今晩(2016年11月29日)配信した「メルマガ金原No.2645」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
「福島の現実に向き合い、原発再稼働を止めよう 11.19集会」(脱原発を目指す女たちの会)を視聴する~UPLANの再開を待ちながら
私のメルマガ(ブログ)を毎日読んでくださっている方がはたして何人位おられるのか、実数を把握するのは困難ですが、何とか2桁に乗る程度はおられるのではないかななどと期待も交えて推測しています。
メルマガを配信している先は240以上ありますが、一方的に送りつけるだけですから、毎日読んでくれるなどと期待する方が無理でしょう。
これに比べてブログ版は、読者が積極的に「閲覧しよう」としない限り、アクセス・カウンターの数字は上がりませんから、まだしも実数を把握できる可能性があります。ただ、毎日の実訪問者数平均して150人~200人のうち、リピーターや常連の方は少ないようなので、やはりこちらも「毎日閲覧」という人はそうそういないでしょう。
私のメルマガ(ブログ)を毎日読んでくださっている方がはたして何人位おられるのか、実数を把握するのは困難ですが、何とか2桁に乗る程度はおられるのではないかななどと期待も交えて推測しています。
メルマガを配信している先は240以上ありますが、一方的に送りつけるだけですから、毎日読んでくれるなどと期待する方が無理でしょう。
これに比べてブログ版は、読者が積極的に「閲覧しよう」としない限り、アクセス・カウンターの数字は上がりませんから、まだしも実数を把握できる可能性があります。ただ、毎日の実訪問者数平均して150人~200人のうち、リピーターや常連の方は少ないようなので、やはりこちらも「毎日閲覧」という人はそうそういないでしょう。
・・・というようなボヤキが今日の主眼ではありません。メルマガ(ブログ)の「毎日配信」も大変ですが、それとは比べものにならないほど大変な苦労をしながら動画配信を続けてきてくださったのがUPLANの三輪祐児さんです。
三輪さんによる取材・撮影・YouTubeへのアップの頻度たるや、ほとんど「毎日配信」に近く、時には1日2本立というようなこともあり、IWJのように何人もスタッフを抱えてということもなさそうな中で、よく続くものだと驚嘆していました。
UPLANの驚くべきところはその「頻度」だけではなく、何よりもその対象とする「企画」の選択眼の素晴らしさにこそあります。
原発問題を中心としながら、憲法問題、TPP、人権問題など、これぞという企画の動画がないかと探す時、私はまずまっさきにUPLANにアップされていないかどうかを確認するのが習慣となっていました。
これまでに2つのYouTubeアカウントに集積された動画は、まことに貴重な歴史の証言です。
三輪さんによる取材・撮影・YouTubeへのアップの頻度たるや、ほとんど「毎日配信」に近く、時には1日2本立というようなこともあり、IWJのように何人もスタッフを抱えてということもなさそうな中で、よく続くものだと驚嘆していました。
UPLANの驚くべきところはその「頻度」だけではなく、何よりもその対象とする「企画」の選択眼の素晴らしさにこそあります。
原発問題を中心としながら、憲法問題、TPP、人権問題など、これぞという企画の動画がないかと探す時、私はまずまっさきにUPLANにアップされていないかどうかを確認するのが習慣となっていました。
これまでに2つのYouTubeアカウントに集積された動画は、まことに貴重な歴史の証言です。
「祐児三輪アカウント」の「About」で、三輪さんは次のように書かれています。
(引用開始)
狭義の意味でのジャーナリストではありません。歴史資料としてこれらの映像を配信しています。10年後、20年後の人々は、原発再稼働やTPP加盟に狂奔する現代の私たち日本人を狂った、理解不能な、奇異な存在として見ることでしょう。我々が戦時下にB29と竹槍で戦おうとした日本人を見るように・・・。
そういう未来の研究者のために、現代の我々がどういう情報や意見を持ち、何を考え、どのような未来を構想し、そしてどのようにして敗れていったのかを伝えようと思っています。
撮影・編集および配信者:UPLAN 代表 三輪祐児
(引用終わり)
狭義の意味でのジャーナリストではありません。歴史資料としてこれらの映像を配信しています。10年後、20年後の人々は、原発再稼働やTPP加盟に狂奔する現代の私たち日本人を狂った、理解不能な、奇異な存在として見ることでしょう。我々が戦時下にB29と竹槍で戦おうとした日本人を見るように・・・。
そういう未来の研究者のために、現代の我々がどういう情報や意見を持ち、何を考え、どのような未来を構想し、そしてどのようにして敗れていったのかを伝えようと思っています。
撮影・編集および配信者:UPLAN 代表 三輪祐児
(引用終わり)
