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川内原発再稼働反対の闘いから学ぶ~12/7向原祥隆氏講演会@和歌山市のご案内

 今晩(2015年11月28日)配信した「メルマガ金原No.2288」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
川内原発再稼働反対の闘いから学ぶ~12/7向原祥隆氏講演会@和歌山市のご案内

 九州電力川内原発1号機が今年の8月に、続いて2号機が10月に再稼働してしまいましたが、これを阻止するために結成された「ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会」事務局長の向原祥隆(むこはら・よしたか)さんをお招きした講演会が、来る12月7日(月)に和歌山市のプラザホープで開かれます。
 当日は、「原発をゼロにする和歌山県民の会」の第5回総会が行われることになっており、講演会は、総会終了後に一般に開放して行われる記念講演という位置付けのようです。
 
 講演会のチラシ表面に「鹿児島・川内原発再稼働反対の一点共闘の闘いを学びます」とあり、さらに裏面には「ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会」の参加団体がずらっと記載されており、鹿児島県労働組合や各種運動体の様子には不案内ながら、その名称に目を通していけば、「たしかに“一点共闘”が実現したらしい」ことが分かります。 主催する「原発をゼロにする和歌山県民の会」としては、今後の原発再稼働反対の運動を展開していくためには、「共同」と言っても、「一点共闘」と言っても、名称はどうでも良いとしても、様々な団体が力を結集することがどうしても必要という問題意識なのでしょうし、その点については全く賛成です。
 実際、安全保障関連法制(戦争法)廃止のための闘いでは、ようやく和歌山県でも9月以降、「共同」が実現しているのですから、原発再稼働阻止でも実現できないはずはないだろうと思います。
 とりあえず、毎年3月に和歌山城西の丸広場で開催している「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション」実行委員会の枠組みを思い切って広げられないだろうか?ということがすぐに思い浮かびますよね。
 是非、多くの方のご参加を期待します。
 
 以下に、チラシの文字情報(一部「県民の会」事務局長の里崎正さんに確認して追加した部分があります)を転記します。
 
(引用開始)
原発をゼロにする和歌山県民の会 記念講演
川内(せんだい)原発再稼働反対のたたかい
 
全国の原発再稼働を阻止することは子どもたちの未来を守ることです。
鹿児島・川内原発再稼働反対の一点共闘の闘いを学びます
 
講師 向原祥隆氏(むこはらよしたか)
 ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会・事務局長
 日本の実業家・社会運動家。鹿児島や奄美に関した書籍を出版する株式会社南方新社の創業者・代表取締役
 反原発・かごしまネットの事務局長。
 
日時 2015年12月7日(月)18時50分~
会場 プラザホープ多目的室(2F)
和歌山市北出島1丁目5-47
参加費無料 予約不要

主催 原発をゼロにする和歌山県民の会
連絡先 
 和歌山市湊通丁南1丁目1の3 名城ビル2階 
 TEL:073-436-3520 FAX:073-436-3554 Eメール:
w-gezero@naxnet.or.jp
  原発をゼロにする和歌山県民の会(事務局・里崎まで)
 
*同会場で18時より、原発をゼロにする和歌山県民の会の第5回総会を開催しています。
(引用終わり)
 
(参考動画)
2014年9月28日 9.28全国集会(1時間33分)

向原祥隆事務局長によるスピーチは5分~10分です。
2015年3月11日 3.11鹿児島集会 向原事務局長 基調報告(7分)
 
 

(忘れないために)
 「自由と平和のための京大有志の会」による「あしたのための声明書」(2015年9月19日)を、「忘れないために」しばらくメルマガ(ブログ)の末尾に掲載することにしました。
 
(引用開始)
  あしたのための声明書
 
わたしたちは、忘れない。
人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した首相の厚顔を。
戦争に行きたくないと叫ぶ若者を「利己的」と罵った議員の無恥を。
強行採決も連休を過ぎれば忘れると言い放った官房長官の傲慢を。
 
わたしたちは、忘れない。
マスコミを懲らしめる、と恫喝した議員の思い上がりを。
権力に媚び、おもねるだけの報道人と言論人の醜さを。
居眠りに耽る議員たちの弛緩を。
 
わたしたちは、忘れない。
声を上げた若者たちの美しさを。
街頭に立ったお年寄りたちの威厳を。
内部からの告発に踏み切った人びとの勇気を。
 
わたしたちは、忘れない。
戦争の体験者が学生のデモに加わっていた姿を。
路上で、職場で、田んぼで、プラカードを掲げた人びとの決意を。
聞き届けられない声を、それでも上げつづけてきた人びとの苦しく切ない歴史を。
 
きょうは、はじまりの日。
憲法を貶めた法律を葬り去る作業のはじまり。
賛成票を投じたツケを議員たちが苦々しく噛みしめる日々のはじまり。
人の生命を軽んじ、人の尊厳を踏みにじる独裁政治の終わりのはじまり。
自由と平和への願いをさらに深く、さらに広く共有するための、あらゆる試みのはじまり。
 
わたしたちは、忘れない、あきらめない、屈しない。
 
     自由と平和のための京大有志の会
(引用終わり) 
 

(付録)
メルトダウン』(高田渡『値上げ』の替歌) 演奏:ヒポポ大王(?)
 

向原祥隆チラシ表向原祥隆チラシ裏