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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

2/15「低周波音問題について考える」シンポジウム(和歌山弁護士会)のご案内

環境 行事
 今晩(2017年1月20日)配信した「メルマガ金原No.2697」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
2/15「低周波音問題について考える」シンポジウム(和歌山弁護士会)のご案内

 私は、和歌山弁護士会の会員として、会が主催するシンポジウムについては、極力このメルマガ(ブログ)でご紹介することにしてきました。最近では、明日(1月21日)開催される「子どもの権利シンポジウム 実りある面会交流~子どもの健やかな成長のために~」をご案内しています。
 そして、そこで「年度当初から準備を始めても、実際に開催するのは年明けの1月から3月にかけての年度末となることも少なくありません」と書いたとおり、明日の子どもの権利シンポが終わっても、まだあと2つ、和歌山弁護士会主催のシンポジウムが年度内(3月まで)に開かれます。
 今日はまず、来月(2月)15日に開催される「低周波音問題について考える」シンポジウムのご紹介です。
まずは、チラシ記載情報を転記します。

チラシから引用開始)
低周波音問題について考える
 
 「低周波音被害」という言葉を聞いて、何のことだろうと思われる方がほとんどだと思われます。
 近年、人工的に発生する低周波音によって健康を害している人がいることが明らかになりつつあります。しかしながら、低周波音被害に関する調査、研究及び対策が十分ではないというのが現状です。
 そこで、まず、市民の皆様に「低周波音被害」について知っていただきたく、本シンポジウムを企画いたしました。
 
◆基調講演「低周波音の基礎知識」
講師 小林 芳正(こばやし・よしまさ)氏(京都大学名誉教授)
◆パネルディスカッション「低周波音被害の実態とその救済」
パネラー
小林 芳正(こばやし・よしまさ)氏(京都大学名誉教授)
岸   秀行(きし・ひでゆき)氏(弁護士・大阪弁護士会
山本 浩貴(やまもと・ひろき)氏(弁護士・大阪弁護士会
今﨑 廣美(いまさき・ひろみ)氏(NPO法人STOP低周波音被害 会長)
松浦 攸吉(まつうら・ゆうきち)氏(風力発電の被害を考える会・わかやま 世話人代表)
コーディネーター
大饗 研策(おおあえ・けんさく)(和歌山弁護士会 公害対策・環境保全委員会委員長)
 
と き 2017年(平成29年)2月15日(水)
     開場:午後5時30分
     開演:午後6時
ところ 和歌山ビッグ愛 12階 1201号
     (135人収容可能)

●入場無料
●予約不要
 
主催 和歌山弁護士会(担当:公害対策・環境保全委員会)
お問い合わせ 
〒640-8144 和歌山市四番丁5番地(和歌山弁護士会
 TEL:073-422-4580
(引用終わり) 
 
 弁護士会が主催するシンポジウムは、ほぼ例外なく所管の委員会が準備を重ねて開催にこぎつけるものですが、弁護士会により、また同じ会でも委員会によって、それぞれ特徴的なシンポの開き方が見られることがあります。
 和歌山弁護士会の公害対策・環境保全委員会は、和歌山弁護士会の中の数ある委員会の中でも、その「特徴」が際立っています。
 過去、同委員会が準備して開催されたシンポジウムの一覧は、和歌山弁護士会ホームページに掲載されていますが、その中から、和歌山で開催された日本弁護士連合会や近畿弁護士会連合会が主催したシンポは除外して、和歌山弁護士会単独開催のシンポを抜き出してみましょう。
 
平成10年(1998年)10月17日(和歌山市民会館市民ホール)
 
「雑賀崎沖埋め立て問題」
平成14年(2002年)3月22日(きのくに志学メディアアートホール)
 「循環型社会をめざして」
平成16年(2004年)11月12日(御坊市民会館)
 「使用済み核燃料中間貯蔵施設の安全性を考える」
平成20年(2008年)2月29日(和歌山ビッグ愛)
 「スギ花粉症被害の実態とその対策を考える」
平成23年(2011年)1月27日(和歌山ビッグ愛)
 
