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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

写真レポートで振り返る“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016”

憲法 行事
 今晩(2016年5月5日)配信した「メルマガ金原No.2447」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
写真レポートで振り返る“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016”

 “HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016”~回を重ねて3回目、今年も、5月3日の憲法記念日和歌山城西の丸広場に帰ってきました。
 その日の夜から今日までの足かけ3日の間、当日撮影した写真をもとに、せっせとFacebook タイムラインに投稿した記事が15本に達し、そろそろ写真も尽きてきましたので、記録として保存するために、メルマガ&ブログに「まとめ記事」をアップすることにしました。
 ただし、写真については、オリジナルのFacebookでは2枚~5枚(多くは3枚)のアルバムとしてアップしたのですが、ブログでは(原則として)1枚ずつの掲載としましたので、残りはリンク先のFacebookでご覧になってください(各レポートのタイトル部分をクリックすればFacebookのリンク先が見られます)。
 
 何日か前から雨の予報が出され、「小雨決行」と告知していたため、ステージにテントの屋根を設ける段取りなどをしていた今年の“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016”。終了予定の午後3時までは何とか天候が持つような天気予報を便りに会場の和歌山城西の丸広場に着いたのが開演1時間前の午前9時。
CIMG5718 ところが、実行委員会代表の藤井幹雄さんや事務局長の(実質そうだよね)芝野友樹さんが心配していたのは、雨よりも風でした。実際、風が強くてテントが煽られるくらいであり、何でも和歌山市に「暴風警報」が出たとか。その影響で、ステージのトップに出演する予定だった粉河高校軽音学部が、泣く泣く出演キャンセルとなり、顧問の先生が1人で会場を訪れて事情を説明されるということになりました。
 実行委員会本部テントでは、とにかくスケジュールを前倒しして、遅くとも2時には終了するようにという打合せが行われたのですが・・・。目論み通りにはならないものですね、という話はあとのことにして。
 ということで、手違いで、スタッフの制服代わりの「9条ネットわかやま法被」の到着が遅れたことなどの事情も重なり、予定より20分程度遅れての開会となりました。
 開会挨拶は、例年通り実行委員会を構成する団体の内の2団体(「9条ネットわかやま」と「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」)の共同代表を兼ねる藤井幹雄弁護士が務めました。そして、今年の司会は植田奈津子さん。まとまった休憩をとる余裕もなく、出ずっぱりの司会、お疲れ様でした。
 
CIMG5741 実行委員会を代表して藤井幹雄弁護士が挨拶した後、ゆら登信(たかのぶ)弁護士が憲法の危機に立ち向かうことの必要性と決意を述べました。どういう立場で?実行委員会構成団体の1つである憲法9条を守る和歌山弁護士の会の会員として、この日、同会が提供して和歌山放送から放送されるの特別番組「憲法を考える」にゆら弁護士が出演したので(事前録音)、その告知をするために登壇したはずなのですが、その話、ありましたっけ?私が聞き漏らしただけかもしれないし、まあいいか。
 その後、「市民連合わかやま」のブースで花田惠子さん、道本みどりさんらと記念撮影したり、各ブースに顔を出した後、午後から田辺の紀南文化会館で開かれる宇都宮健児弁護士講演会に参加するために昼前に会場をあとにしたのですが、その前に、日教組和歌山春駒保存会のかすうどんで腹ごしらえしていきました。
 
CIMG5747 残念ながら粉河高校軽音学部が出演辞退となった穴を十分に埋めてくれたのが紀北農芸高校和太鼓部の皆さんです。「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」が呼びかけて、毎年の憲法記念日に、JR和歌山駅前で憲法9条「改正」に反対する署名活動を行っていた当時、紀北農芸高校の和太鼓部が、和歌山近鉄百貨店前で演奏していることが何度かありましたので、その実力の程は十分に理解していたつもりですが、しっかりと時間をとって出演してくれての演奏に聴き入ったのは初めてのことで、いやあ、迫力満点のさわやかな演奏でした。是非また出演して欲しいですね。
 
