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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

「原発がこわい女たちの会ニュース」第99号が届きました

原発 情報
 今晩(2016年10月15日)配信した「メルマガ金原No.2600」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
原発がこわい女たちの会ニュース」第99号が届きました

 松浦雅代さんから、「原発がこわい女たちの会ニュース」の第99号が届きました。ほぼ3か月に1度
のペースで届く同会のニュースは、このままのペースでいけば、年末もしくは来年早々に記念すべき100号の発行ということになるはずです。
 そこで、私から「100号目前ですね。記念号を楽しみにしています。」というメールを送ったところ、松浦さんから「女たちの会100号は記念号にしません。普通の100号になると思います。」という返信が。まあ、発行者自身が「記念号」と触れ回るような「はしたない」真似はできないでしょうから、そういうものでしょうけど。
 とはいえ、通常でも、毎号8頁立てのニュースを作り続けるというのは容易なことではありません。私
も、2006年に「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」2代目事務局長に就任した当初、張り切って会員向け「ニュース」の発行を始めたのですが(月1回・A4版2頁立て)、4号までで頓挫してしまいました。作っている自分自身が「あきて」しまうのですよね。
 それでは、来年4月には「結成30年のつどい」を開催するはずの「原発がこわい女たちの会」の「ニュース第100号」の1号手前の99号を、じっくりとお読みください。


原発がこわい女たちの会ニュース NO99号・2016年10月11日発行
事務局 〒640-0112和歌山市西庄1024-15 TEL・FAX073/451/5960松浦雅代方
原発がこわい女たちの会ブログ
 
http://blog.zaq.ne.jp/g-kowai-wakayama/
 
 高速増殖炉は、プルトニウムを燃料として使いながら、使ったプルトニウムを新しく生み出す原子炉です。高速増殖炉原子力利用の本命として世界各国が進めてきたのですが、実際に進めてみると技術的な困難さが山とあり、その対策に莫大な費用がかかるので、アメリカが開発中止、イタリアも、西ドイツも開発中止に、イギリスも、それぞれに1900年代に閉鎖、撤退。フランスは「スーパーフェニックス」プルトニウムを燃やす高速炉に、それも事故の為1998年に閉鎖しているのです。プルトニウムを増殖させるという夢の原子炉が、プルトニウムを無くすために燃やす高速炉になってもうまくいかなかった。
日本の「もんじゅ」も1995年にナトリウム漏れで火災事故を起こしていました。中止も廃止も決断
せずに、ずるずると20年も経ってやっと超危険な金食い虫炉が廃炉になるのです。負の遺産をなるべく少なくしたいものです。
(金原注)「原発がこわい女たちの会」ブログに、「高速増殖炉もんじゅ廃炉へ」(2016年9月27日)という記事が載っています。
 「政府は21日、「高速増殖炉もんじゅ」について廃炉を含む抜本的な見直しを行う、と発表した。この
大きなニュースをQ&Aで整理してみた。」「なお本文は、次のブログを参考に、一部引用している。 「もんじゅ君のブログ」ということです。
 

 「熊本地震」を受けて、島崎邦彦氏は原子力規制委員会に入倉三宅式では基準地震動が過小評価になると提言した。
 が、入倉・三宅式以外の式を使う場合は、科学的・技術的な熟度には至っていない、と規制委員会。
 地震はいつ起こるかわからない。科学的・技術的な熟度には至っていなければ、至るまで原発を動かさないことが規制委員会の本来の仕事ではないのか。
 
伊方原発3号機は8月12日に再稼働をした。      
 
99号浜岡原発の位置
〇愛媛の住民は5月31日に松山地裁へ、               
○広島の住民は3月11日に広島地裁に、
〇大分の住民は9月28日に大分地裁
それぞれ伊方原発3号機の運転差し止め仮処分の申し立てをしました。
 
 

