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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

ゆら登信(たかのぶ)さんへの応援演説その2~6/25選挙カーからの訴え(和歌山市内)

ゆら登信(たかのぶ)さんへの応援演説その2~6/25選挙カーからの訴え(和歌山市内)
(配信日:2016年6月25日)
 
 第24回参議院議員通常選挙も今日(6月25日)で4日目、選挙戦最初の休日(土曜日)、各候補とも県内各地を精力的遊説していることでしょう。
 野党統一候補のゆら登信(たかのぶ)さんも、日中は和歌山市内各所の街頭で演説し、JR和歌山駅前と(和歌山城)公園前では、ゆらさん自身の演説以外は、全て応援してくれている若者たちに任せるという大胆な試みを行ったとか。
 そして、ゆらさん自身は、夜7時から御坊市の市民文化会館大ホールで開催される個人演説会、というより「地元大集会」に参加するため和歌山市をあとにしましたが、選挙カー自体は、午後8時まで一刻も休ませることをせず(機械とはいえ可愛そうな気もしますが)、和歌山市内でフル稼働させるというスケジュールが組まれ、ゆらさんに代わって住民の皆さんに訴える弁士が必要ということで、午後6時から8時まできっちり2時間、私がゆら選挙カーに乗車し、白手袋を着けて窓から手を振ったり(生まれて初めての経験です)、市内5箇所で、道ばたに駐めた選挙カーの屋根の上に上がり、それぞれ10分ずつ、ゆら登信(たかのぶ)さんへの投票を訴える演説を行いました。
 あいにくの雨模様(小雨だったのがまだしも幸いでしたが)の上、時間も時間でしたから、道行く人はほとんどおらず、家の中にいる人たちに呼びかけるという具合でした。
 今朝から、6カ月点検に出かけたディーラーショールームの中や、夕方出発する前の選対事務所の中で急いで書き上げた原稿をもとにお話しました。
 拙い内容ではありますが、以下に転記します。
 明日(6月26日)も、ゆらさんは和歌山市です。
 個人演説会は、以下の3箇所で開かれます。
  16時00分~ 和歌山市・楠見東小学校 
  16時30分~ 和歌山市・砂山小学校 
  18時30分~ 和歌山市・河西コミセン
 私は、18時30分からの河西(かせい)コミュニティセンターで応援弁士を務める予定です。今回の持ち時間は約7分で、23日の有田教育会館(湯浅町)よりやや少なめなので、内容を吟味しなければ。和歌山市及びその周辺にお住まいの方は、是非連れ立って近くの会場にお越しください。
 

2016年6月25日(土)午後6時~8時 和歌山市内5箇所に駐めた選挙カーの上で
ゆら登信(たかのぶ)候補への投票を呼びかける応援演説
 
 皆さん、こんにちは(注:日が暮れそうになったら「こんばんは」)。
 私たちは、今度の参議院選挙の和歌山選挙区に無所属で立候補した野党統一候補、弁護士のゆら登信(たかのぶ)さんを推薦し、何としても国会に送り出したいと応援している市民団体、市民連合わかやまのメンバーです。
 私は、弁護士の金原(きんばら)と申します。短い時間ですが、お耳を傾けていただけると嬉しいです。
 
 今日、私から皆さんに訴えたいことは2つだけです。
 1つは、私たちの平和な暮らしを守ってきた日本国憲法が、その制定から70年目の今年、最大の危機を迎えているということです。
 そして2つ目は、日本の将来を担う子ども・若者たちの教育権の保障についてです。
 
