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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

関西市民連合第1回シンポジウム「新たな市民運動と野党共闘の可能性」(10/28)での中野晃一氏の講演と滋賀、奈良、和歌山からの報告に耳を傾ける

 今晩(2016年10月31日)配信した「メルマガ金原No.2616」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
関西市民連合第1回シンポジウム「新たな市民運動と野党共闘の可能性」(10/28)での中野晃一氏の講演と滋賀、奈良、和歌山からの報告に耳を傾ける

 参院選が終わってから既に4か月近くが経ち、参院選の総括と今後に向けた課題の確認という作業は、どこの地域でも、団体でも、それなりに行われているはずですが、衆議院解散総選挙が近いという観測気球が上がったため、明確な方針を打ち出す前に選挙になだれ込まざるを得ないのでは、という心配もありということで、落ち着かない年末が近づいています。

 そのような中で、参院選に向けて、市民が主導する野党共闘を強力に推進した「市民連合」において中心的な役割を担った(担わざるを得なくなってしまった)中野晃一さん(上智大学教授・政治学)の、現時点における意見に耳を傾けることには大いに意義があると思います。
 中野教授の参院選総括については、7月29日に自治体議員立憲ネットワーク主催の集会で話された動画をご紹介したことがありますが(巻末リスト参照)、それからさらに3か月が経過し、これまでの野党共闘の総括と今後に向けた展望についての中野さんの見解は、7月末の段階よりも、さらに練り上げられ、深まっていることは間違いありません。
 
 先週の10月28日(金)夜、大阪市中央区民センターにおいて開催された関西市民連合第1回シンポジウム「新たな市民運動と野党共闘の可能性」における中野晃一さんの講演(第一部)と、参院選1人区を野党共闘で闘った滋賀、奈良、和歌山からの報告と中野教授による講評(第二部/大学のゼミの発表じゃないんだから、「講評」はないだろうと思いますけど)が、IWJ大阪で中継され、アーカイブが全編視聴できます。
 まずは、Facebookイベントページに掲載された開催趣旨を引用します。
 
(引用開始)
 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合(以下、「関西市民連合」と記載)は、来る10月28日(金)に、上智大学教授の中野晃一氏をお招きし、「新たな市民運動と野党共闘の可能性」と
題して、第1回目のシンポジウムを行うこととなりました。
 昨年夏、安保法制の廃案を求めて、全国各地で多くの新たな市民運動が立ち上がりました。様々な属性を持ち、多様な日常を送る市民達が担い手となったこれらの市民運動は、安保法制の強行採決以降も、この夏の参議院選挙での野党の共闘を求めて運動を続けてきました。その結果、32の全ての1人区で野党統一候補を実現させ、市民が選挙運動にも主体的に積極的に参画するなかで、11の1人区で野党統一候補が勝利するなど、一定の成果を収めました。一方で、関西においては、滋賀、奈良、和歌山の3つの1人区で野党統一候補が実現し、いずれの選挙区でも、共闘する野党4党(民進、共産、生活、社民)の比
例票を上回る得票となりましたが、当選には至りませんでした。
 一連の経過と参院選の結果に基づき、市民運動や野党共闘について、様々な評価や課題が語られています。年明けの解散総選挙の可能性も語られる中、関西においても、私たちが掲げる「安保法制の廃止」と「立憲主義の回復」及び「個人の尊厳を擁護する政治の実現」に向けて、日常のなかでどのような活動を
続けていけばいいのか、模索が続いています。
 そこで、この間、新たな市民運動と野党共闘の只中で過ごしてこられた中野晃一氏に、昨年夏以来の市民運動の新たな潮流とその果たしてきた役割、及び7月の参院選の結果を踏まえた、野党共闘の今後の展
望と私たち市民の役割について、お話を頂きます。
 多様な市民の政治参加が、昨年夏以来の政治状況に一定の影響力を及ぼしてきたことは間違いありません。この動きを止めず、より充実させ、私たち自身の手で未来を切り開くため、ぜひ一緒に考えましょう

 大勢のご参加を、お待ちしております。
(引用終わり)
 
 なお、和歌山からの報告は、私たちもよく知っている和歌山大学教育学部4回生のあの方です。別にご本人が匿名にして欲しいと言っているわけではありませんが、IWJが3人の報告者の氏名を表記していないので、このブログでもとりあえず匿名にしておきます。
 中野教授の講演と併せ、是非各地からの報告に耳を傾けてください。

 もちろん、報告された3人の皆さんは、所属団体を明示された滋賀と奈良の方を含め、基本的に個人としての意見を述べられたものと受け取るべきでしょう。
 一緒に運動に加わっていても、1人1人がそれぞれいろんな意見を持つものだという、当たり前のこと
を受け入れ、共通の目的を達成するための合意を目指していく「民主主義のイロハ」をあらためて肝に銘じることが必要だと実感できる動画だと思いました。
 
IWJ 関西市民連合 第1回シンポジウム「新たな市民運動と野党共闘の可能性」―講師 中野晃一・上智大学教授 2016.10.28
Ustream録画 1/2(18:30~ 1時間19分)
冒頭~ 開会
4分~ 中野晃一氏講演
Ustream録画 2/2(20:01~ 45分間)
1分~ 滋賀からの報告(市民の会しが)
13分~ 奈良からの報告(繋ぎ結ぶママ達の会〔旧・安保関連法に反対するママの会@奈良〕)
20分~ 和歌山からの報告(和歌山大学学生)
31分~ 中野晃一氏講評・質疑応答
41分~ 閉会挨拶 大野至氏(関西市民連合)
 
日時 2016年10月28日(金)18:30~20:30
場所 大阪市中央区民センター(大阪市中央区
主催 関西市民連合
 
(弁護士・金原徹雄のブログから)
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