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「沖縄とともに生きる やんばるの生命の話」(10/14宮城秋乃さん講演と10/15親子自然観察会10/15)のご案内(主催:ゆいま~る和歌山)

 2017年9月22日配信(予定)のメルマガ金原.No.2943を転載します。なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
「沖縄とともに生きる やんばるの生命の話」(10/14宮城秋乃さん講演と10/15親子自然観察会10/15)のご案内(主催:ゆいま~る和歌山)
 
 今日も和歌山での企画案内をお送りします。参加が難しい遠方の方には「ごめんなさい」なのですが、日本各地でも同種の企画は可能で、現に開催されているところもあるようですから、まだのところはご参考に。
 
 この企画は、知り合いの松永久視子さんからお知らせいただいて知りました。松永さんは、「転勤ズ」のというか、「祈りの歌の会 みかんこ」のというか、「安保関連法に反対するママの会@わかやま」のというか、とにかくご紹介すべき肩書きがあり過ぎて、どれにしたらいいか分からないほど多方面で活躍されている方ですが、今度はそれに、「ゆいま~る和歌山」の、という肩書きが加わったようなのです。
 前置きはこれくらいにして、いただいたチラシ記載情報を転記します。
 
チラシから引用開始)
沖縄とともに生きる
やんばるの生命の話
 
2017年1014日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場/和歌山市中央コミュニティセンター 
      和歌山市三沢町1丁目2番地アクセス
 
オープニング演奏/森本商店 うた・三線ほか
講演/「やんばる高江・安波の生き物たち」
講師/宮城秋乃さん
      チョウ類研究者・日本鱗翅(りんし)学会会員
 
 地球儀をぐるりと回してみると、沖縄県と同じ緯度のところは、どこも乾燥地帯。
 湿潤で、生物多様性に満ちたやんばるの森は、奇跡と言うほかありません。
 この奇跡の森が壊されようとしています。
 生き物が好きでたまらない、若き昆虫(蝶)学者・宮城秋乃さんをお招きし、やんばるの素晴らしさと今を話していただきます。
 
主催/ゆいま~る和歌山
連絡先/和歌山市松原通3-20 県教育会館内 電話/073-423-2261
ゆいま~る和歌山は、沖縄に思いを寄せる活動を行っていきます。ただ今仲間募集中。
 
親子自然観察会
わんぱく公園園長・有本智さん、宮城秋乃さんといっしょに
定員10組(先着順)小雨決行・雨天中止
2017年1015日(日)10:00~11:30
海南市わんぱく公園(海南市大野中995-2)
昆虫が専門のお二人といっしょに。 
もち物:水筒、虫あみ・虫かご(あれば)
服装:長ズボン、スニーカーもしくは長靴
参加無料
お申し込み・お問合せは松永まで
メール:kokekumi86@yahoo.co.jp Tel:090-8481-0553
(引用終わり) 
 
 最初にこのチラシを拝見した時、講師の「宮城秋乃さん」というお名前はすぐにはぴんと来なかったのですが、「やんばる」「高江」「チョウ類研究者」というキーワード、そして背景の写真(多分、やんばるの森)を眺めていると、すぐに思い出した映画がありました。それは、今年の2月26日(日)、和歌山市勤労者総合センターで上映会が開かれた『いのちの森 高江』(謝名元慶福監督)というドキュメンタリー映画で、少し遅れて行った私は、満員の観衆とともに(多分立ち通しで)画面に見入っていたのですが、その中に登場した若きチョウ類研究者の女性「アキノ隊員」が、今回の講師・宮城秋乃さんということです。
※2月26日の上映会を告知した私のブログ
※「アキノ隊員」も登場する映画『いのちの森 高江』のプロモーションビデオ

 
 松永さんから、今回の講演会開催に至った経緯を説明するメールを送っていただいたのですが、最初の構想では、3月11日前後に開催している「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション」や5月3日開催の「HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama」の「沖縄版」を企画できないか?というところから検討が始まったらしいのですが、さすがにいきなり大規模なフェスタは難しいということで、第1回企画は講演会ということになったようです。
 その第1回の講師として、チョウ類研究者の宮城秋乃さんを招き、さらに講演会の翌日には、海南市のわんぱく公園で「親子自然観察会」も開くというところに、松永さんをはじめとする企画運営委員(と言うのでしょうか?伝え聞くお名前は、かねてよく存じ上げており、とても信頼できる方々ばかりです)の皆さんの、かねてから沖縄の基地問題について関心が高い層の人たちだけではなく、自然が好き、生き物が好き、という多様な人に関心をもって参加してもらいたいという熱い思いが感じられます。
 是非1人でも多くの方に広めていただき、会場がいっぱいになることを願っています。
 ただ、私にとって問題なのは、当日、12時半まで大阪市で抜けられない会議があることで、とても開演の14時には間に合わないということです(何とか後半だけでも参加できればと思うのですが)。
 
 以下、今回の企画の参考となるサイトをいくつかご紹介しておきます。当日までの「予習」にご活用ください。
 
(参考サイト)
※宮城秋乃さんの公式ホームページ。10月14日・15日の和歌山での企画についてもアップされています。
 
 
※このページに掲載された宮城秋乃さんのプロフィールを引用します。
(引用開始)
宮城秋乃 1978年生まれ 沖縄県浜比嘉島出身
沖縄県内の森林性のチョウの生態を研究。主に、沖縄県指定天然記念物のフタオチョウとアサヒナキマダラセセリ、準絶滅危惧種リュウキュウウラボシシジミ、生態不明種ミヤコホソコバネオオハナノミを調査。2011年の秋より、東村高江・国頭村安波の米軍ヘリパッド建設地周辺の生物分布と、ヘリパッド建設や米軍機の飛行が野生動物に与える影響を調査。2017年、新崎盛暉平和活動奨励基金で活動が評価され助成交付者に選ばれる。日本鱗翅学会・日本蝶類学会会員。
ブログ「アキノ隊員の鱗翅体験」http://akinotaiinnnorinshitaiken.ti-da.net/ で沖縄の昆虫、自然、環境問題、昆虫イベントのお知らせを配信中。
著書 「ぼくたち、ここにいるよ 高江の森の小さないのち」「浜比嘉島の昆虫」等
(引用終わり)