再生可能エネルギーへの転換と推進」
平成25年(2013年)2月19日(和歌山ビッグ愛)
 
「食品摂取による内部被曝について考える」
平成27年(2015年)2月17日(和歌山ビッグ愛)
 「PM2.5と大気汚染について」
 
 開催間隔については、最近はほぼ2年ごととで固まってきたようですが、同委員会の「特徴」はそのこと自体ではありません。いつの頃からか、和歌山弁護士会公害対策・環境保全委員会では、いったん委員長に就任してしまうと、シンポジウムを開催してコーディネーターを務めぬ限り、委員長を交替させてもらえないという「不文律」が確立してしまったというのです。
 もちろん、こんなことは委員会規則に書いてあるはずはありませんし、私自身、平成元年に和歌山弁護士会に入会して以来、公害対策・環境保全委員会に配属されたことはただの一度もないため、本当にそういう「不文律」があるのかどうか確言しかねますので、あくまで「噂」というレベルで受け止めてください。
 
 さて、今回の「低周波問題について考える」です。先ほどご紹介した和歌山弁護士会のホームページには、「平成29年2月、「低周波音問題」のテーマでシンポジウムを開催する予定です。」と書かれていました。この「委員会活動報告」は、いずれの委員会も毎年5月に記事を更新することになっていますので、年度当初からテーマを確定し、準備を積み重ねてきたことが伺われます。
 是非、多くの方にご参加いただきたいと思います。
 
(参考サイト)
 以下には、テーマである「低周波音被害」を考える上で参考となるサイトをいくつかご紹介します。
 
◎私たち和歌山の人間にとって、「低周波音被害」といえば、まっさきに思い出すのは、この問題の我が国における第一人者であった医師の汐見文隆先生のお名前です。もしも汐見先生がお元気であれば、当然、基調講演をお願いしたところでしょうが、残念ながら、昨年の3月に92歳でお亡くなりになりました。
 幸い、晩年の汐見先生に「低周波音」について語っていただいた動画がYouTubeで公開されています。
低周波音公害と現在医療~汐見文隆~(15分)
 

◎基調講演をされる小林芳正氏(京都大学名誉教授)が書かれた「風力発電の副産物:超低周波音公害」という論文というには短く、学会発表用の抄録のような文章が見つかりました。あるいは、お名前の後ろに(京都支部)とありますので、日本科学者会議での発表資料かもしれません。
「風力発電の副産物:超低周波音公害」
 
◎上記小林先生の文章で紹介されている、風車騒音については「よく説明して理解してもらえ(我慢してもらえ)」という環境省の見解というのは、昨年2月に「中間とりまとめ」がなされた「風力発電施設から発生する騒音等への対応について」でしょうかね。
 あと、環境省が発行する低周波音についての手引書、事例集、マニュアル、パンフレット、Q&Aなどはこのページに集められています。
 
◎また、もう1つ、小林先生が紹介しておられる日本弁護士連合会の2013年の意見というのは以下の意見書です。
日本弁護士連合会「低周波音被害について医学的な調査・研究と十分な規制基準を求める意見書」(2013年12月20日)
 
◎パネラーの今﨑廣美さんが会長を務めておられる「NPO法人STOP低周波音被害」のホームページはこちらです。
 
◎もう1人のパネラーである松浦攸吉さんが世話人代表を務めておられる「風力発電の被害を考える会・わかやま」の公式ブログはこちらです。
 また、同会が制作したビデオ『風力発電の羽根の下で~和歌山における被害の実態~』もご紹介しておきます(53分)。2013年6月現在の和歌山における風力発電の状況と健康被害がまとめられています。

 
(弁護士・金原徹雄のブログから)
2013年1月18日
2/19開催予告「食品摂取による内部被曝について考える」(和歌山弁護士会)
2015年1月27日
予告2/17シンポジウム「PM2.5と大気汚染について~PM2.5とどうつきあうか~」(和歌山弁護士会)

低周波音公害シンポ・チラシ