今晩(2016年8月18日)配信した「メルマガ金原No.2542」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
久しぶりにマコさん、ケンさんの「おしどりポータルサイト」をのぞいてみたところ、トップに大きく掲載されていた記事は、「クラウドファンデング・プロジェクトのお知らせ「球美の里クラウドファンディング・プロジェクト」7/29開始」というものでした。
沖縄県の久米島に、フォト・ジャーナリストの広河隆一さん(当時は月刊「DAYS JAPAN」編集長で現発行人)が中心となって設立した福島の子どもたちのための保養施設が「球美(くみ)の里」ですが、そういえばマコさんは、「DAYS JAPAN」編集委員であるばかりか、「認定NPO法人 沖縄・球美の里」の理事でもあるのでした。
「認定NPO法人 沖縄・球美の里」では、恒常的に「募金」をお願いしていますが、それとは別に行う「クラウドファンディング・プロジェクト」ということですね。
目的は、第66次保養(実施時期:2016年11月16日~11月29日)に参加予定の未就学児から小学2年生までの福島の子ども27名とその母親たち15名の交通費、プログラム参加費、食費などを支援することであり、第一目標金額1,000,000円は達成し、現在はネクストゴール2,000,000円を目指して引き続き募集中です(2016年9月27日まで)。
目的は、第66次保養(実施時期:2016年11月16日~11月29日)に参加予定の未就学児から小学2年生までの福島の子ども27名とその母親たち15名の交通費、プログラム参加費、食費などを支援することであり、第一目標金額1,000,000円は達成し、現在はネクストゴール2,000,000円を目指して引き続き募集中です(2016年9月27日まで)。
クラウドファンディング「福島の子どもたちを沖縄・久米島の保養プロジェクトに招待したい」から、その概要をご紹介しようと思います。1人でも多くの方が協力していただければと思います。
(抜粋引用開始)
原発事故で外遊びが制限されている福島の子どもたちを久米島に招待したい!
こんにちは。福島の子どもの保養施設「沖縄・球美の里」の理事長・向井雪子です。「チェルノブイリ子ども基金」「未来の福島こども基金」でも活動しています。
「沖縄・球美の里」では、福島の子どもたちに沖縄県・久米島で保養してもらう活動を2012年からずっと毎月続けてきました。今まで60回、2052人の子どもたちが参加してくれました。一人でも多く参加してもらうため、子どもの交通費や参加費はすべて無料としています。保養運営費はすべて国内外からの善意の募金でまかなっていますが、この先も継続的に子どもたちを受け入れ続けていくことは資金的な困難が予想されます。そこで、11月の保養運営資金を募るプロジェクトに挑戦することに決めました。
参加予定の子どもたち27人を無料招待するには、福島から久米島の航空券やバス代だけでおよそ160万円もの費用がかかってしまいます。福島の子どもたちに久米島で思いっきり遊んでもらうため、お力添えいただけないでしょうか?ご支援よろしくお願いいたします!
原発事故で外遊びが制限されている福島の子どもたちを久米島に招待したい!
こんにちは。福島の子どもの保養施設「沖縄・球美の里」の理事長・向井雪子です。「チェルノブイリ子ども基金」「未来の福島こども基金」でも活動しています。
「沖縄・球美の里」では、福島の子どもたちに沖縄県・久米島で保養してもらう活動を2012年からずっと毎月続けてきました。今まで60回、2052人の子どもたちが参加してくれました。一人でも多く参加してもらうため、子どもの交通費や参加費はすべて無料としています。保養運営費はすべて国内外からの善意の募金でまかなっていますが、この先も継続的に子どもたちを受け入れ続けていくことは資金的な困難が予想されます。そこで、11月の保養運営資金を募るプロジェクトに挑戦することに決めました。
参加予定の子どもたち27人を無料招待するには、福島から久米島の航空券やバス代だけでおよそ160万円もの費用がかかってしまいます。福島の子どもたちに久米島で思いっきり遊んでもらうため、お力添えいただけないでしょうか?ご支援よろしくお願いいたします!