 最初に、憲法の危機についてお話します。
 そう言うと、「憲法なんて難しくて分からない」と仰る方がいます。そういう方に私は、こういう風に説明することにしています。
 人間は、きれいな水や空気がなければ生きていけませんが、私たちがそのことに気がつくのは、水や空気が汚され、きれいだった時の有り難みを実感した時かもしれないのです。けれども、その時にはもう遅く、いったん汚された自然環境を元通りにするのは容易なことではありません。
 憲法についても、水や空気と同じようなところがあります。
 多くの人にとって、普段から、憲法の有り難みを実感している人はそう多くはないかもしれません。
 実際に、多くの人が憲法の大切さに気付くのは、憲法が蔑(ないがし)ろにされ、憲法による権力へのしばりが失われようとしている危機の時でしょう。
 数十年来の政府解釈を一片の閣議決定で覆し、集団的自衛権の行使を認めた一昨年以来、安倍政権による憲法無視の暴政の数々は目に余ります。
 憲法9条を無視したいわゆる安保法制を強引に成立させただけではなく、21条の表現の自由報道の自由の旨を没却してマスメディアに強引な介入を繰り返したり、さらに、昨年の通常国会閉会後、衆参両院の各1/4以上の野党議員から、臨時国会の召集を請求したにもかかわらず、安倍政権は、憲法53条によって召集することを義務づけられているにもかかわらずこれを無視し、ついに臨時国会を召集しませんでした、
 権力者が、自分にとって都合が悪ければ憲法を守らなくてもよいという国を「独裁国家」と言うのです。日本海の対岸に、そういう国がありますよね。日本は、今どんどんその国に近付いて行っており、私はそのことに非常に強い危機感を抱いています。
 私たち市民連合わかやまの正式名称は、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合わかやま」です。
 安保法制が憲法9条に違反することは、全国すべての弁護士会最高裁判所元長官や歴代の内角法制局長官らを含め、圧倒的多数の法律専門家が一致して認めています。
 それにもかかわらず、自衛隊員から犠牲者、戦死者が出る。また、自衛隊が他国の市民を殺傷してしまう。そういう危機が目の前に迫っています。安保法制を1日も早く廃止し、そのような事態を何としても阻止しなければなりません。
 また、昨日(6月24日)の新聞各紙は、選挙序盤における情勢を一斉に伝え、一致して、改憲勢力が参議院の2/3をうかがう勢いという記事を掲載しました。この種の観測報道の問題自体はさておくとして、今度の参議院選挙の結果、新聞各紙が改憲勢力に分類する自民党公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で、衆議院に続き参議院でも観測の基礎となったデ2/3を確保したならば、憲法改正案を国会で発議し、明文改憲に踏み出すことが優に予想されます。その意味で、憲法を守れるかどうかの瀬戸際であることは間違いありません。
 私たちは、きれいな水や空気と同じように、失ったものの大切さを、失ってから初めて気付いて後悔するようなことがあってはなりません。
 ゆら登信さんは、弁護士として、憲法の大切さを1人でも多くの人に知ってもらおうと、何年も前から県下各地で憲法について講演して回っており、和歌山の弁護士の中で、一番たくさん憲法学習会の講師を務めている人です。
 憲法を安倍政権による破壊から救い出し、次の世代に伝えるため、是非ゆら登信さんを国会に送り出してください。
 
 もう1つ、ゆらさんの重点公約の1つである「教育権の保障」についてお話します。
 文科省は、道徳を正式教科とし、子どもたちに道徳の点数を付けて序列化するという愚劣な教育政策を進めていますが、本来が国がやらなければならないことはそんなことではなく、憲法26条が保障する教育を受ける権利を実効性あるものにするため、義務教育課程だけではなく、高校から大学にかけての高等教育についても、無償化の方向に政策の舵を切るべきなのです。
 日本が自由と平等を基本原理とする国であることは、与党支持者の方の大半もご同意いただけるものと思いますが、そうであるならば、どのよな経済環境の家庭に生まれ落ちるかという、子どもたちにとって選択の余地はなく、何の責任もない事情によって、受けられる教育の質や量に大きな差があっても良いものでしょうか?それで、この国が自由で平等な国だと胸をはれるのでしょうか?
 ここで私の個人的な体験をお話させてください。私の家庭は決して裕福ではありませんでしたが、それでも大学の法学部を卒業し、時間はかかりましたが、司法試験に合格して弁護士になることができました。
 そのようにして私が「弁護士になりたい」という夢を実現する上で、自宅から通える距離にある大阪市立大学の年間授業料がわずか1万2000円であったという事情はとても大きなことでした。
 今や、国立大学でさえ、授業料だけで年間約54万円が必要ですし、自宅から通学できず、親元を離れて暮らさざるを得ないとなると、親や学生本人の負担は本当に大変です。従って、学費の無償化を目指すだけではなく、返済義務のない給費制の奨学金を拡充することが、どうしても必要です。
 この点について、今回の選挙に立候補している各候補の考え方が端的に分かる得難い機会がありました。6月20日に岩出市で、若い学生の皆さんなどが中心となって、立候補予定者3人に様々なテーマについてその意見をただす公開討論会が開かれたのですが、奨学金問題も、彼らの強い関心を持つテーマとして各候補にその意見が求められました。
 ゆら登信さんは、奨学金を返済できず、裁判所に呼び出されて被告席に座らされる多くの若者を見たことを紹介し、将来の日本への投資として、給付型奨学金を制度として確立することが必要であると訴えました。
 これに対して与党候補は、「奨学金を貰って、ある程度収入も得られる立場になった時に、返さないようにしてもらったら、楽は楽ですよ、でもそうするべきか?それが世の中のあるべき姿なんだというふうに若者が思ってらっしゃるとしたら、私は悲しい思いをするんですね」と答えました。
 私は、討論会の翌日、YouTubeにアップされた動画でその回答を聴き、私の方が悲しくなりました。
 政治というのは、どの政策に重点を置くかの選択にほかなりません。
 日本の将来のために、意欲のある若者が、たとえ経済的境遇が違っても、誰もが心おきなく勉学ができる環境を整えるため、重点的な予算配分をすべきだというゆら登信さんを是非応援し、国会に送り出してください。皆さんもゆらさんと一緒に、日本の将来の希望でである子どもたち、若者たちのために、日本の政策の方向を変えるための1票を投じてください。よろしくお願いします。
 ご静聴、ありがとうございました。

(参考動画)
参議院議員和歌山選挙区公開討論会ー和歌山夢スクールー2016062011(1時間58分)

奨学金についての各候補の発言は、54分頃以降です。