、年齢は私の方が少し上だったか)。
 事務所(いわき総合法律事務所)のホームページには、もちろん「過労死・過労自殺相談ガイド」のコーナーが設けられています。
 
 そして岩城先生は、今年の「過労死等防止推進月間」に全国各地で行われるシンポジウムの内、和歌山だけではなく、大阪、島根、岡山でも、基調講演やコーディネーターを務めることになっているそうです(「岩城弁護士のはばかり日記」より)。
 11月24日の和歌山でのシンポジウムも是非参加したいところではありますが、仕事のために伺えな
いのが残念です。
 この問題に関心を持つ方に是非参加をお勧めしたいと思います。
 

(忘れないために)
 「自由と平和のための京大有志の会」による「あしたのための声明書」(2015年9月19日)を、「忘れないために」しばらくメルマガ(ブログ)の末尾に掲載することにしました。
 
(引用開始)
  あしたのための声明書
 
わたしたちは、忘れない。
人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した首相の厚顔を。
戦争に行きたくないと叫ぶ若者を「利己的」と罵った議員の無恥を。
強行採決も連休を過ぎれば忘れると言い放った官房長官の傲慢を。
 
わたしたちは、忘れない。
マスコミを懲らしめる、と恫喝した議員の思い上がりを。
権力に媚び、おもねるだけの報道人と言論人の醜さを。
居眠りに耽る議員たちの弛緩を。
 
わたしたちは、忘れない。
声を上げた若者たちの美しさを。
街頭に立ったお年寄りたちの威厳を。
内部からの告発に踏み切った人びとの勇気を。
 
わたしたちは、忘れない。
戦争の体験者が学生のデモに加わっていた姿を。
路上で、職場で、田んぼで、プラカードを掲げた人びとの決意を。
聞き届けられない声を、それでも上げつづけてきた人びとの苦しく切ない歴史を。
 
きょうは、はじまりの日。
憲法を貶めた法律を葬り去る作業のはじまり。
賛成票を投じたツケを議員たちが苦々しく噛みしめる日々のはじまり。
人の生命を軽んじ、人の尊厳を踏みにじる独裁政治の終わりのはじまり。
自由と平和への願いをさらに深く、さらに広く共有するための、あらゆる試みのはじまり。
 
わたしたちは、忘れない、あきらめない、屈しない。
 
     自由と平和のための京大有志の会
(引用終わり)
 

(付録)
『ケサラ』 演奏:自由の森学園(2013年 音楽祭)