「沖縄・球美の里」について
2011年3月の福島第一原発事故により被曝したか、現在も汚染された地域に住む子どもたちがいます。そんな子どもたちのために、フォトジャーナリストで月刊誌「DAYS JAPAN」の編集長だった広河隆一(現DAYS JAPAN発行人、沖縄・球美の里名誉理事長)が中心となり、福島の子どもたちの健康維持のために通年で利用できる保養施設「沖縄・球美の里」をつくりました。
沖縄・球美の里では、2012年から現在まで毎月、50人前後を、約10日間の保養に招待しています。小中学校が休みの期間は小中学生を、学校がある期間は未就学児と付添いのお母さんを招待します。放射能汚染の心配が無い食べもの、水、空気、土。全国から集まるボランティアや久米島の皆さんの温かいサポート。そんな環境で海水浴、自然観察、海洋深層水プール、芸術鑑賞など、わくわくするようなプログラムをたくさん用意しています。
10日間の久米島での生活が終わったあと子どもたちは、すっかり顔色がよくなり、より活発になって福島へ戻っていきます。このような「保養」を繰り返すことで、心身ともに健康になって病気になりにくい体をつくってもらう。それが私たちの目的です。一定期間保養することにより、まず体の中と外からの被曝による健康被害のリスクは下がり、免疫力が上がり、精神的なストレスは軽減されます。保養中は、希望者に対して甲状腺検診と医療相談会も行なっています。
2011年3月の福島第一原発事故により被曝したか、現在も汚染された地域に住む子どもたちがいます。そんな子どもたちのために、フォトジャーナリストで月刊誌「DAYS JAPAN」の編集長だった広河隆一(現DAYS JAPAN発行人、沖縄・球美の里名誉理事長)が中心となり、福島の子どもたちの健康維持のために通年で利用できる保養施設「沖縄・球美の里」をつくりました。
沖縄・球美の里では、2012年から現在まで毎月、50人前後を、約10日間の保養に招待しています。小中学校が休みの期間は小中学生を、学校がある期間は未就学児と付添いのお母さんを招待します。放射能汚染の心配が無い食べもの、水、空気、土。全国から集まるボランティアや久米島の皆さんの温かいサポート。そんな環境で海水浴、自然観察、海洋深層水プール、芸術鑑賞など、わくわくするようなプログラムをたくさん用意しています。
10日間の久米島での生活が終わったあと子どもたちは、すっかり顔色がよくなり、より活発になって福島へ戻っていきます。このような「保養」を繰り返すことで、心身ともに健康になって病気になりにくい体をつくってもらう。それが私たちの目的です。一定期間保養することにより、まず体の中と外からの被曝による健康被害のリスクは下がり、免疫力が上がり、精神的なストレスは軽減されます。保養中は、希望者に対して甲状腺検診と医療相談会も行なっています。
「病気になりにくい体をつくる!」保養の効果について
1986年に原発事故を経験したチェルノブイリでは、事故発生から5年後には子どもたちを保養させる法律が制定され、30年後の現在まで、ベラルーシでは国策で保養が継続的に行なわれています。保養を繰り返すことにより、内部被曝と外部被曝の量を減らし、健康被害のリスクを下げることは保養者の9割以上に「明らかな効果」をもたらす、とのベラルーシ政府の科学的な調査結果もあります。
実際に「沖縄・球美の里」の保養参加後の母親へのアンケートで、子どもの変化について、よくみられる回答として次のようなものがあります。
<身体的変化>
・風邪を引きにくくなった
・のどの痛みがなくなった
