今晩(2017年2月5日)配信した「メルマガ金原No.2714」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
「憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム(基調講演:森ゆうこ参議院議員)」2017年2月5日@和歌山市を振り返る
昨日の記事で予告した(かな?)とおり、昨日(2月4日)、和歌山市のアバローム紀の国で開催された「憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム」(同実行委員会主催)についてお伝えします。
2時間を超える内容をどうお伝えするか考えた結果、幸い昨日のうちにアップされた動画(撮影:小谷英治さん)をまずご紹介し、その流れに沿って、視聴のための目安の時間とともに、語られた項目を書き出すことにしました。こうすれば、皆さんが特に関心を持たれた項目について、動画の該当部分を直接視聴して確認していただく便宜になるのではと考えたからです。
昨日の記事で予告した(かな?)とおり、昨日(2月4日)、和歌山市のアバローム紀の国で開催された「憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム」(同実行委員会主催)についてお伝えします。
2時間を超える内容をどうお伝えするか考えた結果、幸い昨日のうちにアップされた動画(撮影:小谷英治さん)をまずご紹介し、その流れに沿って、視聴のための目安の時間とともに、語られた項目を書き出すことにしました。こうすれば、皆さんが特に関心を持たれた項目について、動画の該当部分を直接視聴して確認していただく便宜になるのではと考えたからです。
司会 金原徹雄
冒頭~ 開会挨拶 花田惠子さん
5分~ 来賓挨拶
動画なし 坂田隆徳さん(民進党和歌山県総支部連合会副代表、和歌山県第2区総支部長)
5分~ 雑賀光夫さん(日本共産党和歌山県議団団長)(ブログ)
23分~ 基調講演「新潟選挙でのたたかい」 森ゆうこさん(参議院議員)
23分~ 司会による森ゆうこ議員の経歴紹介「講師の森ゆうこ様のご経歴を簡単にご紹介しますと、森様は、新潟市のご出身。1999年に横越町(よこごしまち)町議会議員に当選され、その後、2001年7月の参議院議員選挙新潟県選挙区に自由党から出馬されて初当選。2期12年の間に文部科学副大臣も務められました。そして、昨年7月の参議院議員選挙新潟県選挙区では、市民連合とオール野党の民進党、共産党、生活の党と山本太郎となかまたち、社民党、新社会党、緑の党の推薦を得て大激戦の末に当選を果たされ、続く新潟県知事選挙では米山隆一(よねやま・りゅういち)候補の選挙対策本部長の重責を果たされました。森様にはこの「新潟ショック」と言われた「新潟選挙でのたたかい」をテーマにご講演をお願いしております。また、森様は現在、自由党参議院会長を務めておられます。」
25分~ 私の本籍は和歌山です(金原注:森さんのご主人は、私や豊田泰史弁護士と同じ和歌山県立桐蔭高校25期生であり、お2人の馴れ初めなども語られています)
28分~ 2016年・参院選新潟県選挙区でのたたかい
国家権力と森ゆうこの闘い(安倍首相は3度も新潟入りした)
合同選挙対策本部は作れなかった
各地域の連絡調整会議が地域の実情に応じた様々な創意工夫を
若い人たちの選挙参加/「ぼくたちの選挙プロジェクト」(ぼくセン)
愛媛県選挙区の永江孝子候補(惜敗)との違い
46分~ 新潟県知事選挙を選対本部長としてたたかって
泉田裕彦知事から「あとは頼む」と言われて
知事選挙は「絶対に勝てる」という自信があった
泉田知事に対する県民の熱烈な支持
「弔い合戦」は強い
民進党を排除せず
56分~ 自民党に勝てる!
