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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

開催予告9/29憲法学習会(講師:俵義文氏)「日本会議のすべて~安倍政権を支える草の根「改憲」のうごき~」

 今晩(2016年8月23日)配信した「メルマガ金原No.2547」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
開催予告9/29憲法学習会(講師:俵義文氏)「日本会議のすべて~安倍政権を支える草の根「改憲」のうごき~」

 「和歌山憲法会議」(憲法改悪阻止和歌山県各界連絡会議)と「県民の会」(憲法九条を守るわかやま県民の会)共催の憲法学習会を主催者からお知らせいただきましたので、本メルマガ(ブログ)でもご案内することにします。
 まずは、チラシ記載情報を転記します。

(引用開始)
憲法学習会
日本会議のすべて(仮題)
~安倍政権を支える草の根「改憲」のうごき~

講師 俵 義文 氏(子どもと教科書全国ネット21 事務局長)

と き 2016年9月29日(木)18:00~19:20
ところ 和歌山勤労福祉会館プラザホープ2F多目的室

     (当初、会場を高校会館とご案内しましたが、変更致しました)
主催 
 憲法改悪阻止和歌山県各界連絡会議
  (高校会館内)073-432-6355
 憲法九条を守るわかやま県民の会
  (県地評内)073-436-3520
*当日は、19:30から憲法会議2016年度総会を同じ会場で開催いたします。
(引用終わり)
 
 ご存知のとおり、出版界には、ちょっとした「日本会議」関連本出版ブームが到来しており、どれを読むべきか、正直判断に迷います。
 今年の5月から7月にかけて発売されたものをざっと挙げてみましょう(版元の内容紹介文を引用しま
した)。
 
2016年5月6日発売
『日本会議の研究』(扶桑社新書) 菅野 完 著
日本会議の研究 (扶桑社新書)
菅野 完
扶桑社
2016-04-30

「安倍政権の背後にいるとされる保守系団体、「日本会議」の真実
安倍政権における閣僚のほとんどが所属している「日本会議」。「日本会議」は誰のために何をなそうと
しているのか?日本改憲勢力の真実の姿とは?」
 
2016年5月18日発売
『日本会議とは何か 「憲法改正」に突き進むカルト集団』(合同ブックレット) 上杉 聰 著

「本書は、安倍政権が頼りにする日本会議との関係を実態に即して紹介する。「憲法改正」を切り口に、
彼らがめざす社会とはいったいどんな社会なのか、その論理、手法、政権との関係はいったいどうなっているのか、彼らの計画を可視化する。」
 
2016年6月17日発売
『日本会議の全貌 知られざる巨大組織の実態』(花伝社) 俵 義文 著

「安倍政権を支える極右組織
彼らは何者なのか
何をやってきたのか
何を目指しているのか──
かねてより警鐘を打ち鳴らしてきた
日本会議研究の第一人者による詳細な報告
日本会議系議員名簿、
役員名簿、活動年表も掲載!」
 
2016年6月28日発売
『日本会議と神社本庁』(金曜日) 『週刊金曜日』成澤宗男 編著

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織
 1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在最も行動的な
右派団体だ。
 また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が加わっており
、閣僚の大半が名を連ねる。
 本書は日本会議神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからである。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。」
 
2016年7月8日発売
『日本会議の正体』(平凡社新書) 青木 理 著

「安倍政権とも密接な関係をもち、憲法改正などを掲げて政治運動を展開する、日本最大の草の根右派組
織「日本会議」。虚実入り混じって伝えられる、その正体とは。関係者の証言を軸に、その成り立ちと足跡、活動の現状、今後の行方を余すことなく描く。 反骨のジャーナリストがその実像を炙り出す、決定版ルポルタージュ。」
 
2016年7月15日発売
『日本会議 戦前回帰への情念』(集英社新書) 山崎雅弘 著

「安倍政権と日本会議は、なぜ「日本国憲法」を憎むのか。
 欧米メディアが「日本最大の右翼組織」と報じる日本会議。安倍政権の閣僚の半数以上が日本会議と直
接的に?がる議員団体に属するなか、日本の大手新聞・テレビは両者の関連性をほぼ報じてこなかった。
 本書では日本会議の“肉体”(人脈・組織)と“精神”(戦前戦中を手本とする価値観)、教育や靖国をめぐるその“運動”を詳説し、日本会議と安倍政権が改憲へと傾倒する動機が、かつて日本を戦争に導いた国家神道を拠り所とする戦前回帰への道筋にあることを指摘。気鋭の歴史研究家が日本会議を近視眼的な“点”ではなく、史実をふまえた“線”としての文脈から読み解く、同組織の核心に触れるための必読書である。」
 