・鼻水が出なくなった
・よく眠れるようになった
・食欲旺盛になった
・アトピーが出にくくなった
<精神的変化>
・活発になり明るくなった
・社交性と積極性が身に付いた
・自立心が芽生え手伝いを自発的にするようになった
・たくましくなった
・落ち着きが出てきた
子どもたちは、汚染されていない土地で、のびのびと遊ぶことでストレスから解放され、汚染されていない物を食べることで、体内被曝の進行から解放され、抵抗力、免疫力をつけることが可能です。
効果を実感してリピーターとして何度も来てくれる子どもやお母さんもいるので、今後も出来る限り長く保養活動を続けていきたいです。
1986年に原発事故を経験したチェルノブイリでは、事故発生から5年後には子どもたちを保養させる法律が制定され、30年後の現在まで、ベラルーシでは国策で保養が継続的に行なわれています。保養を繰り返すことにより、内部被曝と外部被曝の量を減らし、健康被害のリスクを下げることは保養者の9割以上に「明らかな効果」をもたらす、とのベラルーシ政府の科学的な調査結果もあります。
実際に「沖縄・球美の里」の保養参加後の母親へのアンケートで、子どもの変化について、よくみられる回答として次のようなものがあります。
<身体的変化>
・風邪を引きにくくなった
・のどの痛みがなくなった
・鼻水が出なくなった
・よく眠れるようになった
・食欲旺盛になった
・アトピーが出にくくなった
<精神的変化>
・活発になり明るくなった
・社交性と積極性が身に付いた
・自立心が芽生え手伝いを自発的にするようになった
・たくましくなった
・落ち着きが出てきた
子どもたちは、汚染されていない土地で、のびのびと遊ぶことでストレスから解放され、汚染されていない物を食べることで、体内被曝の進行から解放され、抵抗力、免疫力をつけることが可能です。
効果を実感してリピーターとして何度も来てくれる子どもやお母さんもいるので、今後も出来る限り長く保養活動を続けていきたいです。
子どもたちの未来のため、応援よろしくお願いします!
保養者たちは、保養に参加して、久米島の美しい自然の中で思いっきり遊び、走りまわり、同じ境遇の者同士で情報交換をして交流を深め、ボランティアさんや久米島の皆さんと一緒に温かく見守られながら過ごすことで、精神的なストレスを軽減する絶好の機会も持つことができます。
国が行わない保養に加え、甲状腺検診と医師との医療相談会への参加機会を希望者には常に提供していること。また、検診結果はすべて受診者へ開示し、その結果によっては病院の紹介も行っていること。そのような医療的なサポートも私たちの大きな役割です。
一人でも多くの子どもたちを沖縄・久米島での保養に招待するため、この先も継続して活動を続けていきたいです。
どうか応援よろしくお願いいたします!
保養者たちは、保養に参加して、久米島の美しい自然の中で思いっきり遊び、走りまわり、同じ境遇の者同士で情報交換をして交流を深め、ボランティアさんや久米島の皆さんと一緒に温かく見守られながら過ごすことで、精神的なストレスを軽減する絶好の機会も持つことができます。
国が行わない保養に加え、甲状腺検診と医師との医療相談会への参加機会を希望者には常に提供していること。また、検診結果はすべて受診者へ開示し、その結果によっては病院の紹介も行っていること。そのような医療的なサポートも私たちの大きな役割です。
一人でも多くの子どもたちを沖縄・久米島での保養に招待するため、この先も継続して活動を続けていきたいです。
どうか応援よろしくお願いいたします!
