2018年4月5日配信(予定)のメルマガ金原No.3108を転載します。
既にチラシも作り、本格的な広報を開始してから相当期間経過した今頃になって会場を変更することなど、普通では「あり得ない」ことなのですが、今回ばかりはやむを得ないと判断しました。
4月27日(金)午後6時から、和歌山県勤労福祉会館プラザホープ4階ホールで開催すると予告していた青法協憲法記念行事・憲法を考える夕べ「これからの日本 憲法と教育の危機」(講師:前川喜平氏、寺脇研氏、コーディネーター:堀内秀雄氏、主催:青年法律家協会和歌山支部)の会場を、急遽、和歌山県民文化会館大ホール(和歌山市小松原通1丁目1番地)に変更することになりました。
プラザホープでの開催ということがかなり浸透した段階での変更であり、当日、会場の変更に気がつかずにプラザホープに来られる方を極小化するため、主催者としても最大限の努力を払いたいと思いますが、皆さま方も、何卒この情報を広めていただきたく、よろしくお願い致します。
キャパ360席のプラザホープから、キャパ2,000席の和歌山県民文化会館大ホールに会場を移したことにより、せっかく来ていただいたのに入場をお断りしなければならないかもしれない、という心配はなくまりました(和歌山の人口から考えて、2,000席であふれることはないでしょう)。
私自身「プラザホープでは収容し切れない」という見通しをつけた段階から、広報は控え目にしていましたが、これでそのような配慮をする必要はなくなりました。
予約不要、入場無料です。今からでも周囲の方に声をおかけいただき、お誘い合わせの上是非ご来場ください。よろしくお願いします。
(引用開始)
2018年4月5日
緊急のお知らせ
憲法を考える夕べ(4/27)会場の変更について
支部長 丸 山 哲
青年法律家協会和歌山支部は、日本国憲法の理念を弁護士活動に活かすための活動の一環として、「憲法を考える夕べ」を1984年から毎年開催してきており、今年は、来る4月27日(金)午後6時から、「これからの日本~憲法と教育の危機~」というテーマで、元文部官僚の前川喜平氏と寺脇研氏にご講演いただくとともに、第2部では、堀内秀雄氏(和歌山大学名誉教授)をコーディネーターとしてディスカッションを行い、議論を深めていただく予定です。
さて、昨年来の加計学園問題についての勇気ある発言をきっかけとして、全国で行われている前川喜平氏の講演会には、主催者の想定をはるかに超える多数の聴衆が詰めかけ、会場キャパを大きく上回る事例が続出していました。
その上、先月半ばには、前川氏が名古屋の市立中学校で行った特別授業(講演)に対し、自民党文部科学部会役員を務める議員から照会を受けた文科省が、名古屋市教育委員会に執拗な照会を行っていたことが発覚し、教育への文科省の不当な介入であるとして、国会でも大きく取り上げられるなど、再び前川氏の動向に注目が集まることとなりました。このため、従来にも増して各地での前川氏講演会には多くの聴衆が詰めかける事態となっています。
当支部・憲法を考える夕べについても、県外から、そして新宮などの県内遠隔地からも問い合わせが殺到しており、当初会場として予約していた和歌山県勤労福祉会館プラザホープ4階ホールでは収容し切れないことがほぼ確実な情勢となってきました。その上、当日は混雑を予想して、早くから会場前に来場者が並び出すことは確実ですが、同会館の構造などから考えると、相当な混乱が生じる可能性が高く、万一にも転倒事故などが生じることのないようにするためには、収容能力に余裕のある会場に場所を移すしかないとの結論に達し、プラザホープのご理解も得た上で、和歌山県民文化会館大ホール(キャパ2000席)で今年の「憲法を考える夕べ」を開催することとし、同ホールの予約も完了しました。
開場時刻、開演時刻などに変更はなく、会場のみ和歌山県民文化会館大ホールに変更することになります(開催概要は下記のとおりです)。
関係者の皆さまには、上記事情をご賢察の上、会場変更の周知のためのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
記
日時 2018年4月27日(金)午後6時00分~(開場5時30分)
会場 和歌山県民文化会館大ホール
コーディネーター 堀内秀雄氏(和歌山大学名誉教授)
入場無料、予約不要
連絡先 あすか綜合法律事務所(豊田泰史) 電話073-433-3980
(引用終わり)
以下に、会場の変更を反映させたチラシの改訂ヴァージョンの内容を転記します。
(チラシ記載情報から引用開始)
政治と行政の歪みを追及してきた前川喜平と寺脇研が熱く語る!
これからの日本 憲法と教育の危機
日時 2018年4月27日(金)開場:午後5時30分 開演:午後6時00分
場所 会場が変更になりました!
和歌山県民文化会館 大ホール
入場無料(予約不要)
第1部
講演① 前川喜平(まえかわ・きへい)氏
1955年1月 奈良県御所市生まれ。
1963年7月から東京で育つ。
1979年3月 東京大学法学部卒業、同年4月文部省に入省。
講演② 寺脇 研(てらわき・けん)氏
1952年7月 福岡県生まれ。
1975年3月 東京大学法学部卒業、同年4月文部省入省。
著書:『中学生を救う30の方法』(講談社)、『21世紀の学校はこうなる』(新潮OH!文庫)、『格差時代を生きぬく教育』(ユビキタ・スタジオ)、『それでも、ゆとり教育は間違っていない』(扶桑社)、『「官僚」がよくわかる本』(アスコム)、『文部科学省』(中公新書ラクレ)、『これからの日本、これからの教育』(ちくま新書・共著)他多数
第2部
ディスカッション
前川喜平氏
寺脇 研氏
コーディネーター 堀内秀雄(ほりうち・ひでお)氏(和歌山大学名誉教授)
問い合わせ先
和歌山市六番丁24番地 ニッセイ和歌山ビル11階
電話073-433-3980
あすか綜合法律事務所(豊田泰史)
(引用終わり)
最後に、青法協和歌山支部の翌々日、4月29日(日)午後1時30分から、岐阜県高山市で開催される「前川喜平さん講演会inひだ 子どもたちの未来のために~誰もが幸せに生きていける学校・社会・世界を~」の会場も、当初予告していた高山市民会館小ホール(399席)から大ホール(1,284席)に変更したそうです。和歌山県民文化会館大ホールの2,000席は広過ぎるかと思ったのですが、高山市の情報に接し、「ちょうどいいかも」などと思っています。
さらに別のFacebook友達から入ってきた情報によると、和歌山市と高山市のあいだの4月28日(土)、前川さんは大阪府茨木市で「歪められる『道徳教育』~復活する教育勅語~」という演題で講演されるとか。
飄々とした人柄と受け止められている前川さんですが、このスケジュールを見ると、相当の覚悟をもって講演行脚されているのだろうな、と思います。
(弁護士・金原徹雄のブログから/前川喜平氏関連)
2017年6月2日
前川喜平前文部科学事務次官の記者会見&インタビュー動画を視聴する
2017年7月22日
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