 著者や出版社が示し合わせた訳でもないでしょうに、気を揃えて同じ時期に刊行されたため、非常に目立つことになりました。
 ただ、その中でも、9月29日に和歌山で講演される俵義文氏は、版元の紹介文によれば、「かねてよ
り警鐘を打ち鳴らしてきた日本会議研究の第一人者」ということです。
 講演会のサブタイトルを「安倍政権を支える草の根「改憲」のうごき」とした主催者の問題意識に共感
される方は、是非足をお運びいただければと思います。
 
 なお、以下は、本講演会の開催を知ったことを契機として連想した私自身の独り言と、それに関連する私が過去に書いたブログの紹介です。
 
◎「日本会議」の読み方ですが、「ニホンカイギ」と「ニッポンカイギ」のどちらが正しいか知っていますか?正解は「ニッポンカイギ」です・・・だと思います。
根拠1 昨年の9月12日に和歌山県田辺市で開催された「安保法案だよ全員集合!」というイベントに、私は、前田佳世さんとともに、安保法案に反対する立場で出演したのですが、その際、賛成派として登壇されたお2人が「日本会議紀南支部」の役員(支部長と事務局次長)であり、そのお2人とも「ニッポンカイギ」と発音されていました。
 そのイベントの模様は、『祝福(いのり)の海』の東条雅之監督が撮影してYouTubeにアップしてくださ
っていますので、是非ご覧ください。
安保法案だよ全員集合 2015.9.12(2時間02分)

 また、そこで私が「話すつもりだったこと」をブログに掲載しています。
2015年9月12日
「安保法案だよ全員集合!」(9/12@田辺市)で話すつもりだったこと

※余談ながら、日本会議の方といっても、別に鬼でもなければ蛇でもなく、支部役員を務めるほどの方はちゃんと礼節を弁えておられました。その主張にはとても同意できませんでしたけどね。
根拠2 「日本会議」の公式WEBサイトのURLが「
http://www.nipponkaigi.org/ 」です。 

◎2014年9月26日、和歌山県議会は、日本会議和歌山(角荘三会長)からの請願を自民党などの賛成多数で採択の上、「国会に憲法改正の早期実現を求める意見書」を議決しました。その間の一連の動きを報じた私のブログは以下のとおりです。特に、日本会議による地方から改憲の声をあげる国民運動について触れた9月27日の記事は是非お読みいただきたいと思います。
2014年9月18日
日本会議→自民党→県議会→「国会に憲法改正の早期実現を求める意見書」議決?(和歌山県議会の動き
2014年9月24日 
法律家等4団体が和歌山県議会議長・各会派に共同申入書を送付(憲法改正促進意見書採択を阻止するために)
2014年9月25日 
日本会議&自民党による改憲促進「意見書」運動を取り上げた朝日新聞のすぐれた調査報道(8/1)に遅ればせながら注目した
2014年9月26日
馬場潔子さんのレポートで読む和歌山県議会が県政史に汚点を残した1日 
2014年9月27日
地方議会の「国会に憲法改正の早期実現を求める意見書」は憲法尊重擁護義務に違反する

 
◎地方での「草の根「改憲」のうごき」は、必ずしも「日本会議」を名乗ってやってくるとは限りません。近くは、今年の5月29日に和歌山市で開催された「日本の未来を語ろう!憲法講演会」など、実態は、「日本会議和歌山」でも「日本会議和歌山女性の会」でも良かったと思いますが、形式的には「憲法おしゃべりカフェ実行委員会」の主催となっていました。ただ、実行委員会の住所が「和歌山県神社庁内」となっていましたので、見る者が見れば正体は明らかですけれど。この講演会について書いた私のブログは以下のとおりですが、特に、私の知人Aさんがわざわざ聴講して書いてくださった「参加記」(後者に収録)が貴重です。
「日本会議のすべて(俵義文氏)」チラシ