「3.11甲状腺がん子ども基金」が設立されました。    
2016年7月20日設立総会。9月17日に設立記念シンポジュウムを開催。
 
99号甲状腺がん子ども基金マーク趣旨
 チェルノブイリ原発事故後、子どもたちの間で小児甲状腺がんが急増しました。福島県民健康調査でも、多くの子どもたちが甲状腺がんと診断され、手術を受けました。リンパ節転移や遠隔転移、再発など、深刻な症例が報告されています。福島県外においても、自治体や民間の自主的な検診により、子どもたちの甲状腺がんが報告されています。政府は、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響による健康被害は起きないとしており、包括的な支援策が一切とられていない状況です。
 こうした中、甲状腺がんと診断された子どもと家族は孤立し、度重なる診察や通院費用などの面で経済的に困窮したり、進学、就職、結婚、出産などの度に壁にぶつかったりしています。また再発や転移により、一生、治療と向き合わなければならないケースも出ています。
99号甲状腺がん子ども基金記者会見 このような状況を解決するためには、治療費や通院費などの給付を含めた経済的支援はもちろん、多様かつ継続的な支援体制が欠かせません。また被曝による健康影響には、甲状腺がん以外の甲状腺疾患や白血病などの血液系のがん、乳がんを含む固形がん、非がん系の疾病など、様々な病気があり、これらの健康被害を見据えた上での、調査や対策が必要です。
 「3・11甲状腺がん子ども基金」は、独立性の高い資金によって、甲状腺がんの子ども等を支援するとともに、原発事故による健康被害状況の調査・把握を行っていきます。
目的
東京電力福島第一原子力発電所事故以降、甲状腺がん甲状腺疾患、その他、被曝影響によると思われる病気に苦しむ子どもなどへの支援と被曝影響に関する健康問題の解決
主な事業
(1)小児甲状腺がん患者に対する療養費の給付。
(2)小児甲状腺がんの増加について理解を深めるキャンペーンやイベントの開催。
(3)被曝による健康被害を被った住民に対する相談事業。
役員
代表理事:崎山比早子
副代表理事:海渡雄一・武藤類子
理事:河合弘之・満田夏花・吉田由布子
監事:坂本有希・福田建治
 
寄付の振込先は城南信用金庫本店、口座名「サンイチイチコウジョウセンガンコドモキキン」、口座番号「845511」
「3.11甲状腺がん子ども基金」サイトより
(金原注)
2016年9月9日に開かれた「3・11 甲状腺がん子ども基金」設立記者会見の動画をご紹介しておきます(OurPlanet-TVから)。

 
 

日本中に放射能をばらまく計画
8000ベクレル/kg以下の除染土を全国の公共事業

 
 環境省は、福島第1原発事故後の除染で出た汚染土に関し、8,000ベクレル/kg以下の汚染土を、全国の公共事業で利用する方針を打ち出した。(図・環境省資料より)
(がれき広域処理を思い出しました。)
99号8000ベクレル公共事業 汚染土(「再生資材化した除去土壌」と環境省は命名しています)の安全な利用に係る基本的な考え方を28年6月30日に出している。
 その目的は福島県内における除染等の措置に伴い生じた土壌及び廃棄物について、福島県大熊、双葉両町にまたがる中間貯蔵施設に保管される除染廃棄物は最大2200万立方メートルになると見込まれている。国は開始後30年以内に福島県外における最終処分の完了に向けて、平成28年4月に「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略」を策定した。
 この技術開発戦略検討会(非公開)においては、周辺住民や作業者に、1メートル離れた場所で追加被ばく線量を年間0.01㍉シーベルトに抑える、としている。
 要するに汚染土を公共事業として全国にばらまくことが、汚染土の再生利用技術開発戦略なのだ。そして、私たちは放射能汚染を追加強要されることになる。
(国民の理解熟成活動も並行して行うことが必要だと強調しています(第4回戦略会議議事録))。
 原子炉等規制法では、制限なく再利用できるのは100ベクレル/kg以下。環境省の非公式会合で、5000ベクレル/kgの廃棄物が100ベクレル/kg以下まで低下するには170年かかる一方、盛土の耐用年数は70年とする試算が出ていた。(毎日新聞
 放射性物質は決して拡散してはならず、閉じ込め、管理しなければならないはず。
 しかし環境省はその成果は世界でも前例のない経験・知見として国際的な共有財産となる、との考えだ。開いた口が塞がらない。南相馬市で、10月から実証事業が始まる。
(金原注)環境省「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会(第4回)」議事録
 

