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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

注目!小出裕章さんを公開講座の講師に招く浄土真宗本願寺派宗学院(2016年7月6日)

原発 宗教
 今晩(2016年2月22日)配信した「メルマガ金原No.2374」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
注目!小出裕章さんを公開講座の講師に招く浄土真宗本願寺派宗学院(2016年7月6日)

 浄土真宗本願寺派(西本願寺)は、「教区31教区 組数523組 僧侶数32,421名 寺院数10,248ヶ寺」を有し(公式サイト「組織概要」より)、正確な信者(門徒)数は不明ながら、色々な統計では600万人台を下回ることはなく、神社本庁を除けば、伝統宗教教団
中最大数を誇る大教団です。
 実は、私の父の生まれた家が真宗本願寺派末寺の檀家の分家であり、私も生まれ落ちたその時から、西本願寺の「門徒」の1人としてカウントされてきたのかもしれません。
 
 その西本願寺に、「宗学院(しゅうがくいん)」という付属組織があります。より正確に言うと、一般財団法人真宗学研究財団が設置した「浄土真宗本願寺派宗学院」ということのようです(宗学院規則より)。その活動内容については、「院長からのメッセージ」をお読みいただければと思います。
 
(引用開始)
 その名称のとおり、宗学院は宗門の礎(いしずえ)である教学を研鑽するところであって、浄土真宗の根本聖典である『教行証文類』をはじめとして、和讃その他の宗祖の著作を学び、さらに広く印度・中国・日本の仏教思想をその分野のエキスパートによって教えてもらうという内容になっております。さらに院生は入学時より各自の研究テーマを決めて、演習の時間に順次にそれを発表し、それについて講師・院生の批評を受けて、みずからの研究を深め、卒業時にはそれを研究論文として発表しなければなりません

 以上の宗学院本科に加えて、平成14年(2002年)度から宗学院別科が開設され、ひろく宗学に志を有する僧侶を対象に、「安心論題」「三経七祖」「仏教概論」「本典概説」等の講義を開設しています。各講義はいずれも一年あるいは二年で完結するように進められていますが、複数年にわたって受講される人もたくさんおられます。また別科では聴講制度を設けておりますので、他派の僧侶の方も聴講が可能
です。
(引用終わり)
 
 私が、いかに門徒の1人とはいえ、今まで縁もゆかりもなかった「浄土真宗本願寺派宗学院」のご紹介をしようと思ったのは、久しぶりに閲覧したサイトに掲載されていた講演会情報に目が吸い寄せられたからです。そのサイトをご紹介します。
 
7月6日(水) 京都府 京都市 真宗本願寺派宗学院
 
 私が、なぜこのわずか1行だけの講演会情報に注目したかといえば、「あの西本願寺が小出さんを講演に呼ぶって本当?」という驚きがあったからです。
 2012年以来、宗派として脱原発の立場を鮮明にしている東本願寺(浄土真宗大谷派)ならともかく、「宗学院」は明らかに西本願寺直系の組織ですからね。どういう風の吹き回しだろうか、あるいは何か
の間違いではないか?と疑い、「宗学院」ホームページで裏を取ってみることにしました。
 そして、「平成28年度 日程表」を確認してみたところ、「平成28年7月6日(水)」は「本科 
公開講座/つどい」と記載されていました。どうやら、この公開講座の講師が小出裕章さんということなのだろうと思います。
 
 私がここまで疑い深く(?)裏を取ろうとしたのは、かつて、以下のような出来事があったことにもよります。元の記事は既にリンク切れになっていますので、その記事を引用して書いた私のブログ(小出裕章さん二題~「非公式まとめ」復活と「講演会」会場使用拒否(四天王寺)~/2013年11月5日)から孫引きします。
 
2013/11/05 17:26【共同通信
反原発」研究者の講演拒否 四天王寺「政治的」と通告
(引用開始)
 聖徳太子が開いたとされる四天王寺大阪市)が、「反原発」の研究者で京都大原子炉実験所の小出裕
章氏の講演会を、開催直前になって拒否していたことが5日、分かった。
 講演会を主催した出産などをテーマに活動する市民団体「ガイア―ジャパン」(大阪市)によると、小
出氏は四天王寺の本坊を会場とする「いのち優しく生きたい」と題した3日のトークライブに出演予定だった。
 だが、四天王寺側は4日前の10月30日に電話で「政治的、宗教的な催しは断っている」「原発の話
を一切しないなら許可する」と、事実上の中止を求めた。
(引用終わり)
 
 私が知らないだけで、浄土真宗本願寺派西本願寺)が脱原発に宗論を統一していたということであれば良いのですが、まあそんなことはないでしょう。
 けれども、伝統仏教教団最大の組織である真宗本願寺派門徒の中には、「お東さん(真宗大谷派)を見習って欲しい」と願っている者も少なくない中(私自身がそうですが)、このような小さな動きにも目
が離せないのです。
 今日は、やや局所的な話題となりましたが、脱原発の志を抱く「御同朋」の中には、関心を共有してくださる方もいるだろうと思い、書いてみました。
 
(wakaben6888のブログから)
2011年11月17日(2012年11月28日にブログに転載)
西本願寺の原発問題についての考え方(西郷章氏の質問に答えて)
 
(あしたの朝 目がさめたら(弁護士・金原徹雄のブログ 2)から)
2012年1月6日(2015年5月26日にブログに転載)
12/28(2011年)真宗大谷派「原子力発電に依存しない社会の実現にむけて」
2012年6月15日(2015年5月26日にブログに転載)
6/12(2012年)真宗大谷派(東本願寺)「大飯原子力発電所再稼動に関する声明」