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羽柴修弁護士講演会「憲法をめぐる情勢と国民投票を意識した取り組み」から学ぶ

 今晩(2017年6月22日)配信した「メルマガ金原No.2851」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
羽柴修弁護士講演会「憲法をめぐる情勢と国民投票を意識した取り組み」から学ぶ

 今日は、事務所での執務を終えた後、和歌山市外の警察署に弁護している被疑者との接見に赴く必要があり、帰宅してからあれこれメルマガ(ブログ)の素材を探している時間がありません(よくあることですけど)。
 ということで、昨日から目を付けていた(?)IWJの動画をご紹介したいと思います。 厳密に言うと、IWJ兵庫が、この前の日曜日(6月18日)に神戸市中央区の神戸芸術センターで開催された集会(主催:壊すな憲法!いのちとくらし!市民デモHYOGO)を収録した約2時間の動画です。

これからの憲法運動交流会 ~羽柴修さん講演会「憲法をめぐる情勢と国民投票を意識した取り組み」ほか 2017.6.18
1分~ 主催者挨拶
12分~ 羽柴修弁護士 講演「憲法をめぐる情勢と国民投票を意識した取り組み」
1時間15分~ 各団体からの取組報告

 IWJ兵庫のアーカイブは、基本的には全編無償公開されているようで、上記動画も、どなたでも全編視聴できます(とはいえ、やはりIWJ会員登録をお勧めしたいですけど)。
 
 ところで、私がIWJ兵庫の上記動画に「目を付けた」のは、これからの私たちにとって緊急の課題になるはずのテーマが取り上げられていたから(憲法をめぐる情勢と国民投票を意識した取り組み)であると同時に、講師が弁護士の羽柴修先生だったからです。
 私が最後に羽柴先生にお目にかかったのは、多分、2013年11月3日、私も運営委員に名前を連ねる「守ろう9条 紀の川 市民の会」主催の「第10回 憲法フェスタ」で、「安倍政権は憲法をどう変えようとしているのか」と題した講演をしていただいた時だったはずです。
 その約半年前、やはり今回と同じIWJ兵庫によるユーストリーム中継をご紹介した私のメルマガ&ブログ(羽柴修弁護士講演「自民党改憲草案と秘密保全法」(憲法が危ない!3連続学習講座その2)/2013年5月12日)から一部抜粋して再掲します。

(抜粋引用開始)
 私が羽柴修先生に初めてお目にかかったのは、2005年5月13日、和歌山弁護士会館で憲法9条を守る和歌山弁護士の会が設立総会を開いた際、兵庫県弁護士9条の会・事務局長として羽柴先生が出席して来賓祝辞を述べられた時が最初で、その1年後、和歌山の2代目事務局長となった私が、「憲法9条を守る和歌山弁護士の会創立1周年記念誌『平和のうちに生きるために』」へのお祝いのメッセージの執筆を羽柴先生にお願いして以来、9条を守る運動の大先輩として、色々お世話になってきました。
 私自身は、既に憲法9条を守る和歌山弁護士の会の事務局長職を後進に譲りましたが、羽柴先生は、今も兵庫県弁護士9条の会と9条の心ネットワークの双方を切り盛りしておられるようです。
(引用終わり)

 それから4年、羽柴先生が今でも兵庫県弁護士9条の会と9条の心ネットワークの切り盛りをしておられるのか、それとも優秀な後進にバトンタッチを果たされたのかは未確認ですが、少なくとも、ご自身がなお第一線で活動されていることは確認できました。
 5月3日の安倍首相による「改憲メッセージ」以降、にわかに風雲急を告げてきた改憲問題。全国津々浦々で、早急に「臨戦態勢」を整える必要がある訳ですが、そのための参考となる点も多いと思い、ご紹介することにしました。
 

(付録)
『この島~憲法9条のうた~』 演奏:Crowfield