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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

予告(4/10)『原発棄民 フクシマ5年後の真実』発刊記念イベント 日野行介さん×森松明希子さんト-クセッション@隆祥館書店(大阪市中央区)

原発 報道
 今晩(2016年4月7日)配信した「メルマガ金原No.2419」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
予告(4/10)『原発棄民 フクシマ5年後の真実』発刊記念イベント 日野行介さん×森松明希子さんト-クセッション@隆祥館書店(大阪市中央区

 今度の日曜日(4月10日)、大阪市中央区の隆祥館書店(りゅうしょうかんしょてん)で、非常に興
味深いトークセッションが開かれますのでお知らせします。有料のイベントですが、参加して決して後悔しないのではないかと思いますので(というのは私の直感です)、ご都合のつく方にお奨めします。
 ご紹介するトークセッションは、今年の2月に毎日新聞出版から刊行された『原発棄民 フクシマ5年後の真実』(日野行介著)発刊記念イベントとして開催されるもので、著者である毎日新聞記者の日野行介(ひのこうすけ)さんと、森松明希子(もりまつあきこ)さん(原発賠償関西訴訟原告団代表、東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)代表)が登壇されます。
 開催の概要を、隆祥館書店の公式サイトから引用します。
 
今回は、「原発棄民 フクシマ5年後の真実」を上梓された毎日新聞記者の日野行介さんと「母子避難、心の軌跡」の著者、森松明希子さんにお越しいただき、原発避難者に対する政府の姿勢についてお話いただくことになりました。
国と福島県は2017年3月末までに、最も線量の高い「帰還困難区域」を除いて避難指示を解除し、「復興」と「自立」を名目に住宅提供を打ち切る方針を決定。これは約11万人の福島県内外の避難者たちを、避難という状態にとどまることを認めず、その属性自体を「消す」ことを意味します、政治家や官僚
たちが、いかに被災者を「復興の妨げ」として扱ってきたか? その実態を気鋭の記者が徹底追及します!
福島から大阪に避難されてきている森松明希子さんのことを思うと他人事とは思えずお二人のト-クセッションを企画しました。ぜひこの機会にご参加ください。
 
日野行介(ヒノコウスケ)氏プロフィール
1975年生まれ。九州大学法学部卒。毎日新聞記者。福井支局敦賀駐在、大阪社会部、東京社会部などを経て特別報道グループ。福島第1原発事故を巡り、県民健康管理調査(現・県民健康調査)の「秘密会」や、復興庁参事官による「暴言ツイッター」などを特報。
 
森松明希子(モリマツアキコ)プロフィール
1973年兵庫県伊丹市生まれ。福島県郡山市在住中に東日本大震災被災。当時3歳1ヶ月と0歳5ヶ月の2児を連れて1ヶ月の避難所暮らしを経て、2011年5月から大阪市へ母子避難。「避難の権利」を求めて大阪地方裁判所に集団訴訟を提起した原発賠償関西訴訟原告団代表。「放射線被爆の恐怖から免れ健康を享受する権利」は人の命と健康に関わる普遍的で全ての人に等しく与えられるべき基本的人権だと主張し、当該裁判を人権救済裁判、「個人の尊厳」の回復を目的とする憲法訴訟と位置付け、原子力災害のあらゆる被害に対して恒久的救済を求める。3.11以降、社会がどう変わることができるのかを広く一般の人々に問う活動に奔走している。東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream代表。
 
作家さんとの集い124
原発棄民 フクシマ5年後の真実』毎日新聞出版 発刊記念イベント
毎日新聞記者 日野行介さん × 母子避難 森松明希子さん ト-クセッション」
 
開催日 2016年4月10日(日)
時 間 14:30~開場 15:00~開演
会 場 隆祥館書店5階 多目的ホール
     大阪市中央区安堂寺町1-3-4 地下鉄谷町六丁目7番出口向かい

参加費 
1,088円 書籍を購入していただける方はこのお値段で参加していただけます。
書籍代1,512円(『原発棄民 フクシマ5年後の真実』)を加算して合計2,600円
※避難してこられている方々は無料(書籍は購入していただけますよう御願いします)
☆サインは当店にてご購入の本に限らせていただきます。
(チケットをお持ちでない方、当日券をお求めの方は隆祥館書店レジにてお求め下さい)
*振込先 三井住友銀行上町支店(普通)1353923 カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ 隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
Eメール
 
ryushokan@eos.ocn.ne.jp
詳細は http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/
主催 隆祥館書店
後援 毎日新聞出版
(引用終わり)
 