CIMG5749 福井奈央子先生が指導する2つのフラダンスチーム、「憩楽(いこら)クラブかつらぎ・ハワイアンフラチーム」と「ハワイアンフラ根来チーム」の出演も3年連続、すっかり恒例となりました。もっとも、私はいまだに2つのチームの内どちらがどのチームなのか、さっぱり分からないのですが。
 ということで、Facebookのアルバムには、福井先生のソロ、両チーム合同、各チーム単独の4枚をお送りすることにします。誰か分かる人(藤井先生は分かるはず)、各写真にチーム名を書き込んでください。
 最後に、今年ならではの感想を1つ。ハワイアンフラの出番の際も風は強く、ビニールシートがまくれ上がりそうに波打っていたのですが、これがちょうど海の波を連想させ、ハワイアンフラにはぴったりだったのですよね。
 
CIMG5762 今年はステージでの演奏は、粉河高校軽音学部が出演キャンセルとなったため、3組だけとなりました。そのうちの2組が親子バンドだったのは偶然でしょうが。
 最初は、道本浩司さんと息子さん、それに1曲だけですが道本みどりさんも加わってのフルハウスによる演奏でした。
 みどりさんがボーカルで参加したのは、ピーター、ポール&マリーの演奏で日本でも有名になった『悲惨な戦争』(The Cruel War)でした。
 そして、この日のサプライズ・ゲストとしてフルハウスのステージに招かれたのは、闘うボーカリスト・歌舞さんでした。ブラボー!
 ということで、満場の注目の中、ジョン・レノンの『イマジン』を歌い上げてくれたのでした。
 
CIMG5768 私たち「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」が呼びかけて、2005年から出場を続けているのが紀州おどり(正調・ぶんだら節の部)なのですが、年々、紀州よさこいの方に人気が奪われていくのをひしひしと感じながら、「まあゆったりした踊りの良さもある」などと思いつつ、「よさこい」って実際のところ、どんなものだろう?と、私自身は興味津々でした。
 3回目の開催で、初の紀州よさこいグループの出演となりました。プログラムでは、「紀州よさこい連 紀風」「十兎」「烏天狗」の3組が告知されていましたが、出来たばかりの新グループも加わっての4組での出演だったようです。
 それで感想は?というと、いやあ、見ていて楽しくなりますね。こちらに人気が移るのも当然か?
 しかし、観衆を楽しませるためには、演者は厳しい練習を重ねる必要があるのでしょうね。仮に私が若かったとしても、とても付いて行けそうもないことは間違いありません。
CIMG5789 親子バンドの2組目は、3年連続の出場となるM&Nの皆さんです。お父さんの「まさき」さんとお嬢さんの「えな」さんに加え、昨年からは息子さんの「れなん」君も出演するようになったのに、まだユニット名にイニシャルを加えてもらっていません。やはり、リードボーカルをとるようにならないと、お父さんやお姉さんが一人前とは認めてくれないのでしょうか?頑張れ「れなん」君。
 それはともかく、今年も「この島~憲法9条のうた~」をはじめ、吟味した平和の歌を届けてくれました。
 また、これも恒例のゲスト、チャッチャラーの「あゆみ」さんが三線とボーカルで参加し、「平和の琉歌」と「島んちゅぬ宝」が演奏されました。
 是非、来年も演奏して欲しいですね。
 
