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番組予告「フジヤン、94歳~ある助産師の伝言(仮)」(2018年7月29日@MBSドキュメンタリー映像'18)

 2018年7月6日配信(予定)のメルマガ金原No.3200を転載します。
 
番組予告「フジヤン、94歳~ある助産師の伝言(仮)」(2018年7月29日@MBSドキュメンタリー映像'18)
 
 和歌山県田辺市助産師・坂本フジヱさんが、「日本最高齢の助産師」と、いつ頃から呼ばれるようになったのか詳らかにしませんが、少なくとも、私が坂本さんの存在を知った当初から、「日本最高齢の助産師」であったことは間違いありません。
 
 私自身は、坂本さんにお目にかかったことはないのですが、パソコンの中の動画や、映画上映会のスクリーン上で、坂本さんのお姿やお話に接する機会は何度かありました。
 特に、東条雅之さんが撮影された以下の2本の動画は是非ご覧になっていただきたいと思います。
 最初の1本は、2014年7月13日(日)、田辺市万呂公民館で開催された「“9条ママnetキュッと”結成記念おはなし会」での坂本さんの講演「平和でこその命」です。坂本さんのこれだけまとまった講演動画は他に見当たらず(私は見つけられませんでした)、非常に貴重なものだと思います。
 もう1本は、東条雅之監督の映画『祝福(いのり)の海』予告編で、その冒頭部分(本編でも冒頭部分です)20秒~55秒に坂本フジヱさんが登場します。本編では赤ちゃんを取り上げるシーンそのものが映し出されますが、予告編にはありません。この出産シーンを撮影できたことについて、東条監督自身がブログにその「感激」を綴っておられます(いのちの奇跡のものがたり/2014年1月18日)。
 
91歳現役の助産師 坂本フジヱさんのお話 「平和でこその命」 2014.7.13(1時間10分)
 
映画「祝福(いのり)の海」 予告編(3分53秒)
 
 さて、そのような坂本フジヱさんですが、坂本助産所のホームページを見ても、最近はあまり更新されていないようでしたが、変わらず、赤ちゃんを取り上げ続けておられるようで、今月のMBSドキュメンタリー映像'18で坂本さんを取材した番組が放送されるという予告が番組ホームページに掲載されていました。
 
毎日放送 2018年7月30日(月)午前0時50分~1時50分(29日深夜)
MBSドキュメンタリー映像'18「フジヤン、94歳~ある助産師の伝言(仮)」
(番組案内から引用開始)
22歳で助産師になり73年、取り上げた赤ちゃんの数は4000人以上。坂本フジヱさん、94歳。子供の頃から親しみを込めて「フジヤン」と呼ばれてきた。いまも和歌山県田辺市助産所を営む日本最高齢の助産師だ。ガラガラと引き戸を開けると、テレビのある居間がひとつ、その奥に簡単な診察室がある。フジヤンの助産所に特別なものは何ひとつない。「お産は特別ななものでなく、自然なもの」。そのポリシーが、シンプルな助産所の構えから伝わる。「陣痛は赤ちゃんの言葉やから、その思いに任せたらいい。早く出したいからって、すぐ促進剤打つのは、あんまり良くない。赤ちゃんが、子宮から産道を通って、お母さんと一緒に頑張って世の中に出てくる。その達成感は、赤ちゃんに一生続くんや。もちろん何かあれば、医療が必要やけど…」。近所の家で産むような感覚を求めて、東京から訪れる妊婦もいる。
 番組では、フジヤンのもとに分娩だけでなく、育児相談に訪れる人たちの話にも耳を傾ける。核家族化が進んだいま、インターネット情報の氾濫が、親たちを悩ませる原状。そして、最高齢の助産師として「生」を見つめ続けるフジヤンの日々を通して、出産とは、子育てとはなにか、を考える。
(引用終わり)
 
 坂本フジヱさんを取材した番組としては、過去にも「情熱大陸」などが話題を呼びましたが、「映像」のスタッフが、今回はどのような切り口で番組作りをしているのか、とても興味深く楽しみです。
 皆さんにも視聴をお奨めしたいと思います。
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/坂本フジヱさん関連)
2014年1月18日
いのちの誕生
2014年6月19日
“9条ママnetキュッと”結成記念おはなし会(坂本フジヱさんをお招きして 7/13@田辺市)へのお誘いと今後への期待
2014年7月18日
91歳の助産師 坂本フジヱさんが地元田辺で語った「平和でこその命」(7/13“9条ママnetキュッと”結成記念おはなし会)