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藤田早苗氏講演会「改憲するとどうなる?―日本の『言論・報道の自由』は今」(12/10安全保障関連法に反対する関西圏大学・有志の会)視聴の薦め(IWJ京都)

 今晩(2016年12月15日)配信した「メルマガ金原No.2661」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
藤田早苗氏講演会「改憲するとどうなる?―日本の『言論・報道の自由』は今」(12/10安全保障関連法に反対する関西圏大学・有志の会)視聴の薦め(IWJ京都)
 
 風邪引き、なのでしょうね。熱は全くないのでインフルエンザとも思いにくいし。まだ夕方5時にもならないうちに「早退け」したのは何年ぶりかですが。
 こんな日にも、メルマガ(ブログ)「毎日配信」を続けようというのですから、我ながら「異常」というか「意地」というか。
 ただ、さすがにあれこれ情報を検索している体力はないので、IWJ京都が中継した動画が気になっていましたので、これをご紹介することにしました。
 それは、「安全保障関連法に反対する関西圏大学・有志の会」が主催し、奇しくも国際人権デー当日の12月10日、京都市龍谷大学響都ホールで開かれた藤田早苗氏(英エセックス大学人権センターフェロー)講演会「改憲するとどうなる? ―日本の『言論・報道の自由』は今」です。
 IWJの地方局の中では、大阪や岡山と並び、京都はその取り上げるラインナップが充実しており、画質はともかく、音質・音量は概ね聴き取りやすいレベルであり、しかも、原則として、非会員でも全編視聴できますので、お薦めです。 
 
 
 講演の冒頭で藤田さんが紹介している2015年2月2日に駐英日本大使館から在英邦人に送られたメールの内容は衝撃的です。藤田さんから岩上安身さんに送られ、すぐにIWJで公開された記事も是非読み返して欲しいですね。
 
IWJ 安倍総理の報復宣言で150万人の在外邦人の安全が脅かされる! 平和国家・日本の「ブランド」に終幕!? イギリスから岩上安身に届いた在外邦人の叫び 2015.2.10
(抜粋引用開始)
岩上さま、(スタッフの皆様)
 イギリスから藤田です。昨日の古賀さんのインタビュー拝見しました。
 インタビューで話された内容、もう「ステップ」まで来ている、ということ、今回の「外交ミス」は実は確信犯だったというのも、気がめいりましたが、とても勉強になりました。ありがとうございます。
 今日、「在英国日本大使館からのお知らせ」がメールできました。「今回の事案の発生によって、日本人及び日本の関連施設がテロ・誘拐等のターゲットになり得ることが改めて明らかになりました」と。そして注意事項として:○常にアンテナを張って、○連絡手段の再確認、○その日の行動日程の共有… そして、こんなことまで・・

目立たない
 当地は様々な人種の人たちが住んでいるので、日本語であっても公の場(レストランなど)での言動に注意→政治的な話や特定の国や民族、宗教、習慣、文化などについて大声で話さない。
周囲に注意を向ける
 人が多く集まる場所を訪れる際には、周囲にも注意を払うようにする。また、一つの場所に不必要に長居しない(待ち合わせ場所の選定等にも注意)。
 
 2005年7月7日のロンドンでのテロ事件の時も、「私の国は大丈夫だ」と日本の平和主義を本当に誇りに思い、感謝したのに、現政権の悪政のおかげでみるみるそれが崩れていくのを見ていて毎日いたたまれない思いです。ほんとに最近気がめいっています(特に周りに日本人の仲間がいないのもきついかな)。
(引用終わり)