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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

予告12/12「『避難の権利』を求める全国避難者の会 設立記念集会 Part.2 つながろう!はじめの一歩 in 京都」(付・宇野朗子さんによる「設立宣言」文字起こし)

 今晩(2015年11月29日)配信したメルマガ金原No.2289を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
予告12/12「『避難の権利』を求める全国避難者の会 設立記念集会 Part.2 つながろう!はじめの一歩 in 京都」(付・宇野朗子さんによる「設立宣言」文字起こし)

 今からちょうど1か月前の10月29日、参議院議員会館において、「『避難の権利』を求める全国避
難者の会」(共同代表:宇野朗子氏、中手聖一氏)の設立集会が開かれました。
 私は、その翌日、このメルマガ(ブログ)で同会の設立をご紹介するにあたり、当日のリレートークの中から、原発賠償関西訴訟原告団代表で東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表でもある森松明希子さんのスピーチを文字起こししてご紹介しました(
「避難の権利」を求める全国避難者の会が設立されました/2015年10月30日)。

 そしてその1週間後の11月6日、和歌山弁護士会主催のシンポジウム「今、報道の自由を考える~国民の知る権利の観点から~」にパネリストとして登壇された宇野朗子(うの・さえこ)さんとお目にかか
った際、「宇野さんの挨拶も文字起こししますから」と(ご本人の固辞にもかかわらず)約束したことがずっと気になっていたのですが、ようやく文字起こしが終わりました(森松さんのスピーチより短かいというこ
とは分かっていたのですが、なかなか取りかかるタイミングがとれませんでした)。
 主催者を代表しての集会冒頭における開会挨拶ではあるのですが、内容は、「『避難の権利』を求める全国避難者の会」の「設立宣言」そのものです。
 なお、文字使いは金原の判断によるものですし、思わぬ聴き取りミスがあるかもしれませんので、その場合は何卒ご容赦ください。

 以下に、OurPlanet-TVによる中継動画をご紹介するとともに(前回はUPLANの動画をご紹介しましたので
)、宇野朗子さんによる「設立宣言」の文字起こしを掲載します。
 宇野さんの「宣言」は、1本目の動画の5分~9分です。
 
「避難の権利」を求める全国避難者の会設立集会(1時間44分)

避難の権利」を求める全国避難者の会(2)(9分)
 

「『避難の権利』を求める全国避難者の会設立記念集会」冒頭の共同代表・宇野朗子さんによる開会挨拶
(設立宣言)
「皆さん、こんにちは。今日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。「避難の権利」とは、原発事故により、放射能汚染を被った地域で、地域の人々が、被ばくによる被害を避けるために避難をす
ることが、避難を選択することが出来る、そのために実質的な支援が存在する、それの権利です。
 この権利は、私たち、今避難している避難者の人たちが、避難し続けることができる、移住し、新しい
暮らしを始めることができる、そのための権利であるばかりでなく、今汚染を被っている地域に暮らす人々が、最大限、被ばくから免れるための医療支援や、様々な支援がそこに存在し、私たちに実質的に、避難をするか、そこに暮らすか、そういうことを自己決定することができる、そのための大切な権利だと私
たちは考えています。
 今この権利は、残念ながらこの国では保障されてはいません。事故から4年7か月が過ぎ、今日201
5年10月29日、今日全国から集まった避難者、それから帰還者の私たちは、ここに集い、あらためて私たちには「避難の権利」があることをここに表明したいと思います。そして、「避難の権利」を求め、「避難の権利」の保障される社会を目指して、「「避難の権利」を求める全国避難者の会」を設立致しま
す。
 私たちは、この4年と7か月、本当に様々な分断に苦しみ、傷つき、もがいてきました。私たちは、どこに散らばってしまっているのか、私たち自身を見つけることができずにきた4年と7か月でもあります。私たちこの会は、まず知り合うこと、繋がり合うことを大事にしていこうというふうに考えています。
 今、スライドショーを見ていただきましたが、最後に舟の写真があったと思います。私たち、この有志、準備会で6月から準備を重ねてきましたけれども、今ここに小さな、簡素な小舟ができあがりました。ここで今日つどってくださった皆さんに、一緒に乗り込んでいただき、そしてこの舟をもっともっと多様な人たちが漕げるような舟に仕上げしていただき、様々なところから、様々な風景、様々な考えをここに呼び込んでいただき、私たちが「避難の権利」というのは一体何なのか、そしてそれを保障させるためにはどうすればいいのか、皆で考え、活動していきたいと願っています。」
 
 さて、その「『避難の権利』を求める全国避難者の会」が、来る12月12日(土)、京都市上京区同志社大学今出川キャンパス良心館2階RY203教室において、「「避難の権利」を求める全国避難者の会設立記念集会 Part.2 つながろう!はじめの一歩 in 京都」を開催することが予告されています。
 この京都での Part.2では、集会自体は夜(18:00-20:30)第二部「311後の共生社会をめざして~『避難の権利』は生きる権利~」として行われますが(申込不要)、その前の午後(13:00-16:30)には、第一部
「避難当事者ワークショップ つながろう!はじめの一歩」(要申込)が避難当事者を対象として開催されます。
 以下に、公式WEBサイトから開催概要を引用します。
 是非多くの方が集い、充実した集会となりますように。
 
