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「檻の中のライオン」講座in和歌山(2018年3月30日)開催!~楾大樹(はんどう・たいき)弁護士、いよいよ和歌山市に登場

 2018年3月10日配信(予定)のメルマガ金原.No.3102を転載します。
 
「檻の中のライオン」講座in和歌山(2018年3月30日)開催!~楾大樹(はんどう・たいき)弁護士、いよいよ和歌山市に登場
 
 去る2月17日(土)、全国で100回目、和歌山県では初の「檻の中のライオン」講座を開くため、広島弁護士会所属の楾大樹(はんどう・たいき)弁護士が橋本市を訪れ、午後と夜の2回、講演されました(第100回「檻の中のライオン」in 橋本のお知らせ(2018年2月17日/2018年2月2日)。
 この話を聞きつけ、和歌山市から駆け付けた私の知人が複数おり、そのうちの松永久視子さんが中心になって、「和歌山市でもやろう!」という計画が一気に具体化し、早くも3月30日(金)に実現する運びとなりました。
 
 実は、3月30日、楾(はんどう)弁護士は、午後2時から大阪府貝塚市で「檻の中のライオン講座」を行うことになっており(※イベントページ)、その前の午前9時30分~11時30分なら和歌山市で出来るだろうという、なかなかタイトなスケジュールの企画なのです。
 
 それでは、早速、松永さんから届いたばかりのチラシ記載情報を転記します。
 
(チラシから引用開始)
今一番 わかりやすい 憲法の話♪
「檻の中のライオン」講座 in和歌山
 
今、一番わかりやすい憲法の入門書として人気の「檻の中のライオン」。著者の楾(はんどう)弁護士が、はるばる広島から和歌山に来てくださいます!
パペットを使っての、かわいい!楽しい♪面白い憲法講座。ぜひごいっしょに。
 
2018年3月30日(金)9:30~11:30
 時間ぴったりに始めます。ご協力をお願いします。
会場:和歌山県勤労福祉会館 プラザホープ 3階 会議室1・2
    (和歌山市北出島1丁目5-47)
 
参加費:大人800円(高校生以下無料)
* 1家族につき1点、資料として憲法条文ファイルが必要です。(1点200円)
* お子様と一緒にご参加いただけます。
(講座の対象年齢は小学校高学年~を想定)
託児はありませんが、お子様連れの参加歓迎♪
 
【主催】檻の中のライオン@わかやま実行委員会
【申し込み・問合せ】
 檻の中のライオン@わかやま実行委員会 かみむら
  TEL:073:462-4861
  Mail:kokekumi86@yahoo.co.jp
(引用終わり)

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 チラシを読んでも、「事前申し込み必要」とは書かれていませんので、当日申し込みでも、席に余裕があれば受講可能だとは思いますが、出来れば事前に申し込んでおかれることをお勧めします。
 なお、3月30日の和歌山講座についてのFacebookイベントページも開設されており、
そちらからも参加申し込みができます。
 
 チラシには記載がないけれど、イベントページには記載されている情報を抜き出して引用しておきます。
 
(引用開始)
学校で習ったはずの「憲法」。
でも実はよくわからない…のではありませんか?
中学生向けの公民資料集に掲載された「檻の中のライオン」の著者 楾大樹先生がはるばる広島から來和。「ライオン」と「檻」をモチーフにわかりやすくお話しくださいます。
お話は色んなパペットも登場して、見てて面白い!聞いて納得!の憲法講座。まずは知る!ことから始めてみましょう~~
お子さん連れ歓迎です♬春休みの一日、ぜひご参加くださいね。
 
●講師プロフィール
楾 大樹(はんどう たいき)
弁護士、ひろしま民法律事務所所長。
1975年広島生まれ。
2002年司法試験合格。
2004年弁護士登録(広島弁護士会)。
2016年より、日弁連憲法問題対策本部委員。
「明日の自由を守る若手弁護士の会」所属。
 
参加申込:参加をポチっとしていただくか、個人的にメッセージをください。お問い合わせもメッセージで承ります。
著書、グッズなどの販売も行います。是非、お友達をお誘いの上、ご参加ください。
みなさまにお会いできるの、楽しみにしています♪
(引用終わり)
 
 ところで、1家族に1枚必ず購入しなければならない200円の「憲法条文ファイル」ですが、やはり2月17日の橋本市の講座に参加した方から見せていただいたところ、私がイメージしていたもの(以前日弁連が作った、普通のクリアファイルの両面にびっしり条文が印刷されただけのもの)とは大違いで、とても可愛く、200円出して「損した」という気分には絶対ならないと思います。ちなみに、クリアファイル以外にも、「檻の中のライオン」グッズとして、Tシャツ、缶バッジ、著者毛筆サイン入り本、紙芝居など、各種取りそろえて好評発売中だそうですが(楾弁護士のブログにそう書いてあります)、3月30日には、それらも(全部かどうかは分かりませんが)即売されるようです。
 
 何しろ平日の午前中ですから、参加できる方は限られているかもしれませんが、ちょうど春休み中ですから、小学生や中学校入学予定のお子さんをお持ちの方が親子連れで参加されることを主催者としては期待しているかもしれませんね。
 ご都合のつく方には是非お薦めしたいと思います。
 
 最後に一言。去る3月3日(土)、和歌山弁護士会の招きにより、海渡雄一弁護士が「安全保障法制、特定秘密保護法、いわゆる共謀罪法、憲法改正の動きなどから日本の今とこれからを考える」という長いタイトルの市民集会で講演されました。
 その際、和歌山弁護士会は、海渡先生の106枚に及ぶパワポ資料を全53ページの豪華カラーレジュメとして印刷して配布したのですが、そのタイトルに続く2枚目のボードには、海渡先生自身が2014年5月にドイツを訪問された際に撮影した写真が掲げられていました。そのボードのタイトルは「憲法は権力に対する鎖である」とあり、写真の下には、「ドイツ連邦行政裁判所(ライプチッヒ) 権力(ライオン)を縛り付ける鎖のレリーフ」という説明が添えられていました。
 権力をライオンにたとえ、その暴走・逸脱を縛り付けるものとして憲法を措定するという発想は、おそらくヨーロッパでも相当普遍的な捉え方なのではないかと思います。

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(参考サイトのご紹介)
法学館憲法研究所 今週の一言 2017年7月31日
憲法がわかるおはなし「檻の中のライオン」 楾 大樹さん(弁護士)
 
『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』 楾大樹(はんどう・たいき)著
かもがわ出版/2016年6月刊/1300円+税
試し読み
 
2018.02.06「NO WAR KITAKU ACTION」: 憲法紙芝居『檻の中のライオン』(9分34秒)