福島から南三陸      有田川町 古田伊公子
 
 7月12日、南相馬市小高区、避難指示解除。これに併せてJR常磐線の小高―原町―鹿島の3つの駅の区間のみ開通。私は2013年4月に初めて福島を訪ねた時に紹介され、ずーとおつき合い頂いている根本さん夫妻を今回は夫婦で訪ね、水田1町歩がどんなものか見せて頂きました。
 「1,000人位だろ帰るのは」と根本さん。元の住民は13,000人。NHKラジのニュースでインタビューを受けてる人も「店も病院もなく帰ったとしても!」と怒った口調でした。田んぼも稲がサヤサヤ元気なのは根本さんの1町歩のみ、周りの田んぼは草の海でした。海岸は巨大堤防が築かれ海は見えず(2013年には船が国道6号を越えて陸にあるのを見た)、南相馬市の所々にはまっ白い鉄板の高いへい、『特定廃棄物保管場所』の看板が貼り付けてありました。黒いフレコンバックの仮仮置き場なのでしょう。8000ベクレル/㎏以上の。
 8000ベクレル/kg以下のは公共事業に使用可という法律が出来たそうで(事故前は100ベクレル/㎏以上は六ケ所に埋めることになっていた)。(*「日本中に放射能をばらまく計画」参照)
 私たちの身近では京名和自動車道の工事初期には文字通り数か所に黒いフレコンバックが山積にされていましたね。阪和自動車道を利用される方は目にされていると思います。異様な光景でしたね。のちに書く南三陸の盛土 盛土 盛土(この上に店や家が建つ予定)の下にもきっと。まだ周辺に沢山並べられているのが目につきました。国道6号線は朝・夕 トラックで大渋滞なのだそうです。
 7月13日朝7:40発のくろしおに乗って新幹線を乗り継ぎ福島駅からバスで原町駅に着いたのは1
6:37。根本さんご夫妻に迎えられて車で小高へ。田・畑・お家とかけ足で見せて頂き、一緒に鹿島区農家民宿“森のふるさと“へ。2011年4月位から福島市のお寺さんの呼びかけに応じて通学路等の除染ボランティアに参加してたという静岡からのご夫妻と同宿。除染土の置き場にお寺の敷地の一部を提供されていたところ、行政が管理するとの事で敷地ごと取り上げられボランティア活動が出来なくなったそうです。今は得意の包丁研ぎをします、とのことで仮設住宅をまわっているとか。
 鹿島区は30㎞園外ということで最初から何の保証もなく米を作っても、買ってもらうのも、お客さんに食べてもらうのも、と耕作中止。2014年には全ての農家が草刈りのみをされていましたが2016年の今年は何と、森さん以外は全て水田に。森さんも又米植えるかなあという気持ちになられているようでした。森さんの田はもったいない、と女性陣が藍を植え20数人で藍染めをして販売もされています。
(根本幸子さんもお仲間の一人)。
 私がおつき合い頂いている皆さまは、それぞれ目標を持って、前向きに生きておられる方々ですが、そ
れでも帰る、帰らない、作る、作らない。等々何をするにも苦悩の末の決断を迫られておられるようで、お話をきき、生き様を見せて頂いていても胸が締め付けられる思いです。
 夫の希望で翌日は南三陸へ。かの有名になった防災庁舎のある地区。ホテルが朝30分の`語り部バスを出していて“部長さん”がすっかり語り慣れた口調で案内してくださるのですが、つい涙というドラマがいっぱい。根本幸子さんも車中「ドラマ ドラマなのよ」とお知り合いの方々のかろうじて助かった、残
念なことに亡くなられたというお話沢山きかせて下さいました。
 福島は怒り、南三陸は深い悲しみから懸命に立ち上ろうと皆さん努力されているように思います。“部長さん”神戸に視察に行かれたそうで、神戸は2年で仮設住宅は全てなくしましたと言われた。東北は6年目まだまだ仮設住宅解消していない。(南相馬には復興住宅が建っていました)「格差を感じています」とおっしゃいました。
 語り部バス、仙台への送迎バス(片道2h)の運転手さんは当時小6だった方。海から200mの所に
あった小学校。高台の神社に登り、雪の降る夜が明けて救援が来るまで皆で励まし合って全員無事。「長生きしてね」とお別れしました。
99号根本さん古田さん 東北は遠い。往き帰りに1日ずつかかりますが、ほんの短時間でも車で通り過ぎるだけでも多くの現象=日常でない不思議な光景=を目にすることが出来ます。飯館村にはまだまだフレコンバックの山。その上にカ―キ色のシートがかけられ、いくつもの短い煙突が突き立てられている!(発酵熱を逃がす為)2013年には全く人影が見えなかったのですが、今年は人も車も多く目にしました。原発立地と同じ位線量はまだまだ高いと思われるので複雑な気持ちです。
 原発いらない! 再稼動絶対反対!! です。
(写真は、2015年3月11日、日高町の「波満の家」で。向って左奥が南相馬市の根本洸一さん、右は古田夫妻。)
 