さて、その三輪さんも、さすがに疲れた、ということだと思いますが、11月13日のFacebookに以下のような投稿をされました。
(引用開始)
【年末の配信休止の予告】
みなさま
五年半にわたって続けてきた映像活動ですが、いったんお休みさせていただきます。12月中頃までは、すでに約束済や予約済の映像のみの配信にいたしますが、休息後、来年初頭からは別の形で再開いたします。
つかれました。最近は大切な約束を失念したり、移動中の自転車で事故をおこしかけたり、深酒による失態など、自分自身の体力、気力に自信を失っています。福島の皆さまにはとくにお詫びします。継続配信をいったん中断して、別の闘い方を模索します。決して見捨てることはいたしません。ただ、いま限界なのでしばらく休憩をとらせていただきたいと思います。お許しください。来年になったら新しい形でお目にかかれると思います。
(引用終わり)
【年末の配信休止の予告】
みなさま
五年半にわたって続けてきた映像活動ですが、いったんお休みさせていただきます。12月中頃までは、すでに約束済や予約済の映像のみの配信にいたしますが、休息後、来年初頭からは別の形で再開いたします。
つかれました。最近は大切な約束を失念したり、移動中の自転車で事故をおこしかけたり、深酒による失態など、自分自身の体力、気力に自信を失っています。福島の皆さまにはとくにお詫びします。継続配信をいったん中断して、別の闘い方を模索します。決して見捨てることはいたしません。ただ、いま限界なのでしばらく休憩をとらせていただきたいと思います。お許しください。来年になったら新しい形でお目にかかれると思います。
(引用終わり)
この投稿に対する沢山のコメントを読めば、三輪さんの配信するUPLANの動画が、どれだけ多くの方に頼りにされていたかが分かります。
再開UPLANの活動に期待することはもちろんですが、今はゆっくりと心身ともにリフレッシュするため、ゆっくり休養をおとりください、と申し上げたいと思います。
再開UPLANの活動に期待することはもちろんですが、今はゆっくりと心身ともにリフレッシュするため、ゆっくり休養をおとりください、と申し上げたいと思います。
ところで、私自身の「休養」は?
うーん、どうしようか。
うーん、どうしようか。
さて、今のところ、UPLANがアップした最新の映像は、去る11月19日(土)に東京都千代田区永田町の星陵会館で開かれた「脱原発をめざす女たちの会」主催による「福島の現実に向き合い、原発再稼働を止めよう 11.19集会」です。
前半は、石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)と千葉親子さん(3.11甲状腺ガン家族の会元代表世話人)による福島からの報告。後半は、YUKARIさん(シンガーソングライター・福島県いわき市から東京へ避難)による歌と石川賢治さん(福井原発訴訟<滋賀>弁護団事務局長)による講演です。いずれも傾聴すべき内容ですが、稼働中の原発を裁判で止める初の事例となった高浜原発運転差止・大津地裁仮処分決定について、事務局長の石川弁護士から分かりやすく説明してくれていますので、是非視聴していただければと思います。
前半は、石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)と千葉親子さん(3.11甲状腺ガン家族の会元代表世話人)による福島からの報告。後半は、YUKARIさん(シンガーソングライター・福島県いわき市から東京へ避難)による歌と石川賢治さん(福井原発訴訟<滋賀>弁護団事務局長)による講演です。いずれも傾聴すべき内容ですが、稼働中の原発を裁判で止める初の事例となった高浜原発運転差止・大津地裁仮処分決定について、事務局長の石川弁護士から分かりやすく説明してくれていますので、是非視聴していただければと思います。
それでは、年明けからのUPLANの「新しいかたち」での再開を期待しつつ、上記動画をご紹介します。
20161119 UPLAN【前半】脱原発を目指す女たちの会(1時間04分)
冒頭~ 開会
3分~ 「過酷事故5年8か月後の今」石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)
36分~ 「多発する甲状腺ガンの現状」千葉親子さん(3.11甲状腺ガン家族の会元代表世話人)
58分~ ビデオメッセージ 福島みずほさん(社民党参議院議員)
20161119 UPLAN【後半】脱原発を目指す女たちの会(1時間11分)
冒頭~ 歌:YUKARIさん(シンガーソングライター・福島県いわき市から東京へ避難)
19分~ 講演:「大津地裁は高浜原発をどう止めたか」石川賢治さん(福井原発訴訟<滋賀>弁護団事務局長)
1時間08分~ 閉会 司会者より
(付録)
『My Life』 作詞・作曲・演奏:Yukari
『My Life』 作詞・作曲・演奏:Yukari