自民党良識派は声を出せない(カジノ法そして共謀罪・・・)
憲法「改正」もお茶の子さいさい
目指すべきは政権交代
安倍首相も怖がっている
二階(俊博)さんを見習おう(何でも呑み込んで排除せず)
違いを言い立てるのではなく国民の生活を豊かにすることを結節点にして結集を
1時間06分~ シンポジウム「憲法と平和・原発・沖縄問題を考える」
1時間06分~ コーディネーターの堀内秀雄さん(和歌山大学名誉教授)からシンポジウムの趣旨説明「私たちは、日本及び和歌山の未来にとって、何よりも、市民の人権・個人の尊厳が尊重される社会でなければならないと確信しています。けれども、私たちを取り巻く現実の社会には、これまで考えられなかったような、憲法の基本原理を蔑ろにする風潮が蔓延し、そのことは「平和・原発・沖縄」などの諸問題に集中して表れています。私たちは、そのような問題意識から、今日ここに、森ゆうこ参議院議員をお招きし、新潟の経験、選挙の勝利から学びながら、和歌山でこれから何をなすべきかということを、各界各層のシンポジストを招いて、森議員のコメントをいただきながら、議論を進めてまいりたいと思います。」
1時間09分~ シンポジスト自己紹介
1時間09分~ 伊藤宏さん(和歌山信愛女子短期大学教授)
1時間11分~ 松永久視子さん(安保関連法に反対するママの会@わかやま)
1時間12分~ 服部涼平 さん(WAASA(和大有志の会))
1時間15分~ 森さんの講演から学んだことと質問したいこと
1時間16分~ 松永久視子さん
1時間17分~ 服部涼平さん
1時間18分~ 伊藤宏さん
1時間20分~ 森ゆうこさん
1時間28分~ それぞれの活動と思い
1時間28分~ 松永久視子さん
1時間39分~ 服部涼平さん
1時間49分~ 伊藤宏さん
2時間00分~ 私の決意と提案
2時間01分~ 伊藤宏さん
2時間04分~ 松永久視子さん
2時間06分~ 服部涼平さん
2時間10分~ 最後に
2時間10分~ 森ゆうこさん(市民と野党共闘の進め方、和歌山へのエール)
2時間16分~ 堀内秀雄さん(シンポジウムのまとめ)
23分~ 司会による森ゆうこ議員の経歴紹介「講師の森ゆうこ様のご経歴を簡単にご紹介しますと、森様は、新潟市のご出身。1999年に横越町(よこごしまち)町議会議員に当選され、その後、2001年7月の参議院議員選挙新潟県選挙区に自由党から出馬されて初当選。2期12年の間に文部科学副大臣も務められました。そして、昨年7月の参議院議員選挙新潟県選挙区では、市民連合とオール野党の民進党、共産党、生活の党と山本太郎となかまたち、社民党、新社会党、緑の党の推薦を得て大激戦の末に当選を果たされ、続く新潟県知事選挙では米山隆一(よねやま・りゅういち)候補の選挙対策本部長の重責を果たされました。森様にはこの「新潟ショック」と言われた「新潟選挙でのたたかい」をテーマにご講演をお願いしております。また、森様は現在、自由党参議院会長を務めておられます。」
25分~ 私の本籍は和歌山です(金原注:森さんのご主人は、私や豊田泰史弁護士と同じ和歌山県立桐蔭高校25期生であり、お2人の馴れ初めなども語られています)
28分~ 2016年・参院選新潟県選挙区でのたたかい
国家権力と森ゆうこの闘い(安倍首相は3度も新潟入りした)
合同選挙対策本部は作れなかった
各地域の連絡調整会議が地域の実情に応じた様々な創意工夫を
若い人たちの選挙参加/「ぼくたちの選挙プロジェクト」(ぼくセン)
愛媛県選挙区の永江孝子候補(惜敗)との違い
46分~ 新潟県知事選挙を選対本部長としてたたかって
泉田裕彦知事から「あとは頼む」と言われて
知事選挙は「絶対に勝てる」という自信があった
泉田知事に対する県民の熱烈な支持
「弔い合戦」は強い
民進党を排除せず
56分~ 自民党に勝てる!
自民党良識派は声を出せない(カジノ法そして共謀罪・・・)
憲法「改正」もお茶の子さいさい
目指すべきは政権交代
安倍首相も怖がっている
二階(俊博)さんを見習おう(何でも呑み込んで排除せず)
違いを言い立てるのではなく国民の生活を豊かにすることを結節点にして結集を
1時間06分~ シンポジウム「憲法と平和・原発・沖縄問題を考える」
1時間06分~ コーディネーターの堀内秀雄さん(和歌山大学名誉教授)からシンポジウムの趣旨説明「私たちは、日本及び和歌山の未来にとって、何よりも、市民の人権・個人の尊厳が尊重される社会でなければならないと確信しています。けれども、私たちを取り巻く現実の社会には、これまで考えられなかったような、憲法の基本原理を蔑ろにする風潮が蔓延し、そのことは「平和・原発・沖縄」などの諸問題に集中して表れています。私たちは、そのような問題意識から、今日ここに、森ゆうこ参議院議員をお招きし、新潟の経験、選挙の勝利から学びながら、和歌山でこれから何をなすべきかということを、各界各層のシンポジストを招いて、森議員のコメントをいただきながら、議論を進めてまいりたいと思います。」
1時間09分~ シンポジスト自己紹介
1時間09分~ 伊藤宏さん(和歌山信愛女子短期大学教授)
1時間11分~ 松永久視子さん(安保関連法に反対するママの会@わかやま)
