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映画『ザ・思いやり』上映会(9/10)ほか~年内 和歌山市での憲法問題への取組

 今晩(2016年8月26日)配信した「メルマガ金原No.2550」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
映画『ザ・思いやり』上映会(9/10)ほか~年内 和歌山市での憲法問題への取組

 しばらくは行事案内などの情報提供に徹しようかと思いながら、メルマガ毎日配信&ブログ毎日更新を続けている私です(詳しくは作日配信の「放送予告9/3『関東大震災と朝鮮人 悲劇はなぜ起きたのか』(ETV特集)~歴史修正主義に惑わされないために」の冒頭部分をご参照ください)。
 
 今日は、9月10日(土)開催のドキュメンタリー映画上映会のチラシが手元に届いたのを機に(それにしても届くのが遅くないだろうか?)、その上映会を告知するのと併せて、今、私の耳に入っている、9月以降当面の憲法問題を中心とした取組をまとめてご紹介することにしました。ただ、ご紹介できるのは、今のところ私の住む和歌山市で開催される企画だけであることをお断りします。
 
 まずは、9月10日の映画上映会です。今日、私の事務所に届いたチラシ記載情報を以下に転記します。
 
チラシ情報から引用開始)
ドキュメンタリー映画
ザ・思いやり
一人のアメリカ人が、米軍への“オモイヤリヨサン”の疑問に挑む!!
和歌山で上映!!
 
2016年9月10日(土)
午前の部/10:00~上映
午後の部/14:00~上映
(開場はそれぞれ30分前)

和歌山市男女共生推進センター(あいあいセンター)6Fホール
 
和歌山市小人町29番地

上映協力金 500円(前売り・当日券とも)
 高校生以下、障がい者、75歳以上 無料

主催 安保県民会議・県革新懇・県平和委員会
お問合せ:073-488-7355(里崎)
 
 日本の経済が困難な状況の中で、なぜ日本人がここまでアメリカ軍を思いやらなければならないのでしょうか?
 アメリカとの条約においては一切義務付けられていない「思いやり予算」は、1978年から始まり、
日本人が自ら働いて支払っている税金から在日米軍へ6兆円以上が投入されてきました。
 米兵一人当たり年間1500万円という膨大な額は、ほとんどがアメリカ軍人の贅沢な生活を支援する
ために使われているのです。
 この映画では、「思いやり予算」の不条理さと矛盾を様々な視点から鋭く、そしてユーモアたっぷりに日本人に問いかけていきます。
 
監督・編集/リラン・バクレー
日本/カラー/88分/2015年
 公式サイト
 
https://zaomoiyari.com/
撮影/高尾 徹、ヘンリー・バクレー
音楽/ダレン・チルトン
美術製作/岡田久幸、村永 泰
字幕協力/堀 純司
出演/松元ヒロ(コメディアン)、山口洋子思いやり予算を被災地の支援へ!)、呉東正彦(弁護士)、
前泊博盛(沖縄国際大学教授)ほか
「ザ・思いやり」事務局/平沢清一、佐藤 契
(Eメール/
zaomoiyari@hotmail.co.jp
 
リラン・バクレー監督プロフィール Leland Buckley(1964年生まれアメリカ・テキサス州出身) 
1980年、高校1年で初めて来日し埼玉でホームステイ。歴史を専攻し高校社会科の教員資格を取得。アメリカで大学院修了後、日本の大学院で文部省の大学院研究員として日本文学を専攻。1995年に天野文子氏の広島原爆日記を英訳し、原爆投下50年に、天野氏と数人でアメリカ各地を訪問し、テレビ、ラジオ番組等で原爆禁止をアピール。他に申立人、地産地消、食料やエネルギー自足に興味を持って活動。英会話スクール経営。青山学院大学で英語講師。神奈川県在住。
 
『ザ・思いやり』予告編(4分17秒)

(引用終わり)
 
 この映画上映会を私のFacebookタイムラインに投稿したところ、反応は上々です(「託児、、、ないやろなぁー。」と言いつつ、シェアしてくれた二児のママもいましたよ、里崎さん)。
 