 今年のステージ企画のトリとして、津軽三味線の名手・三木久美夫さんが出演してくださいました。
CIMG5798 共演者は、皆さんお弟子さんなのでしょうか?
 口野典子さん、中尾玲子さん、那須ひとみさんの3人が三木さんと共演されました。皆さん遠方から、和歌山城西の丸広場まで来ていただき、素晴らしい演奏を聴かせていただきました。ありがとうございました。
 主催者としても、本来ならスケジュールを前倒しして早く終えようと言っていたにもかかわらず、どこでそうなったのか、粉河高校軽音学部がキャンセルしたにもかかわらず、スケジュールが予定よりもどんどん押してしまい、空の雲はいよいよ黒さを増してくるし、雨が降り出したらどうしよう(三木さんも仰っていたとおり、雨が降ると楽器が大変)と心配していましたが、何とか雨に見舞われずに最後まで演奏していただくことができました。
 出演者・関係者全員の日頃の心がけの良さのたまものでしょう、きっと。
 
 ステージ企画も終わり、そろそろ餅撒き目当ての人たちが集まり始めるころに、憲法についてのスピーチを何人かにお願いしよう、というのが今年の新機軸でした。
CIMG5806 最初は、敗戦の年に19歳であったといいますから、現在90歳の真田よねさんがお話してくださいました。教科書が「サイタサイタサクラガサイタ」から「ススメススメヘイタイススメ」に変わっていく時代を身をもって体験し、地元の神社で出征する多くの若者を日の丸の小旗を振って見送ったこと、その中には遺骨となって帰ってきた人もあり、遺族の嘆きがいかばかりであったかなど、自らの体験を通して、憲法によって守られた平和の尊さを訴えられました。
 その後、「安保関連法に反対するママの会@わかやま」の一児のお母さん、そしてWAVEsの「パンダちゃん」(いつものお兄さんではなく、可愛いパンダでした)から説得力豊かなスピーチが行われ、今日のイベントにしまりが出来ましたね。
 
CIMG5814 フィニッシュは恒例のお菓子まき(お子様専用)&餅まきです。・・・という文章を読んで何の疑問も抱かなくなれば、あなたも立派な「餅まきの聖地=和歌山県」の住民です。
 5月3日には、全国様々なところで護憲派改憲派の集会が開かれたはずですが、和歌山城西の丸広場以外で「餅まき」が行われたという情報に、少なくとも今のところ私は接していませんし、もしもあったとすれば、それは和歌山県下のどこかである公算が高いと思われます。
 ことほどさように、何故和歌山県民が餅まきを偏愛するのか?同県出身の私にしても謎ですが、何しろ県職員有志が運営する「和歌山餅まきカレンダー」があったり、「『餅まきの聖地!』和歌山の餅まき情報」というFacebookページがあったりします。
CIMG5818 私も、広報担当としてマスコミ各社にプレスリリースは送りましたが、「和歌山餅まきカレンダー」に情報提供したおぼえはありません。にもかかわらず、毎年情報が掲載されているのですよね。餅撒き情報の伝播力恐るべし!
 ちなみに、今年もステージ前のブルーシートを敷いた区画は「お子様ゾーン(中学生以上立ち入り禁止)」として、まずお子様だけのためのお菓子まきを行い、引き続き餅まきを行いました。
 直前になって餅投げ役が足りないということが判明し、急遽私も少し餅を投げましたが、これも体力を消耗するものの、結構楽しいものですよ。
 最後に、このイベントが続く限り、餅まきは絶対にやるということだけは断言できます(誰か異論のある人います?)。
 
