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1/21「シンポジウム 実りある面会交流~子どもの健やかな成長のために~」(和歌山弁護士会)のご案内

 今晩(2016年12月26日)配信した「メルマガ金原No.2672」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
1/21「シンポジウム 実りある面会交流~子どもの健やかな成長のために~」(和歌山弁護士会)のご案内

 弁護士会の活動は、執行部主導によるものもあるとはいえ、多くは委員会が中心となって企画・立案・実行されます。
 シンポジウムの開催などはその典型で、ほぼ例外なく、所管委員会が準備を重ねて開催されます。
 そして、各委員会に配属される委員の任期は1年とされることが多いため、年度当初から準備を始めても、実際に開催するのは年明けの1月から3月にかけての年度末となることも少なくありません(和歌山弁護士会の場合は特にそうです)。
 どうやら、2017年1月~3月も、例年通り、立て続けにシンポが計画されているようです。
 
 今日ご紹介する子どもの権利シンポジウムもその1つです。所管する和歌山弁護士会子どもの権利委員会は、私も20年ほど前に何年か委員長を務めたことのある委員会で、委員長を退いた後も長らく委員として留まっています。
 ただ気がつけば、委員のうち、私よりも期が上の人は2人しかおらず、圧倒的に若手主体の委員会になっています。私自身、シンポの準備検討に直接関わっていませんので、広報に協力する位がせいぜいです。
 
 ところで、今回のテーマは「面会交流」であり、離婚事件を手がけることの多い弁護士にとって、常に直面する実務上の重要な問題です。私としては、委員会に設置されたPTの若手メンバーが中心になって準備したシンポジウムが、どのような切り口で「面会交流」を取り上げるのか、実は興味津々なのです。
 
 以下に、パネルディスカッションでコーディネーターを務める子どもの権利委員会委員長の沖本易子(おきもと・やすこ)弁護士が執筆した開催趣旨とチラシの文字情報を転記します。
 この問題に関心を有する多くの方のご参加をお願いします。
 
[開催の趣旨]
 近年、面会交流に関する調停、審判事件は年々増加しており、面会交流についての社会的な関心も高まっています。親同士の紛争が激しいケースでは、互いに反発し合う感情が強く、面会交流の条件等について調整が難しいことも多く、また、子どもが親同士の紛争に巻き込まれて心情が不安定になっている場合も多く存在します。
 本来、面会交流は子どものための制度である以上、子どもの福祉に沿う形で、子どもの意向や心情を反映させた解決を図ることが望まれます。そこで、本シンポジウムでは、子ども中心の面会交流を実現するために大切なことは何か、子どもの意向をどのように汲み取り、反映させるべきか、面会交流の円滑な実現のためにどのような支援が考えられるか等、実りある面会交流について考えたいと思います。 
 
チラシから引用開始)
子どもの権利シンポジウム
実りある面会交流
~子どもの健やかな成長のために~
 
 
●日時 平成29年1月21日(土)
      午後1時30分開場
      午後2時開会~午後4時30分閉会予定
●開催場所 和歌山県民文化会館 3階特設会議室
         
和歌山市松原通1丁目1番地)

●プログラム
第1部 基調講演「面会交流は子どもの権利」
     講師 莚井 順子(むしろい・じゅんこ)弁護士(大阪弁護士会所属)
第2部 パネルディスカッション
 パネリスト 
  大阪弁護士会        
    莚井 順子 弁護士
  公益社団法人家庭問題情報センター 大阪ファミリー相談室
  元家庭裁判所調査官     
    武政 司郎 氏
  和歌山県子ども・女性・障害者相談センター
  子ども診療室 児童精神科医 
    松岡   円 医師
 コーディネーター
  和歌山弁護士会 子どもの権利委員会委員長
    沖本 易子
 

入場無料・予約不要
一時保育あります(無料、事前申込要。※平成29年1月10日まで。定員になり次第、締切となります。)

●主催 和歌山弁護士会
●後援 和歌山県和歌山市和歌山県教育委員会和歌山市教育委員会和歌山県社会福祉協議会和歌山市社会福祉協議会
●お問い合わせ・託児申込み先
 〒640-8144 和歌山市四番丁5番地(和歌山弁護士会
 TEL:073-422-4580 FAX:073-436-5322
(引用終わり)

面会交流シンポ・チラシ