電力システムの改革
まず原発保護政策から
 
99号電気を選べる時代へ 2016年10月から私の家の電気は関西電力から大阪ガスに切り替わりました。他の小売電気事業者も調べましたが、まだこれからのところもあり、まずは原子力発電所のない会社を選びました。手続きは簡単です。選んだ会社、私の場合は大阪ガス会社のホームページから申し込みました。電話でも可です。しばらくして関西電力さんから電話があってメーターを取り替えに伺いますとの連絡が入り、取り換え作業が終わります。大阪ガスさんからは大阪ガスの電気にいつから変更になるという変更通知と引き落としの銀行口座番号の連絡要請があり、それで終わりです。一応2年契約にしました。その方が安いからです。あなたも選びませんか?
 すでに、2012年7月1日から再生可能エネルギーの固定価格買取制度が施行されています。様々な再生可能エネルギーの普及のための政策手段であって、まだ買い取った再エネの電気はほとんど使われていませんが、私たちは買い取り代金を再エネ促進賦課金として電気料金と一緒に支払っています。日本は原子力を中心にした大規模電源を前提とした集中型の構造であったので大型発電所から消費場所に送る下方一方向潮流の系統運用だそうです。
 再エネ特措法と同施行規則には、再エネ電源を電力網に「優先的に接続する」規定はなく、接続申し込みが接続可能量(誤差の範囲)を超過した場合、指定電気事業者7社は上限無しに無補償で出力抑制できるようになっています。要するに再エネは電力系統の誤差の範囲でそれ以上は捨てているのが現実です。再エネ事業者を育てるための固定価格買取制度が、需給状況によらず一定価格での買取が保証されるため、投資対象になっている現実があります。
 
★系統(送電網)を全国規模で適切に運用するための機関として、電力広域的運営推進機関
★電力市場での競争を促進するための機関として、電力取引等監視委員会
★2016年からは電力・ガス取引監視等委員会が設置されました。
 電力システムの改革は進められてきましたが政府は再エネを主力にする意図はありません。原発の再稼働や40年以上の原発も稼働させようとしています。ベースロード電源として。
◆2020年には発送電分離がおこなわれ、総括原価主義に基づく電気料金制度も廃止されます。
 
 福島第一原発廃炉費用などのために新たに8.3兆円を国民に負担させる形で政府が調整にはいった。内訳は廃炉費用4兆円、賠償費用3兆円さらに福島第一以外の廃炉費用として1.3兆円というものです。
 