 以上のお知らせに若干の補充をします。出典は、「東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)」公式サイトです。
 
(抜粋引用開始)
日野行介さんのご著書『原発棄民』(毎日新聞出版)をすでにお持ちの方も多いということもあり、他の
書籍のご購入でもOKということにしていただきました!
この機会にぜひ、日野さんのご講演&ご購読をオススメしますm(_ _)m
当日会場には原発関連本、原発避難本など多数取り揃えていただいています。
小出裕章さんのご著書、ほか、サンドリブックレットも頒布させて頂けることになりました☆)
特に、
『ルポ 母子避難―消されゆく原発事故被害者』吉田千亜・著(岩波新書

もご用意していただくことができました!
『母子避難、心の軌跡』森松明希子・著(かもがわ出版)同様、

是非皆様にお読み頂きたい一冊です。
この機会に、ぜひ日野さんのご講演をお聞きください。
そして、吉田さんの『ルポ 母子避難』をご購読くださいm(_ _)m
当日は、沢山の方々のご参加をお待ちしています!
(引用終わり)
 
 「有料だし、行こうか、どうしようか」と迷っている方のために、いくつかの関連情報をお伝えします。これを読んで、「行かなければ」と思っていただけると嬉しいのですが。
 
【関連情報1 『原発棄民 フクシマ5年後の真実』について】
 版元(毎日新聞出版)公式サイトに掲載された内容紹介と目次を引用します。
(引用開始)
原発棄民 フクシマ5年後の真実』
著者 日野 行介
発売日2016年2月24日
定価:本体1,400円(税別) 判型:四六判 頁数:232頁
未曾有の福島第一原発事故から5年。政府は、原発避難者を消滅させようとしている。
国と福島県は2017年3月末までに、原発避難者の住宅支援を打ち切ると表明。約11万人とも言われる福島
県内外の避難者たちに、事故前に住んでいた自宅に戻るのか、あるいは新天地で生きるのかを選ぶよう迫っている。これは避難という状態にとどまることを認めず、実質的に避難者という属性自体を「消す」こ
とを意味している。
2015年春夏、政府は「復興加速化」そして「自立」を前面に、原発避難の終了を迫る政策を打ち出した。
最も線量の高い「帰還困難区域」(年間50ミリシーベルト超)を除いて、2017年3月末までに避難指示を解除し、その1年後までに月10万円の精神的損害賠償を打ち切る方針を決めた。
そして福島県も同じ2017年3月末までに、自主避難者や解除後の区域からの避難者への住宅提供を打ち切る
方針を示した。
さらに自主避難者の支援を目的とした「子ども・被災者生活支援法」についても、支援を「撤廃・縮小」
する方向性を打ち出した。
原発事故は自然災害とは異なり、原因者(加害者)が存在する人的災害である。避難生活を支える住宅と収
入を提供する責任があることに異論はあるまい。
原発避難について考えるとき、もちろん当事者一人一人がどう考えているかは大事だ。だが政治、そして社会が一人一人の意思、選択を大事に取り扱っているか、避難者の意向をくみ取り、制度として反映して
いるかを見定めていく必要がある。それが伴わないのは「棄民政策」に他ならない。
原発避難者の生活基盤である「住宅」について、政府がどう決めてきたのか、そして避難者たちの思いがいかに踏みにじられてきたのか。政治家や役人たちによる被災者切り捨てのあざとい実態を、気鋭の記者
が徹底追及する。
【目次】
●序章 避難者漂流
●第1章 原発避難者とは誰か
●第2章 避難者を苦しめる不合理な住宅政策
●第3章 みなし仮設住宅―無責任の連鎖
●第4章 官僚たちの深い闇
●第5章 打ち切り―届かぬ声
●終章 終わりになるのか
(引用終わり)
 
【関連情報2 日野行介さんについて】
 『原発棄民 フクシマ5年後の真実』に先立ち、日野行介さんが書かれた著書2冊(いずれも岩波新書)をご紹介しておきます。
福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞 (岩波新書)
 