 
 福島原発事故発生から4年8か月が経ちました。私たち原発事故避難者は全国各地に散り散りになり、それぞれの場所で苦難を乗り越えようと精一杯がんばっています。今も困難を抱えた仲間たちが数多くいます。
 被害者救済の為に制定された原発事故・子ども被災者支援法は骨抜きにされた上に、今年2015年の8月の改定では「新たに避難する状況にない」との文言が盛り込まれ、より一層「避難の権利」は切り捨てられ
ようとしています。
 しかし、原子力緊急事態宣言発令中の今、子ども達に甲状腺がん多発など、被ばくによる健康被害が懸
念されている中、「避難」を含めた被ばく防護の権利がないがしろにされてはなりません。
 去る10月29日参議院議員会館にて、約140名の方々、避難者はもとより全国から心を寄せてくださる皆さ
まとともに、「『避難の権利』を求める全国避難者の会」設立記念集会を開催しました。
 私たちひとりひとりの復興と、大切な子どもたちの未来のため、また、未来の子どもたちのため、あき
らめることなく、つながりあって、前に進んでまいりましょう。
 第2回集会を京都で開催します。避難者の皆さま、支援者の皆さま、ぜひご参加ください。
 
「避難の権利」を求める全国避難者の会 設立記念集会 Part.2
つながろう!はじめの一歩 in 京都
 
と き:2015年12月12日(土)
13:00-16:30 第一部(12:30開場)
避難当事者ワークショップ「つながろう!はじめの一歩」
(託児対応します。申し込みの際に、お知らせください。)
18:00-20:30 第二部(17:30開場)
集会「311後の共生社会をめざして~『避難の権利』は生きる権利~」
*プログラム詳細は追って、順次ウェブサイトなどにてお知らせをさせていただきます。
 
ところ:京都市上京区 同志社大学今出川キャンパス良心館2階RY203教室
(京都駅より地下鉄烏丸線9分、今出川駅より徒歩5分)
 
資料代:
第一部:500円
第二部:700円(避難者は500円、第一部参加者は無料)
 
申込み:
第一部:こくちーず又は下記の連絡先へお申込みください。
 
http://kokucheese.com/event/index/354481/ (携帯からもアクセス可能)
 メール
 
hinannokenri@gmail.com FAX011-398-9769
 メールでの連絡には「12月12日当事者ワークショップ申し込み」と件名を入れ、①お名前(ふりが
な)②避難元→避難先(→帰還先) ③ご連絡先 をお伝えください。   
第二部:申し込みは不要です。直接お越しください。
 
※メッセージで参加しませんか?!
設立集会には参加できないけれどメッセージで参加、を10月に引き続き募集します。メールまたはFAXなどでお寄せください。当日資料の中で、10月29日メッセージ集と共に掲載します。
メール
 
hinannokenri@gmail.com FAX011-398-9769 
「1212メッセージ」と件名を入れ、①お名前(ふりがな)②避難元→避難先(→帰還先)③ご連絡先④
匿名希望の有無⑤メッセージ(約700文字以内のめやすで。短くても。)をお送りください。(12月7日締切
り)
お待ちしています!
(引用終わり)
 
 「『避難の権利』を求める全国避難者の会」からの情報発信については、公式サイトの他に、以下のFacebookページも随時ご覧ください。
 

(忘れないために)
 「自由と平和のための京大有志の会」による「あしたのための声明書」(2015年9月19日)を、「忘れないために」しばらくメルマガ(ブログ)の末尾に掲載することにしました。
 
(引用開始)
  あしたのための声明書
 
わたしたちは、忘れない。
人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した首相の厚顔を。
戦争に行きたくないと叫ぶ若者を「利己的」と罵った議員の無恥を。
強行採決も連休を過ぎれば忘れると言い放った官房長官の傲慢を。
 
わたしたちは、忘れない。
マスコミを懲らしめる、と恫喝した議員の思い上がりを。
権力に媚び、おもねるだけの報道人と言論人の醜さを。
居眠りに耽る議員たちの弛緩を。
 
わたしたちは、忘れない。
声を上げた若者たちの美しさを。
街頭に立ったお年寄りたちの威厳を。
内部からの告発に踏み切った人びとの勇気を。
 
わたしたちは、忘れない。
戦争の体験者が学生のデモに加わっていた姿を。
路上で、職場で、田んぼで、プラカードを掲げた人びとの決意を。
聞き届けられない声を、それでも上げつづけてきた人びとの苦しく切ない歴史を。
 
きょうは、はじまりの日。
憲法を貶めた法律を葬り去る作業のはじまり。
賛成票を投じたツケを議員たちが苦々しく噛みしめる日々のはじまり。
人の生命を軽んじ、人の尊厳を踏みにじる独裁政治の終わりのはじまり。
自由と平和への願いをさらに深く、さらに広く共有するための、あらゆる試みのはじまり。
 
わたしたちは、忘れない、あきらめない、屈しない。
 
     自由と平和のための京大有志の会
(引用終わり)
 

(付録)
プルトニウムの場合』(『フランシーヌの場合』の替え歌) 演奏:ヒポポフォークゲリラ(?)