〇報告 原発の40年延長運転に対して関西広域連合として国に厳格な審査を求めよ!
7月14日(木)県に申し入れをしました。

 
 関西広域連合は40年延長運転に係る厳格な審査等を求めていました(6月16日、「平成29年度国の予算編成等に対する提案」)。にもかかわらず、原子力規制委員会は6月20日に高浜原発1・2号運転延長認可をおこないました。避難計画を案ずる関西連絡会(脱原発わかやまもメンバーです)では、今回の認可の審査は関西広域連合が求める「厳格な審査」にはなっていないことを訴え、関西の住民の安全を守るために関西広域連合の「提案」を生かしていくよう、国に求め続けることを要望したものです。今回、脱原発わかやまでは、仁坂吉伸知事に要望書を提出するとともに、原子力防災に関する和歌山県の体制について県との話し合いを申し出て、急遽実現したという次第です。県からは危機管理・消防課(高瀬課長、瀬川さん)、政策審議課(前副課長さん、中尾さん=広域連合担当)、産業技術政策課(大川課長、高木さん)の6名が出席していただき、脱原発わかやまからは5名でした。時間は10時から11時15分、前回の話し合いから1年半ぶりで担当者の方々もかなり入れ替わりがあったようです。
99号和歌山県と脱原発わかやま交渉 いろいろ意見交換しましたが、危機管理という点では、原子力防災と、現在県下で焦眉の課題となっている南海トラフによる地震津波の襲来への対策とには共通する部分があるのではないか、ということが今後の話し合いにつながる共通点と確認しました。
 県の方から、この日の新聞に島崎邦彦・前規制委員の誤解を招いた記事が載っていたことに関連した質問がありました。熊本地震のあと入倉・三宅式は基準地震動の過小評価になるとの指摘です。後日島崎さん自身が田中委員長に送った文章をメールで県の担当者にお送りしました。
 詳しくは7月17日のブログ
に載せています。
 
 和歌山県仁坂吉伸知事は関西広域連合副連合長ですので、きちっと知事に和歌山の声を届けること、福井県原発事故が起きた場合140キロ離れているくらいで被害はないとは言えない。気象状況によっては厳しい問題が起きてくると思います。今後、私たち住民の立場から提案をして行くことが必要ではないかと思いました。
 


☆第167回公害教室・最終章「汐見文隆氏をしのぶ会」のご案内
 日時:2016年11月3日(木・祝)14:00~16:00
 会場:和歌山市勤労者総合センター6階・文化ホール(和歌山市役所西隣)
     TEL:073-433-1800
 参加費:無料 だれでも参加できます。
(金原注)「風力発電の被害を考える会わかやま」からのインタビューに応じる汐見文隆先生の貴重な動画がアップされています。
低周波音公害と現在医療~汐見文隆~」(15分29秒)

 

本の紹介⇒岩波新書『原発プロパガンダ』本間 龍 著(2016年4月20日刊)

 安倍政権になって、原子力ムラが復活。原発プロバガンダの復活です。皆さんも気づかれていると思いますが一時姿を消していた原発推進の人たちがテレビに登場しています。福島事故がなかったかのようにです。本間さんは博報堂に18年間勤めていた方です。広告会社の最大手は電通ですね。2番手の博報堂の営業をされていました。
 私はチェルノブイリ事故後、原発反対の気運が盛り上がっていたときにその渦中にいましたが、原発反対市民グループから参議院選候補者を立てる話は分裂してしまい、みんな落選しました。その後原発反対の気運が下がったのは、私たちの側の政治に対する未熟さも大きかったと思いますが、それだけではなかったのがよくわかりました。
 この本の5章、最後に作者の次の文言があります。
「テレビやPCの前でただ座っていたのでは、正しい情報は得られない。原発プロパガンダがそうであったように、資金を持っている政府や大企業は凄まじい量のPRで国民の意識を麻痺させようとする。それ
に抗う第一歩は、ありきたりではあるが個人の意識をしっかり持つことにかかっている。そしてそれが、3.11以降の時代に生きなければならない、私たちに課せられた義務なのではないだろうか。」
 

 2016年の夏は暑かった。9月の蒸し暑さにへとへとでした。へとへとしてる場合ではない。と思いながらも、この閉塞感。政治が面白くない、大きな力が動いている。参議院選挙で自民党が勝ったからだ。何も発言しない政治家。右へならえとマスコミが作り出しているのではないのか。
 「原発プロパガンダ」を読んで、広告会社と政府とメディアの関係、手口がよくわかりました。
◇書き残したものが沢山あります。「生きるということ」次号に回します。
◇2016年度の会費まだの方は納入お願いします。この会は会費とカンパで成り立っています。
◇11月3日は汐見文隆氏をしのぶ会です。  
                                        松浦雅