 ところで、Googleで「日野行介」を検索すると、「社会部 日野行介-毎日新聞社」という記事がトップでヒットします。
 毎日新聞では、全ての記者のプロフィールをホームページで公開しているのかと一瞬思いましたが、そんなことはある訳なく、これは「毎日新聞社 RECRUITING 2017」のページに掲載された「仕事紹介」の一部であり、毎日新聞入社を目指す人のために、新聞社ではどんな「仕事」が行われているかの一例として掲載されたものであることが分かります。
 もちろん、リクルーティングのために掲載されるものですから、会社としても、エース級記者として指
名したのだろうということが想像されます。
 ちなみに、1999年毎日新聞入社の日野さんが、「記者になって15年。辞めたいと思ったことはありません。」と書かれていますので、2014年採用者向けに書かれたものかもしれません。
 日野さんといえば、福島県「県民健康調査」検討委員会が、公開の委員会を開く前に秘密会を開催してすり合わせをしていたことや、復興庁幹部の暴言ツイッターなどをスクープしたことで有名ですが、それほどの実績を重ねた記者であっても、「読者の強い関心を酌み取り、読者に代わって取材し、その成果を提示する。読者からの声援と反響こそ、自らを駆りたてる力になります。」という言葉には実感がこもっています。
 私たちは、素晴らしい報道にめぐりあった時、「声援と反響」を記者に届ける努力を怠ってはいけない
のだということにあらためて気づかされます。
 
【関連情報3 森松明希子さんについて】
 私のメルマガ(ブログ)の読者には、今さら森松さんのご紹介でもないでしょうが、とりあえず、以下に森松さんやサンドリの活動を取り上げた私の過去記事にリンクしておきます(これでも網羅できていな
いと思います)。
 「とてもではないが全部は読めない」と思いますので、これ1本ということなら、2014年9月12日に配信した「原発賠償関西訴訟と森松明希子さん『母子避難、福島から大阪へ』」を一読されるように
お奨めします。
 
2013年9月1日
8/31シンポ「区域外避難者は今 放射能汚染に安全の境はありますか」(大阪弁護士会)に参加して
2013年12月21日
森松明希子さんが語る原発避難者の思い(12/19大阪市立大学にて)
2014年2月8日
母子避難者の思いを通して考える「いのち」(「母と女性教職員の会」に参加して)
2014年2月26日
放送予告3/16『“自主避難”~原発事故3年・家族の苦悩(毎日放送 映像’14)』を是非視聴しましょう
2014年9月12日
原発賠償関西訴訟と森松明希子さん『母子避難、福島から大阪へ』
2014年9月16日
9/18原発賠償関西訴訟第1回口頭弁論に注目を!~原告団代表・森松明希子さん語る
2014年11月29日
東日本大震災避難者の会「Thanks & Dream」(略称「サンドリ」)の活動に期待します

2015年4月11日
原発賠償関西訴訟(第1回、第2回)を模擬法廷・報告会の動画で振り返る(付・森松明希子原告団代表が陳述した意見)
2015年10月30日
「避難の権利」を求める全国避難者の会が設立されました
2015年12月1日
11/23世界核被害者フォーラム「広島宣言」&「世界核被害者の権利憲章要綱草案」(付・森松明希子さんの会場発言「避難の権利と平和的生存権」)
2015年12月14日
避難者の声を届けたい~森松明希子さんのお話@12/13東京都文京区(放射線被ばくを学習する会)
2015年12月25日
「避難の権利」を考えるための視点~医師、看護師を目指す学生の皆さんに語ったこと

2016年1月11日
「避難者あるある五七五」東日本大震災避難者の会Thanks&Dream(サンドリ)の挑戦~五七五だから語れる避難者の思い
2015年3月24日
放送予告(3/27深夜)MBS映像'16「“自主避難”~原発事故から5年・真実と風化」
2016年3月25日
当事者と弁護士が語る「震災から5年 原発訴訟をとおして考える区域外避難者の人権」(3/24ヒューマンライツ・ナウ)
 
 最後に、森松さんから今朝届いたメッセージをご紹介しておきます。
 
サポーターの皆さま・弁護団の先生がた・避難者(原告)の皆さま、そして原発問題・原発避難をともに考えてくださる皆さまへ
(略)
心ある大阪の書店・隆祥館さんに私のたってのお願いで実現した念願の毎日新聞記者・日野行介さんとの
トークセッションが3日後に迫って参りました。
(略)
できるだけ沢山の方々にお知らせください。
沢山の方々とご一緒に、私もトークセッションに参加したいと思っています。
当日お目に掛かれる皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
福島→大阪・2児を連れて母子避難
森松明希子


日野行介×森松明希子フライヤー