今回の実施内容
実施時期:2016年11月16日~11月29日
参加人数:未就学児?小学2年生までの福島の子ども27名とその母親たち15名、合わせて42名(予定)
多種多様な保養プログラムに加え、「甲状腺検診」、検診とあわせて開催される「医師と母親の医療相談会」を予定しています。
ネクストゴール200万円の使途内訳
・子どもたちが保養に参加するための交通費
・食費
・プログラム参加費(ハテノ浜へ行くボート代、海洋深層水プールなど)
・光熱費(保養中にかかる電気、水道、ガス、ボイラーなど)
・手数料
(引用終わり)
実施時期:2016年11月16日~11月29日
参加人数:未就学児?小学2年生までの福島の子ども27名とその母親たち15名、合わせて42名(予定)
多種多様な保養プログラムに加え、「甲状腺検診」、検診とあわせて開催される「医師と母親の医療相談会」を予定しています。
ネクストゴール200万円の使途内訳
・子どもたちが保養に参加するための交通費
・食費
・プログラム参加費(ハテノ浜へ行くボート代、海洋深層水プールなど)
・光熱費(保養中にかかる電気、水道、ガス、ボイラーなど)
・手数料
(引用終わり)
資金協力は、何種類かの中から選べるようになっています。
◎¥3,000のリターン
サンクスメール+ポストカード2枚セット
◎¥10,000のリターン
サンクスメール+ポストカード2枚セット+Tシャツ1枚(宮崎駿さんオリジナルデザインの沖縄・球美の里ロゴ入り)
◎¥10,000(全額活動資金に提供)
サンクスメール
◎¥30,000のリターン
サンクスメール+ポストカード2枚セット+Tシャツ1枚+参加した子どもからのお礼の手紙
◎¥30,000(全額活動資金に提供)
サンクスメール
◎100,000円のリターン
サンクスメール+ポストカード2枚セット+Tシャツ1枚+参加した子どもからのお礼の手紙+沖縄のお菓子詰め合わせ
サンクスメール+ポストカード2枚セット
◎¥10,000のリターン
サンクスメール+ポストカード2枚セット+Tシャツ1枚(宮崎駿さんオリジナルデザインの沖縄・球美の里ロゴ入り)
◎¥10,000(全額活動資金に提供)
サンクスメール
◎¥30,000のリターン
サンクスメール+ポストカード2枚セット+Tシャツ1枚+参加した子どもからのお礼の手紙
◎¥30,000(全額活動資金に提供)
サンクスメール
◎100,000円のリターン
サンクスメール+ポストカード2枚セット+Tシャツ1枚+参加した子どもからのお礼の手紙+沖縄のお菓子詰め合わせ
なお、以上のクラウドファンディングとは別に、「認定NPO法人 沖縄・球美の里」では、常時「募金」をお願いしています。
「沖縄・球美の里」のホームページは非常に充実しています。
トップページを訪れると、まず宮崎駿さんが描いた「球美の里の近未来図」が出迎えてくれます。
各ページの一々はこれ以上引用しませんが、是非折に触れてご覧いただければと思います。
トップページを訪れると、まず宮崎駿さんが描いた「球美の里の近未来図」が出迎えてくれます。
各ページの一々はこれ以上引用しませんが、是非折に触れてご覧いただければと思います。
最後に、DAYSJAPANnet(「DAYS JAPAN」のYouTubeチャンネル)から、「沖縄・球美の里」関連の動画を年代順にご紹介します。これを見ていけば、「沖縄・球美の里」の成り立ちから現在まで、あらまし理解できると思います。
2012年4月26日
沖縄・球美(くみ)の里 ご協力お願いいたします(5分23秒)
沖縄・球美(くみ)の里 ご協力お願いいたします(5分23秒)
2013年1月17日
NPO法人沖縄・球美の里(9分22秒)
NPO法人沖縄・球美の里(9分22秒)
2013年8月27日
沖縄・球美の里 メッセージボード in 赤レンガ倉庫(2分20秒)
沖縄・球美の里 メッセージボード in 赤レンガ倉庫(2分20秒)
2014年12月17日
球美の里にメンソーレ(8分32秒)
球美の里にメンソーレ(8分32秒)
(付録)
『Hard Times Come Again No More』
『Hard Times Come Again No More』
作詞・作曲:スティーブン・フォスター 訳詞:長野たかし 演奏:長野たかし&森川あやこ
※来る2016年8月28日(日)午後3時30分~、和歌山市ぶらくり丁の「レモネード・カフェ」に長野たかしさん、森川あやこさんご夫婦が登場されます(ちょうさんとベースパーティvol.4)。私も行くつもりです。是非ご来場ください。多分、ニューCD『希求』もサイン入りで購入できると思いますよ。