 さて、昨日から断続的にお送りしてきた“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016”も、あとはブース企画のご紹介を残すのみとなりました。
 ただし、いつもそうなのですが、ステージ企画の方はしっかり写真を撮っているものの、ブース企画の方は、全部網羅的に撮影している訳ではなく、第一、私自身が世話人を務めている「子どもたちの未来と被ばくを考える会」のブースの写真を撮っていないことに、今さら気がついたりしています。このブースには何度も足を運び、1回50円の輪投げも2回挑戦したりしたのに、写真を撮ることだけはころっと忘れていました。
 という訳で、たまたま写真を撮っていたブースをアトランダムにご紹介することにならざるを得ません。
CIMG5765 今年のブース配置については、当日来場者に配布したチラシのPDFをご紹介しましょう。
 このブースの配置を考える面倒な作業は、実行委員会事務局長の芝野友樹弁護士が一手に引き受けているはずですが、実行委員会の会議で初めてこの素案を目にした時、私が思わず芝野さんに「プラバンとかすうどんのブースを隣同士にしたのは意図的?」と尋ねたところ、芝野事務局長は「当然意図的です」と即答したものでした。
 これ、何のことか分かります?当日のブース配置図でいうと、ステージに向かって左上の方に、「プラバン」と「かすうどん」が並んでいるでしょう。どちらも2年前からずっと出店してくれているブースなのですが、その運営主体は、「プラバン(プラ板)」が和歌山県職員組合(「全教(全日本教職員組合)」系)であり、「かすうどん」が日教組和歌山春駒保存会なのです。2年前、この2つのブースは、会場の対角線上の最も離れたところに(なぜか)位置取りしており、私など、「いっそ隣り合ったブースにすればいいのに」と無責任に思ったりしていたのですが、芝野事務局長は、今年それを実行に移したようです。
CIMG5766 そのおかげかどうか、和歌山県職員組合前執行委員長で、現和歌山地方労働組合評議会(県地評)議長の琴浦龍彦さんが、お隣の「かすうどん」をせっせと来場者に売り込み、私も危うく2杯目を食べさせられそうになりました。
 なお、そのお隣で焼き鳥・生ビールなどを販売していたブースは和歌山県平和フォーラムで、同会が事務局を務める「戦争をさせない和歌山委員会」の幟がはためいていましたが、さらにそのお隣で綿菓子やポップコーンを販売していたブースには、「平和・憲法9条」と染め抜いた下に「9条センター」と手書きされた幟がはためいていましたので、憲法九条を守る和歌山市共同センター(和歌山市9条センター)ではないかと思われます。
 「だからどうなの?」と言われたら説明に窮しますが、(少なくとも私には)なかなか感慨深いものがあります。
 
 このアルバムでは、たまたまブースにいた人たちを記念撮影した3枚をご紹介します。
CIMG5725 まず、揃いの「九条ネットわかやま」法被を着用した3人の女性は本部テントで「焼き餅」やプチトマト販売のお店番をかねていた3人の女性方。何だか去年本部テントを撮影した時もこの3人だったような記憶が・・・。本部テントは時間帯によって留守番を交替していくのですが、私がカメラを持って撮影に行く時にはなぜかこの皆さんがいる巡り合わせのようです。
 あとの2枚は本部テントの並びのブースの中から、たまたま私の知り合いが店番をしていた「にんにこ被災者支援ネットワーク和歌山」と「紀州農レンジャー&ふうど」を訪問して撮影したものです。
 そういえば、この3箇所で、私はそれぞれ「焼き餅」「みかん茶」「玉葱」を買ったのでした。
 
CIMG5730 「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」では、西の丸広場入り口に最も近い場所にブースを設け、特製9条風船プレゼントやスーパーボールすくい、ヨーヨーすくいなどを店開きし、お子さんたちに喜ばれていました。
 なお、集合写真は、前列向かって左の小川裕和弁護士とそのお隣の奥様と子どもさんを囲み、その場にいた和歌山の弁護士が小川さんとの旧交を温めるために集まった際の写真です。
 小川さんは、弁護士登録以来数年間、和歌山で弁護士活動(その中には「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」会員としての活動もありました)をされていたのですが、郷里で独立開業するため、京都弁護士会に登録換えされました。この日は特にご家族で和歌山まで駆け付けてくれたのでした。
 