1時間12分~ 服部涼平 さん(WAASA(和大有志の会))
1時間15分~ 森さんの講演から学んだことと質問したいこと
1時間16分~ 松永久視子さん
1時間17分~ 服部涼平さん
1時間18分~ 伊藤宏さん
1時間20分~ 森ゆうこさん
1時間28分~ それぞれの活動と思い
1時間28分~ 松永久視子さん
1時間39分~ 服部涼平さん
1時間49分~ 伊藤宏さん
2時間00分~ 私の決意と提案
2時間01分~ 伊藤宏さん
2時間04分~ 松永久視子さん
2時間06分~ 服部涼平さん
2時間10分~ 最後に
2時間10分~ 森ゆうこさん(市民と野党共闘の進め方、和歌山へのエール)
2時間16分~ 堀内秀雄さん(シンポジウムのまとめ)
2時間20分~ 閉会挨拶 豊田泰史さん
1日経ってシンポジウムの全体を振り返ってみました。さすがに、森ゆうこさんのお話は、激戦を勝ち抜いてきた者ならではの迫力と含蓄に満ちたもので、今後の和歌山での野党共闘の道筋を考える上でも、非常に有益な示唆を与えられたと思います。
それに、森さんの「本籍」が和歌山だったって、地元の人でもほとんど知らなかったでしょう?私自身、森さんの旦那さんが桐蔭高校の同級生だと知ったのは、つい最近のことなのですから。
それにしても、半日ご一緒しただけですが、森ゆうこさんは魅力的な方ですね。新潟での激戦を勝ち抜いた要因の相当部分は、森さんに惚れ込んだ(若い人たちやかつての対立陣営の人たちを含めた)支援者の頑張りが預かって力があったのではと思いました。
それに、森さんの「本籍」が和歌山だったって、地元の人でもほとんど知らなかったでしょう?私自身、森さんの旦那さんが桐蔭高校の同級生だと知ったのは、つい最近のことなのですから。
それにしても、半日ご一緒しただけですが、森ゆうこさんは魅力的な方ですね。新潟での激戦を勝ち抜いた要因の相当部分は、森さんに惚れ込んだ(若い人たちやかつての対立陣営の人たちを含めた)支援者の頑張りが預かって力があったのではと思いました。
第2部では、昨年の参院選和歌山県選挙区での闘いの同志であった松永久視子さんや服部涼平さんからも貴重な意見が伺えましたし、伊藤宏さんからも、共同通信記者として三重県や青森県で体験されたことなども含め、原発の抱える問題点についての指摘がありました。
もともと、「平和・原発・沖縄問題」というシンポジウムのテーマは、それぞれがとても重い問題で、こんな短い時間でまとまりがつくはずがなく、今後も追いかけるべき目標であることを確認できれば良しということでは?と私個人は考えていました。
もともと、「平和・原発・沖縄問題」というシンポジウムのテーマは、それぞれがとても重い問題で、こんな短い時間でまとまりがつくはずがなく、今後も追いかけるべき目標であることを確認できれば良しということでは?と私個人は考えていました。
同じ日に様々な企画が競合する中、それでも本シンポジウムに足を運んでくださった約100名の参加者の皆さまが、それぞれが、今後に向けた自分の行動の糧を持ち帰っていただければ、という主催者の願いが果たされたのであれば嬉しいのですが。
最後に一言。「原発報道の検証」と並んで伊藤宏さんがライフワークとされている「怪獣ゴジラとウルトラマンの研究」の成果をお伺いできるのではないかという、開会挨拶で花田惠子さんが表明された期待(会場にいた何人かも共有していたはずです)は、残念ながらかなえられませんでした。たしかに、昨日のシンポの流れの中で「ゴジラ」を持ち出すことは難しかったでしょうね。閉会後、会場の出口のところで伊藤さん、花田さんとお会いし、是非どこかの団体が企画して伊藤宏さんに「ゴジラと原発」をテーマにした講演をお願いしなければ、という話で盛り上がりました。いつ実現するか分かりませんが、是非ご期待ください。
※2012年9月23日ライブ@木村酒造屋敷跡
(弁護士・金原徹雄のブログから)
2017年1月17日
「憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム」@2/4アバローム紀の国(和歌山市)へのお誘い~森ゆうこ参議院議員を迎えて
2017年1月27日
伊藤宏さん(和歌山信愛女子短期大学教授)の論文「ゴジラが子どもたちに伝えたかったこと(2005年)」を読む(前編)
2017年1月28日
伊藤宏さん(和歌山信愛女子短期大学教授)の論文「ゴジラが子どもたちに伝えたかったこと(2005年)」を読む(後編)
2017年1月17日
「憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム」@2/4アバローム紀の国(和歌山市)へのお誘い~森ゆうこ参議院議員を迎えて
2017年1月27日
伊藤宏さん(和歌山信愛女子短期大学教授)の論文「ゴジラが子どもたちに伝えたかったこと(2005年)」を読む(前編)
2017年1月28日
伊藤宏さん(和歌山信愛女子短期大学教授)の論文「ゴジラが子どもたちに伝えたかったこと(2005年)」を読む(後編)
(付録)
『スマイル』 作詞・作曲:嶋田奈津子 演奏:ナツオ
『スマイル』 作詞・作曲:嶋田奈津子 演奏:ナツオ
※2012年9月23日ライブ@木村酒造屋敷跡