 さて、以下は『ザ・思いやり』上映会以降の和歌山市での主な取組予定です。関心のある企画については、早めに日程をご予定ください。
 
2016年9月12日(月)
第27回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
正午 和歌山市役所前集合
12:20 スタート(約15分の行程で京橋プロムナードまで)
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会
 
2016年9月19日(月・祝)(和歌山城西の丸広場)
安保法制廃止を目指す集会とデモ行進
続報をお待ちください(実施するかどうかを含めて検討中)
 
2016年9月29日(木)18:00~19:20(プラザホープ2F多目的室)
憲法学習会「日本会議のすべて~安倍政権を支える草の根「改憲」のうごき~」(仮題)
講師 俵 義文氏(子どもと教科書全国ネット21 事務局長)
主催 憲法改悪阻止和歌山県各界連絡会議(073-432-6355 高校会館内)
    憲法九条を守るわかやま県民の会(073-436-3520 県地評内)
 
2016年9月30日(金)18:30~(和歌山ビッグ愛1F大ホール)
憲法講演会「立憲主義と民主主義を回復するために」
講師 長谷部恭男氏(早稲田大学大学院法務研究科教授)
主催 和歌山弁護士会
共催 日本弁護士連合会
入場無料・予約不要
連絡先 073-422-4580(和歌山弁護士会
 
2016年10月15日(土)(プラザホープ) 
和歌山市9条センター(憲法9条を守る和歌山市共同センター)秋の憲法学習会
続報をお待ちください。
 
2016年10月17日(月)
第28回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ

正午 和歌山市役所前集合
12:20 スタート(約15分の行程で京橋プロムナードまで)
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会
 
2016年10月22日(土)14:00~(和歌山市中央コミセン多目的ホール
講演会「参院選後の改憲の動きと私たちの課題」
講師 金原徹雄(弁護士)
主催 憲法を生かす会 和歌山
共催 原発を止めよう和歌山市民の会
入場無料・予約不要
連絡先 090-5465-3105(西郷)
 
2016年10月29日(土)16:00~(プラザホープ4Fホール)
和歌山県保険医協会 第39回定期総会 記念講演
「テレビが伝えない憲法のはなし」今起きていることを、憲法学者はどのように捉えるか
講師 木村草太氏(首都大学東京 都市教養学部法学系 教授)
主催 和歌山県保険医協会
参加費無料
連絡先 073-436-3766(和歌山県保険医協会)
 
2016年11月3日(木・祝)14:00~(和歌山市河北コミセン2F多目的ホール
「第13回 憲法フェスタ 9条をまんなかに~えがこう平和への道~」
第1部 親子バンド「クロウフィールド」ライブ
第2部 憲法漫談「これがアベさんの本音だ」
      演者 コバヤンこと小林康二氏(お笑い集団「笑工房」代表)
※午前中から「映像の部屋」「展示の部屋」「リサイクルひろば」「ヒロシマナガサキ 原爆と人間」写真展など多彩な企画を用意します。
チラシ 
主催 守ろう9条 紀の川 市民の会
入場無料・予約不要
連絡先 073-462-0539(原)
 
2016年11月9日(水)
第29回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
正午 和歌山市役所前集合
12:20 スタート(約15分の行程で京橋プロムナードまで)
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会
 
2016年11月12日(土)午後(和歌山市河西コミセン)
前田佳世コンサート
続報をお待ちください。
 
2016年12月8日(木)
第30回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
正午 和歌山市役所前集合
12:20 スタート(約15分の行程で京橋プロムナードまで)
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会
 
 この秋は、おそらく和歌山初登場と思われる長谷部恭男教授(早稲田大学)と木村草太教授(首都大学東京)という憲法学界のビッグネーム(主に、長谷部先生は学界での業績により、木村先生はマスメディアでの活躍により、という趣旨ですが)が相次いで講演されます。ちなみに、「憲法を生かす会 和歌山」から頼まれて気安く講演を引き受けた私としては、よもや長谷部先生と木村先生の講演会にはさまれた日程で講演しなければならなくなるとは夢にも思っていませんでした。やれやれ。

映画『ザ・思いやり』チラシ