CIMG5731 落ち穂拾い的なブース紹介その2です。「にんにこ被災者支援ネットワーク和歌山」の隣に、「だれの子どももころさせない」という「安保関連法に反対するママの会」の標語が掲げられたスペースが「おえかき」コーナーになっていました。もっとも、私がシャッターを押した時に「おえかき」にいそしんでいたのは子どもではなく、プロの「えかきさん」でしたが。
 「焼きそば300円」のブース出店者はチラシによれば「いこらクラブかつらぎ-安井商店」となっていました。私は日教組和歌山春駒保存会のかすうどんを食べた後で各ブースをのぞいていたところ、ここで「焼きそばあります」とタイミング良く声をかけられ、思わず「1つください」と言ってしまったのですが、量がたっぷりあって、いかに麺好きの私でも「かすうどん+焼きそば」でお腹がいっぱいになってしまいました(その上、琴浦さんから2杯目のかすうどんを押し売りされそうになった)。
 「わたがし100円、ポップコーン50円」のお店は和歌山市9条センター(憲法九条を守る和歌山市共同センター)。子どもさんたちで賑わっているところを1枚。
 
CIMG5803 今年の “HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016”の私個人にとってのハイライトは、展示コーナーに置かれた1通の手紙(PDF化したものを拡大してプリントアウトしたのでしょうか)でした。便せん6枚にびっしり書かれたその手紙は、妻と3人の子どもを残して帝国海軍に召集され、駆逐艦乗組となった一兵員が、妻に送った多くの手紙のうちの1通ということでした。もともと字が上手な方であったのだとは思いますが、これを受け取った妻が読みやすいように丁寧に書こうという心遣いを私は感じました。
 私は、開会前にこのコーナーを訪れ、引き入れられるように6枚の便せんの文字を追いながら、その手紙を声に出して読み始めていました。傍らには、この手紙を書いた中村富雄さんの孫娘にあたる方もおられ、判読しにくい箇所の読み方や、登場する人名の執筆者との血縁関係などを説明してくださいました。
CIMG5708 6枚の内、最初と最後の便せんを撮影していますので、手紙を提供されたお孫さんの許可を得て書き出してみます(適宜句読点を補っていますが、漢字の読み方はあえて注していません)。
 
(1枚目)
拝啓
其の後、躰の方は如何ですか。一別以来絶えてたよりに接せぬままに、あの当時の事ばかり偲ばれ、如何して居る事かと按じて居ります。
由紀子や重樹は無事進學しましたか。
母上は達者ですか。立つ時、禎二の納骨に京都へ行く様云って居たの、お参り致しましたか。
何だか、あの彼岸頃に夢を何度も見ました。
私も日々の勤務にも少し宛落付きが出来る程になれて来た様に感じ、前戦の日々も送って居ります。
日が経つ程に気を付けてゐる所為か、胃の方の患ひも充分目方も十六貫目(?)と肥えて来ました。
誰ともなく、今日も感謝の一日は終わりと
(6枚目)
あれ程云って置いたので、躰の方は充分手当をして元気になって居る事と思ふが、要はお前の躰が一番大事なんだから、充分気を付けて、母様や子達の生長を手落なくやって呉れる様。
色々とりとめもなく書いたが、右の意味を充分かみしめて日々の事に当る様。
                          前線にて
                            中村富雄
最愛の
 我が妻
  すが江 殿
 
 ここまで声に出して読んできた私も、「前線にて 中村富雄」の次の末尾3行はとても声になりませんでした。
 手紙とともに展示されていた書籍には、以下のように記載されていました。

「中村富雄殿 
 昭和十九年六月七日戦歿
 年 三十五歳
 海軍一等機関兵曹
 駆逐船「早波」乗組」

 Wikipediaによれば、駆逐艦「早波」は、米海軍潜水艦の魚雷攻撃によって撃沈され、253名が戦死し、45名が救助されたとありました。
 なお、この手紙を書かれた中村富雄さんの孫娘であり、この手紙を公開してくださったのは、私たちの仲間である歌舞(にしでいづみ)さんでした。
 

『この島~憲法9条のうた~』 作詞・作曲:烏野政輝 演奏:M&N
(2014年5月3日開催の““HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama”より)
 

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